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厄よけはここから始まった | ||
「厄年は人生の節目で、還暦までに大小25回あるといわれております。厄年には悪いことが起こると心配する方がいますが、本来、厄年は良い方向にも悪い方向にも変わっていく、人生の節目の年のことです。だから大切な時なんです」 |
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「天武天皇の皇子・舎人(とねり)親王が、日本書記の編さんで何度もこの地に来られ、2月初めの午の日に、松尾山に厄除観音様が天下ったのをご感得されて、ここに観音堂を建てられました。それが42歳の厄年ということで、厄よけの寺、修行の山として信仰を集めています。厄除観音は秘仏で、年一度、11月3日にご開扉します。十一面千手千眼観世音菩薩で、頭に十一の菩薩、千の手、手のひらに描かれた千の眼を持っています。境内には本堂以外に、三重塔、松尾山神社、行者堂、七福神堂など多くのお堂があります。拝観対象になるのは七福神堂の中だけで、重要文化財の大黒天など福の神様が集まります。多くの方にお参りいただいて、厄を払い、福を授かってほしいですね」 |
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松尾寺 ■拝観時間/9:00〜16:00 ■拝観料/七福神拝観300 円(境内は自由) ■TEL/0743-53-5023 |
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奈良の趣のあるお寺を三つ回りました。本当に奇麗です。百聞は一見にしかず、ぜひお出かけください。 |
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