〜インタビュー前半〜 |
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→インタビュー後半(次のページ)
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●スタジオ
松本:『第8回市民フェスタおおさか』では、会場が、『こどものまち』、『すこやかのまち』、『うまいもんのまち』、『つながりのまち』、『やすらぎのまち』という五つのゾーンに分かれ、それぞれ色の違うアドバルーンが上がっていました。
藤原:黄色のアドバルーンの『こどものまち』は、子どもたちの遊び場という感じで、たこあげやスピードガン、だるま落としなど、いろいろな遊びのコーナーがありましたね。
松本:なかなかこれは子どもたちに好評でしたね。そして、『うまいもんのまち』、『つながりのまち』、『やすらぎのまち』は、いろいろな団体のブースがずらーっと並び、『すこやかのまち』では、車椅子の体験コーナーやミニ地下鉄など、体験できるスペースというのもたくさんありました。
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会場の上空には色とりどりのアドバルーンが
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藤原:ステージもあり、アマチュアのロックバンドや歌体操など、いろいろとバリエーション豊かなパフォーマンスが繰り広げられていました。
松本:いろいろなところでいろいろな企画をやっていましたね。そんな会場を、藤原さんと一緒に回ったり、別々に取材をしてきたりしました。大阪城公園駅のほうから入ると、入り口に『やすらぎのまち』があり、そこで、いきなり「これは何?この団体は何をやっているんだろう?」というのがありました。それが『ブリーズイン』という団体のブースで、体験も兼ねて、お話を伺ってきました。
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松本:こちらのブースの名前は、『ブリーズイン』。“気”の体験コーナーというようなことでしょうか。
藤原:何でしょうね?
松本:1回500円で体験できるということですが、普段はどういう活動をされているのか、こちらの責任者の方に、お話を聞いてみたいと思います。『ブリーズイン』というのは、どういう意味ですか?
坂口:『ブリーズイン』は、息を吸うということです。全ては呼吸が基本だと思うんですね。宇宙の全てのいいエネルギーを吸うという意味で、名前を付けました。
松本:“気”、“呼吸”ということですが、これは簡単に体験できるものなんですか?
坂口:気付いていないだけで、“オーラ”というのは誰でも持っているものです。
松本:私たちでも、一応、出てることは出てるんですか?
坂口:ええ。みなさん出ています。
松本:どこに?
藤原:それ、見えてるんですか?
坂口:空気と同じようなことで、全てのものに、それを包んでる膜というか、“オーラ”というか、“気”の膜があるんですね。
松本:じゃあ今日、初めて体験しても、気付く場合があるわけですね?
坂口:ええ。敏感な人だったら、すぐです。
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『ブリーズイン』代表の
坂口直美(さかぐち なおみ)さん
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ものすごく集中しています。
何だか近寄りがたい雰囲気…
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藤原:鈍感な人は?
坂口:鈍感な人でも頑張れば、集中すれば…。
松本:頑張れば、努力すれば分かりますか。
坂口:とにかく、意識を集中すればするほど、“気”というのは感じるようになるんです。
藤原:コツは集中することなんですね。
松本:では、集中力のない藤原さんにやってもらいましょうか。
藤原:自信ないですけど、やってみたいですね。
坂口:はい。では、座って、あぐらをかいてもらっていいですか?
松本:ござが敷いてあります。今、二人が、あぐらをかいて向かい合っています。
坂口:では、まず手をこすってください。肩の力を抜いて、少し手を…。
松本:(ひそひそ声で)手をこすり合っています。向かい合って、手をすり合わせて、何やら、心和む音楽が流れています。これだけの集中力が番組の放送の時にもあればいいなと、つくづく思う松本でございます。
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●スタジオ
藤原:どういうことですか、松本さん。そんなことをおっしゃっていたとは!
