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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2006年8月12日(土)放送
ラウンドテーブル優秀企画賞第2弾
〜『第2回東住吉区金魚すくい選手権大会
ハートフレンドカップ』〜

今回は、『第2回東住吉区金魚すくい選手権大会ハートフレンドカップ』の様子をご紹介します。大会を主催するNPO法人『ハートフレンド』は、昨年の6月に、番組の後半のコーナーでご紹介しましたが、東住吉区桑津の地域のお母さん方が集まって、子どもたちに遊びや勉強を教えている団体です。
今年2月、放送に出演された団体が一堂に会したラウンドテーブルで事業企画コンペを行いました。その優秀企画賞の第2弾が、『ハートフレンドカップ』です。『ハートフレンド』と東住吉区コミュニティ協会の共催で8月6日、東住吉区民ホールで『第12回全国金魚すくい選手権大会・東住吉区予選大会・ハートフレンドカップ』が行われました。

収録写真メイン


〜インタビュー前半〜
→インタビュー後半(次のページ)


●イベント会場の様子

藤原:『第2回東住吉区金魚すくい選手権大会・ハートフレンドカップ』の会場では、
10個の水槽がありまして、一つの水槽に、4人がスタンバイしている状態です。さあ、子どもたち、すごく真剣な表情をしていますね。みんな、片手には、ポイをしっかりとにぎっているようです。
あっ、この子はなかなか作戦を練っていますね。端っこに金魚を追いやって、上手にすくっているようです。あ〜、でも、ポイが破れた。


子ども:破れてるー。

藤原:あー、残念やね〜。



会場全体が熱気と緊張感に
包まれていました!



●スタジオ

藤原:という感じで始まりました。区民ホールをうまく使っていて、壁には金魚が泳いでるような手作りの飾りつけがされていたり、みなさんゼッケンを使用したりして“大会”という盛り上がりを見せていました。子どももやり出すと真剣なんですよ。周りではお母さんたちがわいわいと応援していました。

松本:制限時間があるので、急かされたようになるんでね。

藤原:そうなんです。1試合3分ですからね。あっという間に過ぎるんですよね。いろいろな話を主催者の方にも聞いてますので、お聞きください。



●会場で、『ハートフレンド』代表の徳谷さんにインタビュー

藤原:それでは、この大会を主催しておられますNPO法人『ハートフレンド』代表理事の徳谷章子(とくたに あきこ)さんに、お話を伺います。よろしくお願いします。
徳谷さん(以下、徳谷・敬称略):はい、お願いします。

藤原:もうかなり盛り上がっているようですけど。
徳谷:ありがとうございます。たくさんの方が参加してくださっています。

藤原:大人の方も、子どもの方も。けっこう子どもが多いですね。
徳谷:本当に子どもが多いですね。去年もそうですが、小学生を中心にたくさん参加してくれています。大人の方が恥ずかしいのもあって、参加が少し少ないんですけど。

藤原:付き添いみたいな感じですね。でも、みなさん、本当に楽しんでいらっしゃるようです。今回は、『第12回全国金魚すくい選手権大会・東住吉区予選大会』ということですけれども、この大会は、去年に続いて、2回目と今、おっしゃいましたよね。
徳谷:そうなんです。奈良の大和郡山市で行われる『全国金魚すくい選手権大会』は、第12回なんですが、この『東住吉区金魚すくい選手権大会・ハートフレンドカップ』は、去年初めてしまして、今年が2回目ということになっています。

藤原:今日は全部で何人ぐらいの方がいらっしゃっていますか。
徳谷:356名です。

藤原:すごいですね。割合としては、子どもさんが中心ですか?
徳谷:ほとんどが子どもで、個人戦に135名と、これから始まる団体戦でも47組。1組が3名ですので、ちょっとかけ算していただいて(笑)。

藤原:私、さきほど、個人戦を見せていただいたんですけど、1試合に3分間でしょ。意外とあっという間なんですね。
徳谷:そうなんです。している者にとっては、あっという間です。私も去年全国大会に参加してゼロ匹だったんですが(笑)、3分間は、すごく早かったですね。待っている方は長いんですが、している方は夢中になりますので。

藤原:競い方は?どういうふうに結果が分かるのですか?
徳谷:対戦は1回戦ずつ10槽の水槽で、大体選手が4名ずつ入りまして、40名で競います。40名の上位3分の2ぐらいが、準決勝へ。そのまた3分の2が、決勝へ。というふうに、対戦組ごとに上位へ上がっていきます。

藤原:なるほどね。本番は、8月20日でしたっけ?
徳谷:そうです。8月20日。

藤原:奈良県の大和郡山市で開催される全国大会ですけれども、じゃあ、もう本当に出られる人は少ないですよね。
徳谷:出られる人は1位と2位のみ。小・中学生の部で2人。一般の部で2人ですのでね。

