●スタジオ 藤原:駄菓子って懐かしいですよね。30種類ぐらい持ってこられていました。子ども一人一人が責任を持って、お店や在庫の管理をしています。人と接することなど全部、社会勉強のつもりで案を出されたそうです。職業体験という形で、大人と接するということですね。普段の活動では、ミルクせんべいを当たり付きで楽しく、ゲーム感覚で作ったり、夏場は、凍らせたチューペットなどを出すそうですよ。この日は午後から団体戦も行われたんですが、そこには意外なチームが出場していました。 松本:意外なチーム? 藤原:去年の9月に、この番組でご紹介しました『ぐるーぷ ぬ!』の3人です。浪速区の方なんですけど、団体戦は全国大会とは関係ないため、出場できたようです。 松本:『ぐるーぷ ぬ!』と言えば、やっぱりお母さんたちのグループで、人形劇をされている団体でしたよね? 藤原:そうです。 松本:それと、こちらも企画コンペで、優秀作に選ばれたんですよね。 藤原:そうなんですよ。11月に、人形劇のイベントを予定されています。それでは、団体戦の模様や、『ぐるーぷ ぬ!』代表の坂口真子(さかぐち まさこ)さんのお話などをお聞きください。
●スタジオ 藤原:『ぐるーぷ ぬ!』のみなさんは、団体決勝戦まで進まれたのですが、結果は残念で終わりました。 松本:残念だったんですか。 藤原:はい。でも、団体戦の場合は、みんな、いろいろ自分の思い思いのグループ名を付けるんですね。紹介の時に、例えば『ぐるーぷ ぬ!』でしたら、「ぐるーぷ ぬ!」って言われた時に、黒子の格好をして、人形を持って「エイエイオー!」ってするんです。そのパフォーマンスが、またすごい盛り上がるんですよ。 松本:そういう演出もあるわけですね。 藤原:そうなんです。本当にみなさん楽しんでおられました。団体戦は、女の子3人組の『ストロベリー』が優勝したのですが、去年は準優勝だったそうです。だから、今年、再チャレンジしたわけですね。個人戦は、一般の部は菊田啓子(きくた けいこ)さんが優勝、小・中学生の部は角田凌太郎(すみだ りょうたろう)君、小学校1年生の子が優勝されたそうです。 松本:えっ!小・中学生の部で?ほー! 藤原:だから年齢は関係ないんですよ。7匹取って優勝したそうです。8月20日の全国大会でも、ぜひとも頑張ってもらいたいですね。大人も子どもも一緒になって楽しめるっていうのが、本当にいいですよね。 松本:本来、そうあるべきなんですけど、ホイッスルの音が鳴ると、なんか妙な緊張感が漂ってきますね。 藤原:みんな、すごく緊張してました。 松本:いかにも競技なんだっていう感じは、あの音だけで伝わってきましたけれども。 藤原:東住吉区のほうでも、きっと来年も再来年も続けていかれると思いますので。お近くの方は参加していただきたいと思います。
ラウンドテーブルの大阪を盛り上げるための優秀企画賞に選ばれただけあって、当日は大いに盛り上がりました! 団体戦はチーム一丸となって金魚をすくうことに加え、いかに楽しく見てもらえるか、といったパフォーマンスにも力を入れていた様子で、参加者みんなが楽しめる工夫がされていました。 大人も子どもも気軽に参加できる金魚すくいを通して、同じ話題で会話が弾む。金魚すくいは一つのきっかけで、本当の目的はコミュニケーションなんですよね。