松本:邪魔になるので、僕は今言った一言で、すっと引いて、ちょっと遠くから見ていたんですが、20〜30分体験してましたね。
藤原:目を閉じて先生のおっしゃる通りに体を動かすのですが、その流れに任せていると、いつの間にか手が、自分の思っていないところで動いているんですよ。不思議な体験で、だんだん手と手の間に何かが生まれてきて、それが大きくなったり小さくなったり…。
松本:両手を10cmか20cmぐらい広げて、その間に一生懸命、何かを見てるという感じでしたね。
藤原:どちらかというと、指先に集中して、目を閉じたほうが私は集中しやすかったので、目を閉じたり、薄目を開けて確認をしたりしていました。先生と向かい合って、先生と一緒に、お互いの“気”を合わせたりもしました。だんだん“気”が大きくなっていくのを、感じるんですよね。
松本:ちゃんと感じていたわけですね。
藤原:見えないのに、感じてるんですよ。本当にすごく不思議な体験をさせてもらいました。
松本:集中している二人の姿を見ていると、あの騒々しい環境の中で集中できるのがすごいなと、まず思いました。
藤原:全てのものに“気”、“オーラ”があるということを感じさせてもらって、本当に人はつながってるんだなって思いましたね。
松本:なかなかいい体験というか、すごい体験でしたね。我々はもう、次のブースへ行こうかーっていう話をしているのに、一生懸命“気”の世界に入ってましたもんね。
藤原:この後は松本さんと別れ、一人で、『こどものまち』のゾーンに行ってみました。お聞きください。
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藤原:こちらでは『大声コンテスト』が行われています。小学生くらいの子どもさんがマイクを持って、何やら叫んでいます。
子ども1:あーーーーーーーーーーっ!
藤原:長いですね。うわっ、すごい。72点ですね。
女性:72点、すごいね。
子ども2:おじいちゃーん、ゲーム買ってぇー!
藤原:おねだりコンテストになりましたね(笑)。
女性:この頃、広場が町の中にあまりないから、今日は、ここで思いっきり叫んで、走り回ってもらったらいいんじゃないかと思っています。
藤原:本当ですね。これは、子どもさんしか参加できないんですね。
女性:子どもさんのコーナーだからね。
藤原:でも、ちょっと特別に参加させてもらってもいいですか?
女性:1回やってみて。
藤原:ありがとうございます。
女性:びっくりするほど、出してね。
藤原:いきます。ピピッと〜おおさか〜〜!
女性:23点。
藤原:駄目ですね、私。
女性:子どもさんは70点出したよ。
藤原:本当ですね。子どもさんは、まだまだ若いってことですかね!
女性:そういうことね!
藤原:続いて、『うまいもんのまち』にやって来ました。いろいろなおいしいにおいが漂っています。こちらでは、肉まんのようなものが置いてありますね、これは何ですか?
齋藤:モンゴルの家庭料理、“ボウズ”というものを売っています。
藤原:肉まんをちょっと小さく、コンパクトにしたような感じですね。
齋藤:中味のお肉は、マトンを使っています。
藤原:マトンってことは羊?
齋藤:羊のお肉をミンチ状にして、メリケン粉をこねたもので包んでるんですね。モンゴル人の奥様が作ってくださったんですよ。何百個も作って冷凍して、今日のために用意してくださったもので、それをここで蒸してます。
藤原:どんな味がするのかちょっと食べてみたいですね。三つで200円です。では、いただきまーす。
(試食して)うん!小龍包みたいにお汁がじゅわーっと出てきますね。
齋藤:おいしいでしょ!
藤原:このお汁がもったいないから、一口で食べないと駄目ですね。また、この中のマトンもあっさりしてます。
齋藤:おいしいでしょう。この味付けにはモンゴルの岩塩が使ってあるんですよ。
藤原:うーん、これは、もっと食べたいですね。もう1セット欲しいです。
●スタジオ
松本:“藤原宏美のストレス解消のコーナー”みたいですね。大声あげて、お腹がすいたらご飯を食べてっていうね。
藤原:『こどものまち』では、他にもポケットゴルフ、ストライクボード、たこあげなどを、『大阪市ボランティア情報センター』の方が開催されていました。
松本:たこあげ、やってましたね。
藤原:やってたでしょう?なんだか、お正月の気分で。
松本:なかなか、大阪市内で、たこあげができる広い場所ってないですからね。
藤原:また、『うまいもんのまち』では、“ボウズ”を初めて食べました。
松本:今の説明を聞いていると、中にマトンが入っていて、何かでくるんであるんですね。どういう感じですか?豚まんの感じ?それともシュウマイ?ギョーザ?
藤原:どれでもないですね。ちょうど中間ぐらいです。皮は、しっかり練ってあるので、ちょっと分厚い。固くはないのですが、わりと食感がしっかりしてました。そして、味付けにモンゴルの『蒙古おろし』という3億5千年前の塩を使っているのですが、またそれが美味なんですよね。
松本:岩塩ですもんね。
藤原:もう本当においしかった!
松本:おいしいもん見つけてくるのは早いね。
藤原:その後は、前にもこの番組に出ていただいたことのある、もず唱平(しょうへい)さんがいらっしゃったのでお話を聞いてみました。
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『大声コンテスト』会場
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(→インタビュー後半)
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