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窪垣内より下流の吉野町宮滝、「梅谷味噌醤油」では昔ながらの醸造法でみそとしょうゆを造っている。梅谷清二さんに伺った。蔵に入るといい香りがする。 |
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「おみそもおしょうゆも、元は家で造っていました。歴史的にはしょうゆの醤(しょう)は『ひしお』という調味料で、お坊さんが中国から日本に伝えたものです。それが日本の食文化の中で変わっていきました。おみその上皮にうわずみのようにたまったものが、おしょうゆのルーツです」 ![]() 梅谷味噌醤油合名会社 ■TEL/07463-2-3206 |
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宮滝は滝にあらず。 | ||
![]() 昔は川で遊んだんだろうか。 「この辺りは危ないから遊ぶなといわれ、もう少し浅い所で遊びました。やんちゃな子は遊んでいましたけど。江戸時代、ここで飛び込むのをなりわいにしていた人がいて、その時に飛び込む石が『二百文岩』『百文岩』として残っています。ここは伊勢街道で、通った人が『二百文渡すから、あの高い所から飛び込んでくれ』と頼んだんです。一種のショーですね」 |
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「一昨年12月竣工の『宮滝河川交流センター』です。吉野川を中心に交流の拠点にしてもらうための施設で、展示ホール、多目的ホール、和室などが整っています」 地元の方にとって宮滝、吉野川はどんな存在だろう。 「恵みの川です。吉野の自然の中で生活できる、その大本が吉野川です」 |
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奈良県吉野町に吉野川を訪ねた。思っていた通り、恵みの川であることが分かったし、歴史上の話も伺うことができた。もっと、いろんな所を訪ねてみたいと感じた。 |
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