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河原田(かわはらだ)不動滝

 

 揖保川の西側に来た。七滝七不動の一つ、「河原田(かわはらだ)不動滝」がある。文政年間(19世紀前半)に建てられた不動尊で、昭和60年に再建された。参道を山に向かって歩くと、川の流れが滝の響きに変わる。この滝の落差は45m。ここからは見えないが、上流にはさらに七つの滝がある。黒い岩肌を流れる水は白く、雪と重なって一面白いカンバスのようだ。


  海水だったという古き良き湯。
 

会原遺跡
 
 公園として整備されている家原(えばら)遺跡近くの一宮温泉「まほろばの湯」に来た。支配人の野村一志さんに伺った。
「平成14年4月のオープンです。『まほろば』は古事記に出てくる古き良き所という意味の言葉です」
 

まほろばの湯の露天風呂
 さきほどお湯をいただいた。つかり心地は優しい感じがした。
「源泉100%です。2億年以上前、この辺りが海だったころの海水が閉じ込められて出来た珍しい温泉で、お湯が塩辛く、白い泡『波の花』が浮かんで保湿性が抜群です。効能は、神経痛、筋肉痛、関節痛、循環器、冷え性、疲労回復などで、とくに皮膚病にはかなり効きます」
 
 女湯は岩風呂風だったが男湯は違うんだろうか。
「川をイメージした川の湯、山をイメージした山の湯があり、週がわりで男湯女湯に使っています」



  一宮温泉「まほろばの湯」
 ■営業時間/10:OO 〜21:00 *12月〜2月は20:00 まで
 ■定休日/毎週火曜日*祝日の場合は翌日が休み
 ■入浴料金/大人600円、4歳〜小学生300円
 ■TEL/0790-74-8164

  千年の名水で造る名酒。
 

華夜久
 最後に、一宮町が独自に開発した清酒「華夜久(はなやぐ)」について、一宮町役場企画課の小坂安弘さんに伺った。
「名水七選の一つ、千年の昔から出ているといわれる『千年水』と、一宮町で収穫される古代米の紫黒米で造るお酒です。5年ほど前、一宮町で家原遺跡を活用して古代をイメージした特産品を作ることになり、それなら日本酒をと開発されました」

 一見、ロゼワインのようだ。なぜ千年水を使うのだろう。
「千年水はミネラルが多く、名水七選の中でも特徴のある味です。ミネラルの多い水が日本酒に向いていると聞いて選びました。華夜久は一宮町に別荘がある作家の田辺聖子さんの命名で、ラベルの字も先生の直筆です」
 見た目はワインだが味はしっかりした日本酒だ。
「燗じゃなく冷やがいいですね」

  播州一献「華夜久」
 ■販売/道の駅「播磨いちのみや」、町営福知渓谷休養センター、
      一宮温泉「まほろばの湯」で限定販売
 ■価格/300 ml900 円、720 ml2200円



宍粟郡一宮町でインタレストのi、出会いのi、お風呂でいい気持ちもi、そして、人々の愛情たっぷりのiを受けた。本当に楽しかった。