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有馬へ、長田へ、淡路島へ、スイスイ! 登山家になぜ山に登るのかと聞けば、返ってくる答えは「そこに山があるから」。もし、稲野一美がなぜドライブをするのかと聞かれれば、答えは一つです。「そこに道があるから」。今年、神戸に新しい道が2本出来ました。ドライブ好きのこの血が騒ぎます。今回はここを走ります。 |
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中国自動車道で宝塚を過ぎ、西宮まで走ってきました。前の車のテールランプが見えないほど激しい雨が降り、50km制限になっています。今回は、西宮山口ジャンクションから新しい道に入ります。今年4月、阪神高速道路北神戸線が全線開通し、西宮山口ジャンクションもできました。北神戸線は、第二神明道路とつながる伊川谷ジャンクションから西宮山口ジャンクションまでの約32kmの道で、伊川谷から有馬口出入口までは以前から開通していて、今年、有馬口から西宮山口までの5kmが完成しました。阪神高速は、六甲の南側と同様、北側にも東西を結ぶ道が誕生したわけです。 |
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「三古泉」の一つ | |
西宮山口ジャンクションから北神戸線を2分ほど走り、西宮山口南出口で下りて県道98号を5〜6分走ると、有馬温泉に着きました。有馬温泉観光協会副会長で銀水荘別館「兆楽」社長、當谷(とうたに)正幸さんに伺いました。まずは、有馬への道について。 |
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「有馬、白浜、道後が『三古泉』ですが、とくに有馬は昔から利用度が高かったようです。舒明、孝徳両天皇が行幸していますし、太閤さんは生涯に11回来たとのことです」 有馬温泉は、有馬川沿いの斜面に並ぶ高級な大型ホテルや旅館が並ぶイメージですが、その他に宿泊施設はあるのでしょうか。 「ホテルや旅館は22軒あり、その他には企業の保養所、そして、神戸市が造った『有馬の工房』があります。そこに『小宿(こやど)とうじ』がオープンしました。本来の湯治を意識した部屋や空間づくりをしています。宿泊客は、ここ数年間でオープンした外湯の『金の湯』『銀の湯』を利用して、湯治気分を味わいます。『金の湯』は無色透明でわき上がりますが、空気に触れると真っ赤に酸化します。一方、『銀の湯』には、ラジウム泉と炭酸泉があります。有馬は温泉以外にも、豊かな自然があり、太閤さんにまつわる有馬の歴史や街並み、お風呂や風俗などが学べる『太閤の湯殿館』もあります」 秋のイベントも多彩で、金泉の湯を運び、タイムと湯の残量を競う「THE・湯はこび2003〜栄光への階段」、「有馬大茶会」、新しい物産や料理を募集する「ここ掘れ、ありまプロジェクト」が催されます。 |
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