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たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2006年10月28日(土)放送

五つのゾーンに分かれて、
170もの団体が参加
大阪の元気があふれる2日間。
〜『第8回市民フェスタおおさか』〜

10月21日・22日の2日間、大阪城公園・太陽の広場で、『第8回市民フェスタおおさか』が開催されました。ボランティア団体やNPO法人など、市民活動をされているみなさんや、社会貢献活動をしている企業や労働組合など、およそ170の団体が参加しました。今回はその『第8回市民フェスタおおさか』の様子をご紹介いたします。


〜インタビュー前半〜
→インタビュー後半(次のページ)


●スタジオ

松本:『第8回市民フェスタおおさか』では、会場が、『こどものまち』、『すこやかのまち』、『うまいもんのまち』、『つながりのまち』、『やすらぎのまち』という五つのゾーンに分かれ、それぞれ色の違うアドバルーンが上がっていました。

藤原:黄色のアドバルーンの『こどものまち』は、子どもたちの遊び場という感じで、たこあげやスピードガン、だるま落としなど、いろいろな遊びのコーナーがありましたね。

松本:なかなかこれは子どもたちに好評でしたね。そして、『うまいもんのまち』、『つながりのまち』、『やすらぎのまち』は、いろいろな団体のブースがずらーっと並び、『すこやかのまち』では、車椅子の体験コーナーやミニ地下鉄など、体験できるスペースというのもたくさんありました。

会場の上空には色とりどりのアドバルーンが



藤原:ステージもあり、アマチュアのロックバンドや歌体操など、いろいろとバリエーション豊かなパフォーマンスが繰り広げられていました。

松本:いろいろなところでいろいろな企画をやっていましたね。そんな会場を、藤原さんと一緒に回ったり、別々に取材をしてきたりしました。大阪城公園駅のほうから入ると、入り口に『やすらぎのまち』があり、そこで、いきなり「これは何?この団体は何をやっているんだろう?」というのがありました。それが『ブリーズイン』という団体のブースで、体験も兼ねて、お話を伺ってきました。



松本:こちらのブースの名前は、『ブリーズイン』。“気”の体験コーナーというようなことでしょうか。

藤原:何でしょうね?

松本:1回500円で体験できるということですが、普段はどういう活動をされているのか、こちらの責任者の方に、お話を聞いてみたいと思います。『ブリーズイン』というのは、どういう意味ですか?
坂口:『ブリーズイン』は、息を吸うということです。全ては呼吸が基本だと思うんですね。宇宙の全てのいいエネルギーを吸うという意味で、名前を付けました。

松本:“気”、“呼吸”ということですが、これは簡単に体験できるものなんですか?
坂口:気付いていないだけで、“オーラ”というのは誰でも持っているものです。

松本:私たちでも、一応、出てることは出てるんですか?
坂口:ええ。みなさん出ています。

松本:どこに?

藤原:それ、見えてるんですか?
坂口:空気と同じようなことで、全てのものに、それを包んでる膜というか、“オーラ”というか、“気”の膜があるんですね。

松本:じゃあ今日、初めて体験しても、気付く場合があるわけですね?
坂口:ええ。敏感な人だったら、すぐです。

『ブリーズイン』代表の
坂口直美(さかぐち なおみ)さん

ものすごく集中しています。
何だか近寄りがたい雰囲気…



藤原:鈍感な人は?
坂口:鈍感な人でも頑張れば、集中すれば…。

松本:頑張れば、努力すれば分かりますか。
坂口:とにかく、意識を集中すればするほど、“気”というのは感じるようになるんです。

藤原:コツは集中することなんですね。

松本:では、集中力のない藤原さんにやってもらいましょうか。

藤原:自信ないですけど、やってみたいですね。
坂口:はい。では、座って、あぐらをかいてもらっていいですか?

松本:ござが敷いてあります。今、二人が、あぐらをかいて向かい合っています。
坂口:では、まず手をこすってください。肩の力を抜いて、少し手を…。

松本:(ひそひそ声で)手をこすり合っています。向かい合って、手をすり合わせて、何やら、心和む音楽が流れています。これだけの集中力が番組の放送の時にもあればいいなと、つくづく思う松本でございます。



●スタジオ

藤原:どういうことですか、松本さん。そんなことをおっしゃっていたとは!

