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  縁結びの願掛け     <第二京阪道路と京滋バイパスの地図はこちら>


「お多賀さん」こと多賀大社

 京滋バイパスから名神高速に入り、滋賀県多賀町の「多賀大社」に来ました。多賀サービスエリアに車を止めて、歩いて来ることができました。禰宜(ねぎ)の木村光伸さんに伺いました。いつできたのでしょうか。
「712年にできた古事記に書かれており、その時にはありましたが、それ以前のことは分かりません」

 ここは長寿と同時に縁結びの神様として有名です。
「伊邪岐(いざなぎ)と伊邪那美(いざなみ)の神様が、初めて夫婦の道を始められたからです。天照大御神(あまてらすおおみかみ)、月読命(つきよみのみこと)、素戔嗚命(すさのおのみこと)など、八百万神(やおよろずのかみ)すべてがこの両親から生まれました。命は縁結びから生まれるため、寿命の神、縁結びの神となったわけです」
 縁結びのお願いをする方法を伺いました。
「簡単なのは、賽銭箱の前で拝むこと。次に、縁結びのお守りを受ける。その次は、絵馬に思う人の名を書いて縁を授かるよう頼む。その上は神主の祈祷です」



  多賀大社
■参拝時間/24時間
 *奥書院は9:00-16:00(庭園は15:30 まで)
■庭園入園料/200 円
■TEL /0749-48-1101

 

 

 

 

 

 

 

 



 

 











  飛行機への思い  


飛行神社の資料館に残るカラス形飛行機



 名神高速道路から京滋バイパス、第二京阪道路を枚方方面へと戻り、八幡東インターで下りて15分。京都府八幡市の「飛行神社」に来ました。

 縁結びの願いがかなえばハネムーンで飛行機を利用します。少し気は早いのですが、ここへ来たのは飛行の安全祈願のためです。神職の国友雅生(つねお)さんに伺いました。
「模型機ですが、日本人で初めてゴム動力で飛行機を飛ばすことに成功した二宮忠八(ちゅうはち)さんが、大正4年に創建した神社です」

 

 

 

 

 

 

 

 




飛行神社の境内にある零戦の機首


 どのように飛行機を作ったのでしょう。
「軍隊の演習帰りに、カラスが40〜50羽飛んで来たんです。最初は羽ばたいていたが、やがて滑空しはじめます。羽を休めても落ちない。よく見ると翼の前面が前進方向にやや上向いている。それで、固定翼に推進器を付ければ飛ぶという飛行原理を大発見し、『カラス型飛行機』を飛ばしました。ライト兄弟の飛行より12年早い、明治24年4月29日です」
 ここへは、どんな方がお参りに来るのでしょうか。
「航空に関わるいろんな方々です。飛行機や旅行の安全などが御利益ですが、ロケット関係の方が来られた時は驚きました。二宮忠八さんも、そこまで考えてはおられなかったでしょうね」

 

   
飛行神社
■参拝時間/9:00-17:00(資料館は16:000まで、無休)
■資料館入館料/大人300 円、中高生200 円、小学生以下無料
■TEL /075-982-2329

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 















第二京阪道路、京滋バイパス、名神高速道路を走り、“恋の道”をたどりました。第二京阪道路は広くて眺めもいい。心を広々と開けて、ご縁を迎えたいと思います。