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橿原神宮裏の参道から畝傍(うねび)山の山頂へと登りました。とても奇麗です。 |
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「三山の中核で、歴史上最も神に近い山と扱われました。天香久(あめのかぐ)山とも呼ばれますが、天と付くのは神聖視しているからです。万葉集に『大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天(あめ)の香久山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙(けぶり)立ち立つ 海原(うなはら)は 鴎(かまめ)立ち立つ うまし国そ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は』と詠まれています。国を望むのは天皇の政(まつりごと)、神を祭るのは天皇の第一の仕事です。正月、香久山で統治する大和平野を望み、大和の山の中でも秀でているのが天香久山で、国原、つまり農村にかまどの煙が立ち、海原、つまりこの前方にあった埴安(はにやす)の池にカマメ(ユリカモメ)がいるの見た。平和な国を誇り、神に豊作と無病息災を願ったんです」 |
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「でしょうね。飛鳥は都城制ではなく、碁盤の目の道状に造った都は藤原京が初めてです。律令体制の確立も大きな意味を持っていました」 |
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「標高139・7m、三山で一番低い山です。名前の由来は分かりませんが、万葉集に『みみなし』『みみなり』などと表現した歌があり、耳梨など当て字でも詠まれています。耳成山口神社が天神さんと呼ばれるため『天神山』とも、クチナシの木が多かったようで江戸時代には『クチナシ山』とも言われました。また、古代には青菅山(あおすがやま)とも言われて神聖視され、七つの井戸もありました。今も一カ所だけ水が沸き、神聖な水としてお祭りで使っています。耳成山は伝説や歴史が少ない所ですが、大和三山は三つ踏破してこそ価値があります。ここへもぜひ登ってください」 |
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橿原市観光ボランティアガイドの会 ■料金/ガイド無料、交通費ガイド1人1000円 *食事をはさむ場合は要食事代 ■問い合わせ・申し込み/ 橿原市観光協会0744-28-0201(平日のみ) *約1週間前までに予約 |
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![]() 新しく開通した南阪奈道路を走り、大和三山を制覇しました。実際にその場に立ってみると、本で読んだりするのとは全然違うことを実感します。古人(いにしえびと)に思いを馳せながら、素晴らしい夕日を見るのもお薦めです。 |
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