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   観光資源の宝庫、紀の川流域。    
 
スタンプラリーの様子
 和歌山県庁に来ました。今、「紀の川緑の回廊スタンプラリー」が行われています。どんな内容なのでしょう。詳しいお話を、「紀の川緑の回廊」実行委員会事務局の赤井匡子(まさこ)さんに伺いました。
「『紀の川緑の回廊』は、紀の川流域の那賀郡、橋本市、伊都郡にある、歴史や文化、自然などの地域資源を回廊としてつなぎ、情報発信することで、より多くの方々に訪れていただけるようにする取り組みです。とくに近隣府県の皆さんに、日帰りで来ていただければと考えています。これまでガイドマップの作成やホームページの公開をしてきましたが、9月からはスタンプラリーを始めました」

対象施設のひとつ「丹生都比売神社」
  どんなコースがあるのでしょう。
「『紀の川地域の魅力を巡るコース』と『世界遺産登録地を巡るコース』に分けております。『紀の川地域』の方は、那賀地域(紀の川市、岩出町)と伊都地域(橋本市、かつらぎ町、高野口町、九度山町、高野町)に分かれていて、それぞれ対象施設が12ずつあり、最低五つずつ計10以上回っていただくコースと、24施設すべてを回っていただくコースがあります。『世界遺産登録地』の方は、対象施設八つをすべて回っていただくことにしていますが、さらに、『紀の川地域』と『世界遺産登録』の両方を回った人が応募できるコースもあります。第2回締め切りは2006年2月28日で、高野町の精進料理付き宿坊ペア宿泊券などのプレゼントをご用意しています」


「あナリ」
写真提供:「あナリ」
 赤井さんが個人的に思い入れのあるスポットはどこでしょう。
「訪れると落ち着く場所が、かつらぎ町天野にある世界遺産『丹生都比売(にうつひめ)神社』です。日本の山里という感じで、紅葉の季節は本当に奇麗。『天野米』は非常に甘くて評判です。古い家並みが残る大和街道沿いでは、紀の川市に『あナリ』というお店があり、国の登録有形文化財に指定された築100年の古民家で飲食ができます。かつらぎ町には、唯一の『川上酒』醸造元として残る『初桜酒造』もあります。

 
紀の川緑の回廊スタンプラリー
  公式ホームページ

 
■問い合わせ/
   「紀の川緑の回廊」実行委員会事務局
   073-441-2371


和歌山県を流れる紀の川を訪ねました。来年の夏には、干潟に住む貴重種のカニの群れをぜひとも見て、その愛らしい姿に触れてみたいものです。