松本:邪魔になるので、僕は今言った一言で、すっと引いて、ちょっと遠くから見ていたんですが、20〜30分体験してましたね。

藤原:目を閉じて先生のおっしゃる通りに体を動かすのですが、その流れに任せていると、いつの間にか手が、自分の思っていないところで動いているんですよ。不思議な体験で、だんだん手と手の間に何かが生まれてきて、それが大きくなったり小さくなったり…。

松本:両手を10cmか20cmぐらい広げて、その間に一生懸命、何かを見てるという感じでしたね。

藤原:どちらかというと、指先に集中して、目を閉じたほうが私は集中しやすかったので、目を閉じたり、薄目を開けて確認をしたりしていました。先生と向かい合って、先生と一緒に、お互いの“気”を合わせたりもしました。だんだん“気”が大きくなっていくのを、感じるんですよね。

松本:ちゃんと感じていたわけですね。

藤原:見えないのに、感じてるんですよ。本当にすごく不思議な体験をさせてもらいました。

松本:集中している二人の姿を見ていると、あの騒々しい環境の中で集中できるのがすごいなと、まず思いました。

藤原:全てのものに“気”、“オーラ”があるということを感じさせてもらって、本当に人はつながってるんだなって思いましたね。

松本:なかなかいい体験というか、すごい体験でしたね。我々はもう、次のブースへ行こうかーっていう話をしているのに、一生懸命“気”の世界に入ってましたもんね。

藤原:この後は松本さんと別れ、一人で、『こどものまち』のゾーンに行ってみました。お聞きください。



藤原:こちらでは『大声コンテスト』が行われています。小学生くらいの子どもさんがマイクを持って、何やら叫んでいます。
子ども1:あーーーーーーーーーーっ!

藤原:長いですね。うわっ、すごい。72点ですね。
女性:72点、すごいね。

子ども2:おじいちゃーん、ゲーム買ってぇー!

藤原:おねだりコンテストになりましたね(笑)。
女性:この頃、広場が町の中にあまりないから、今日は、ここで思いっきり叫んで、走り回ってもらったらいいんじゃないかと思っています。

藤原:本当ですね。これは、子どもさんしか参加できないんですね。
女性:子どもさんのコーナーだからね。

藤原:でも、ちょっと特別に参加させてもらってもいいですか?
女性:1回やってみて。

藤原:ありがとうございます。
女性:びっくりするほど、出してね。

藤原:いきます。ピピッと〜おおさか〜〜!
女性:23点。

藤原:駄目ですね、私。
女性:子どもさんは70点出したよ。

藤原:本当ですね。子どもさんは、まだまだ若いってことですかね!
女性:そういうことね!

藤原:続いて、『うまいもんのまち』にやって来ました。いろいろなおいしいにおいが漂っています。こちらでは、肉まんのようなものが置いてありますね、これは何ですか?
齋藤:モンゴルの家庭料理、“ボウズ”というものを売っています。

藤原:肉まんをちょっと小さく、コンパクトにしたような感じですね。
齋藤:中味のお肉は、マトンを使っています。

藤原:マトンってことは羊?
齋藤:羊のお肉をミンチ状にして、メリケン粉をこねたもので包んでるんですね。モンゴル人の奥様が作ってくださったんですよ。何百個も作って冷凍して、今日のために用意してくださったもので、それをここで蒸してます。

藤原:どんな味がするのかちょっと食べてみたいですね。三つで200円です。では、いただきまーす。
(試食して)うん!小龍包みたいにお汁がじゅわーっと出てきますね。
齋藤:おいしいでしょ!

藤原:このお汁がもったいないから、一口で食べないと駄目ですね。また、この中のマトンもあっさりしてます。
齋藤:おいしいでしょう。この味付けにはモンゴルの岩塩が使ってあるんですよ。

藤原:うーん、これは、もっと食べたいですね。もう1セット欲しいです。



●スタジオ

松本:“藤原宏美のストレス解消のコーナー”みたいですね。大声あげて、お腹がすいたらご飯を食べてっていうね。

藤原:『こどものまち』では、他にもポケットゴルフ、ストライクボード、たこあげなどを、『大阪市ボランティア情報センター』の方が開催されていました。

松本:たこあげ、やってましたね。

藤原:やってたでしょう?なんだか、お正月の気分で。

松本:なかなか、大阪市内で、たこあげができる広い場所ってないですからね。

藤原:また、『うまいもんのまち』では、“ボウズ”を初めて食べました。

松本:今の説明を聞いていると、中にマトンが入っていて、何かでくるんであるんですね。どういう感じですか?豚まんの感じ?それともシュウマイ?ギョーザ?

藤原:どれでもないですね。ちょうど中間ぐらいです。皮は、しっかり練ってあるので、ちょっと分厚い。固くはないのですが、わりと食感がしっかりしてました。そして、味付けにモンゴルの『蒙古おろし』という3億5千年前の塩を使っているのですが、またそれが美味なんですよね。

松本:岩塩ですもんね。

藤原:もう本当においしかった!

松本:おいしいもん見つけてくるのは早いね。

藤原:その後は、前にもこの番組に出ていただいたことのある、もず唱平(しょうへい)さんがいらっしゃったのでお話を聞いてみました。


『大声コンテスト』会場

何でも好きなことを叫んで!
子どもたちは高得点を連発

結構大きな声を出してる
つもりなんですが…

だるま落とし会場
『こどものまち』の様子

NPO法人
『モンゴルパートナーシップ研究所』
事務局の齋藤生々
(さいとう せいせい)さん

モンゴルの衣装を着た
中西史子(なかにし ふみこ)さん

“ボウズ”。
中からはジューシーな肉汁が!




(→インタビュー後半)


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