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   川から見る「なにわ」。
 

なにわ探検クルーズ(堂島川)

 川から大阪を見る。今度は「おおさか街あそびキャンペーン推進協議会」が運航している「なにわ探検クルーズ」の話題です。詳しいお話をJR西日本大阪支社の村本淑也(としや)さんに伺いました。
「なにわ探検クルーズは、大阪観光コンベンション協会とJR西日本
が中心になってつくった、おおさか街あそびキャンペーン推進協議会が企画運営し、一本松海運が運航しています。平成15年1月から貸し切りでスタートし、同年3月から乗合船の形にしました」


船のルーフは開閉自在
 始めた理由を伺いました。
「『水都・大阪』とはいいますが、すぐに思い浮かぶものがありません。そこで、『水都』を身近に感じられるものとしてスタートしました。乗合船を始めて1年半たちますが、お客様が3万人を突破しました。船はガラス張りの天井が開閉でき、景色を直接楽しめる『キングリバー号』です」 どんなコースをクルーズするのでしょう。
「湊町リバープレイス前の船着場を出発し、道頓堀川を西に行って木津川に入り、北上し、堂島川を東に進んで中之島公園を見ながら東横堀川で南に下り、水門を通過して道頓堀川を西に来て湊町に戻る。約90分で1周する環状コースです。ただ、今は道頓堀川が工事中で、湊町を出て道頓堀川から木津川を北上するのは同じですが、堂島川で大阪城近くまで行き、大阪城や中之島公園を見ながら土佐堀川で戻ってくるコースで運航しています」
 


ナイトクルーズ
  ガイドが落語家というのも大きな特徴です。
「桂都んぼさん、桂吉弥さん、桂阿か枝さん、桂歌々志さんです。メインの説明ポイントは同じですが、その味付けはそれぞれの方の腕の見せどころです。とくに、現在の大阪城コースですと2度同じ所を通るため、落語家さんのフリートークのだいご味が味わえます。大阪の歴史とともに、もう一つの大阪の文化である笑いも楽しめます」
 なにわ探検クルーズの一番の魅力は何でしょう。
「ビルの裏に新しい町や物を発見できるということです。道頓堀のネオンも、中之島の中央公会堂も、川から見ると意外な発見があります。最近は各ビルも、船からの視界を意識した装飾をしています」
 いろいろな時間帯で運航しているようです。
「デイクルーズ、トワイライトクルーズ、ナイトクルーズがあり、日によって運航が変わりますので、パンフレットで確認してください。ナイトクルーズはプラス1000円で飲み放題、また、忘年会シーズンは貸し切りの宴会もお薦めです」

 
  なにわ探検クルーズ
 ■料金/おとな2,500 円、こども1,250 円
 ■貸し切り/基本コース10万円
 ■問い合わせ/一本松海運06-6441-0532



久しぶりに大阪の川の話題でしたが、まだ知らないことが多いなあと感じました。皆さんも、「水辺ランチ」でほっとする時間はいかがでしょうか。