藤原:またみんなで応援に行くっていうのもいいですね。
徳谷:そうですね。私たちも応援に行かせていただきます。

藤原:去年は全国大会で、東住吉区の代表の人は、どのぐらいのレベルまで行きました?
徳谷:東住吉区の予選で優勝した大人の方が、全国大会で準決勝へ進まれました。

藤原:準決勝まで。すごいじゃないですか。
徳谷:そうですね。ぜひ、全国大会でも楽しんでいただけたらと思います。

藤原:東住吉区ってレベル高いですね。
徳谷:まだまだですけれどもね。いつかそうなったらいいなぁと思っています。みなさんで楽しんで、暑い夏を乗り切っていただきたいと思います。

藤原:『ハートフレンド』については去年、番組で伺いましたが、いろんな活動をされていましたよね。“てらこや”とか、育児サポートとか。
徳谷:そうですね。“お母さんと赤ちゃんの広場”は、毎日午前中に開催しています。たくさんの赤ちゃんがお母さんと一緒に毎日来てくれます。初めはすごく泣いていた赤ちゃんも、2回、3回になると、泣かなくなって、赤ちゃん同士が遊べるようになるんですよ。びっくりしますけどね。

藤原:すごいですね。去年伺った話から、変わったことはありますか?
徳谷:この4月にNPO法人になりました。

藤原:そうですか。じゃあ、活動内容も変わってきたのでは?
徳谷:任意の団体でも、もちろんいいんですけど、いくつかの活動を継続していきたいということで、法人格を取って、社会的に信用をさらに高め、活動も広げて、地域のみなさんに喜んでいただきたいと思っています。

藤原:さて、ラウンドテーブルの企画コンペで、この大会に対する資金的な援助として20万円を獲得されましたが、役立っていますか?
徳谷:もうすっごく役立っています!この大会は必ず無料でしたいんですね。そうすると、経費が34万円ぐらいかかるんです。

藤原:そんなにかかりますか。
徳谷:はい。それで、去年から、ライオンズクラブ様に助成をしていただいているのですが、今年はラウンドテーブルの企画コンペに当選し、助かりました。このようなことがあるとは思っていませんでしたので。

藤原:本当に素晴らしい計画ですね。
徳谷:大阪市コミュニティ協会さんが、こういう企画をしてくださったお陰で、私たちNPOが自分たちの活動を広げられるというか、地域の方に負担なく、楽しんでいただける活動ができるというのが、本当にありがたかったです。

藤原:子どもたちにもいい夏の思い出になってほしいですね。

徳谷:本当にそうなって、「今年、こんなことがあったよね」とお正月にでも家族で話をしていただけたら、いいなと思っています。


出演者写真
NPO法人『ハートフレンド』代表理事
徳谷章子さん


さあ、3分間の戦いが始まりました!

やったー!1匹取ったー!!

大人だって真剣そのもの!

場内アナウンス担当の
西ヶ野笑子(さいがの えみこ)さん。
子どもたち自らの立候補で選出します

『ハートフレンド』の普段の活動の様子。
“てらこや”での勉強風景

ジュニア保育体験の様子

いつも大人気の駄菓子屋





●スタジオ

藤原:徳谷さんをはじめとする『ハートフレンド』のみなさんは、おそろいの赤いTシャツを着て、会場中を走り回っておられました。

松本:ホスト側ですからね。

藤原:でもみなさん、笑顔ですごくいきいきとされていました。本番の全国大会さながらに、入場行進があったり、その辺の仕切りも全部されていました。今日はポイを松本さんに見てもらおうと思って、スタジオに持ってきました。

松本:直径10cmぐらいのポイですね。僕らが子どもの頃には、針金をグルグル巻いていたイメージがありますが、今はこういうのになっているんですね。これ、競技用ですか。

藤原:そうなんです。大きさも10cmっておっしゃいましたけど、内径が8cmって決まっているんです。今日は持ってきませんでしたけど、金魚を入れるお椀でボールと呼ばれるものは、競技中は持ったら駄目なんです。

松本:駄目なんですか!?水を入れる時に早くも1匹入ってるみたいなね(笑)。昔は、そういうズルをしてましたけどね。

藤原:ちゃんと審判員の方もいらっしゃるし、ポイも持ち方がちゃんと決まっていて、枠は持ってはいけないんです。練習場がありまして、そこで私もさせてもらいました。自慢じゃありませんが、子どもの頃わりと得意で、縁日では必ず金魚すくいはやっていたのに、「3分間か、よっしゃ頑張ろう!」と思ってすると、1分も経たないうちに、あっという間に破れてしまいました。意外に難しいんですよね。

松本:ポイは一部を濡らすよりも、全面濡らしたほうがいいってよく言いますけどね。

藤原:コツがあるんですね。この『ハートフレンドカップ』の会場では、金魚すくい以外にも、いろいろと楽しいものがありました。また大会を支えていたのは、多くのボランティアスタッフのみなさんでした。そんな中、ちょっと面白そうなブースがあったので、のぞいてみましたよ。



(→インタビュー後半)



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