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村おこしの拠点。 <木津川の地図はこちら> | ||
国道163号沿いの喫茶「From Village」は、ただの喫茶店ではない。NPO法人南山城村むらおこし事業組合が経営し、村おこし事業の活動拠点でもある。森西幸代さんに伺った。 |
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From Village(やまなみホール内) |
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![]() 煎茶は京都府の生産高の約40%が南山城村で生産される。童仙房がお茶づくりに適している理由は何だろう。 「お茶も野菜も、昼夜の寒暖の差が大きいほどおいしく、童仙房は標高500mで寒暖の差が大きいんです。また、お茶にいい朝霧がここはよく出ます」 |
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「25年前から無農薬有機栽培をしています。それ以前、消毒をしていた父が消毒液を吸って倒れました。以来、消毒液のかかった茶葉のお茶を飲めなくなった父が、自分が飲めないものを売るわけにはいかないと安全なお茶づくりを始めたんです。試行錯誤の連続で、病気や虫の害が多く、考えた末に土作りから始めました。有機肥料を使うと土の中の微生物が活性化して土が肥沃化し、お茶の木も免疫力が付きます。また、それまで消毒で死んでいた益虫も復活して害虫を食べ、収穫量が戻ってきました。自然が育てたお茶です」 木津川とどう向きあっているのだろう。 「お茶づくり、米づくりには水が不可欠です。木津川の水に感謝し、また上流なので汚さずに次の地域へ送ることが使命だと考えています」 お茶の入れ方を教えてもらう。 「お茶の製造工程に『蒸し』があります。静岡茶は深蒸しが多く、宇治茶は中蒸しです。中蒸しのお茶は、お湯を60〜70度に冷まして茶葉にかけ、1分ほど待って出すのが一番です」 |
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童仙房茶舗・ふせだ農園 ■TEL/0743-93-0046 |
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![]() 京都府南山城村を流れる木津川の豊かな自然に触れた。木津川は村の中心を流れるだけではなく、生活の中心でもあることを実感した。 |
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