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   “マキノソナタ”の町

 
 


今回は第二阪奈道路で奈良へ

 朽木から琵琶湖西岸のバイパスに戻って北上し、国道161号に入り、マキノ町海津から敦賀方面に坂を登って追坂(おっさか)峠に出ました。メタセコイヤ並木目前ですが、出来たばかりの道の駅「マキノ追坂峠」を発見。駅長の狩野兼司(けんし)さんに伺いました。ここは全国的にも珍しいカタカナ名の町です。
「昭和30年に四つの村が合併した時、公募で決まりました。関西屈指の古いスキー場『マキノスキー場』の名前をもらったわけです。同じくカタカナの北海道ニセコ町と姉妹提携しています。2005年1月1日、5町1村が合併して高島市になるんですが、各町村名も残すということで高島市マキノ町になります」



松尾寺本堂
 スキー以外の観光ポイントは、やはりあれです。
「メタセコイヤの並木道は、マキノ町役場から2・4km続きます。『新・日本の街路樹百景』に選ばれていて、冬には樹氷がかかります。最近はバスツアーも組まれているようですが、マキノ町としては『マキノソナタ』としてPRしています。ここ2年ほどは、年間80万人のお客様が訪れています」

  メタセコイヤ並木はいつからあるのでしょうか。
「昭和58年にマキノ町果樹生産組合が植えたのが始まりです。今年は台風で紅葉は寂しかったのですが、これから霜が降り、樹氷で素晴らしい眺めになります」



レストランからの眺望は抜群
 道の駅「追坂峠」は出来たてです。
「2004年10月のオープンで、地元の野菜や加工品、特産品の赤カブラなどが評判ですね。パン工房の米粉パンも人気です。手作りパン教室の女性たちが『里山パン工房』を結成し、地元のコシヒカリや発芽玄米を使って焼いています。レストランは、石臼製粉機で製粉しながら打つ、手作りのそばがメインです」

 レストラン「峠茶屋・旬菜」は、ガラス張りで素晴らしい眺めです。また、パンは土曜日曜だと3時には売り切れるとのこと。どうぞお早目に。


  道の駅「マキノ追坂峠」

 ■営業時間/9:00〜17:00
 ■レストラン/11:00 〜16:00 (オーダーストップ)
          *ドリンクは10:00 より営業
 ■定休日/毎週火曜日*祝日の場合は翌日、
         12/28 〜1/5
 ■TEL/0740-28-8081



   冬のメタセコイヤ並木
 
メタセコイヤ並木
 
 道の駅から西へ5分、メタセコイヤ並木に到着しました。南北に真っ直ぐ、メタセコイヤ並木が続いています。冬枯れした感じがいいのですが、根元には地元の人が植えたのか、花が咲いています。ここでBGMがかかり、ヨン様とジウ姫がデートするわけですが、私のヨン様はどこなのでしょう?それにしても素晴らしい眺め。雪が降ったら一層奇麗なことでしょう。
 


朽木村もマキノ町も山と湖のリゾートで、自然が魅力です。朽木村のシンボル「丸八百貨店」はしばらく閉鎖していましたが、村の財産を公開しようと、最近、地元の女性有志が喫茶店として復活させています。