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播磨自動車道を通って「SPring-8」へ! |
<播磨自動車道の地図はこちら> |
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「放射線は体を突き抜けますが、粒子線は体内で止まるため、正確にがんに当てることができます。コンピューター画像で周囲の正常な組織を避け、粒子線をがんだけに照射するわけです。がんが体の真ん中にある場合、放射線治療だと、がんより手前の正常部分により多く放射線が当たってしまいます。場合によっては倍ぐらい当たり、患者さんには辛い治療になります。一方、粒子線なら、がんの背後へは全く当たらず、手前もがん部分より少ない量で済みますので、副作用はほとんどありません」 治療はここでしか受けられないのでしょうか。 「粒子線治療には巨大な加速器が必要で、特別に粒子線の治療装置を設置した病院でないと治療できません。世界に24カ所、日本には6カ所ありますが、そのうち病院としては5カ所、西日本ではここだけです。粒子線の施設は甲子園球場のグラウンド部分を占めるほどの巨大装置で、粒子を光の70%の速度まで加速して体内に入れます。1回の治療は数分で終わり、痛くもかゆくもありません。入院中にゴルフやテニスもできます。ただ、すべてのがんに効くわけではなく、骨や脳に転移した全身治療が必要なケースには向いていません。手術と同じ局所治療であり、手術が高齢でできない人や手術をしたくない人などに役立つ医療です。治療費は大体300 万円です」 |
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■問い合わせ 兵庫県立成人病センター放射線医療室へ/ TEL.078-929-1339 または下記をご覧ください 兵庫県立粒子線医療センターホームページ |
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