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  紀の川の水の恵み。   <紀の川の地図はこちら>
 

「めっけもん広場」

 紀の川の北側、JR和歌山線打田駅から北へ3km、JA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」だ。超大型スーパーのような建物があり、駐車場にはいっぱいの車で、店内もすごい人でにぎわっている。店長の川原義史(よしふみ)さんに伺った。
「商品は地場産の農作物。野菜、果物、花がメインです。農家が自分で生産し、荷造りして、自分の名前のバーコードを付けて、この店に持ち込むという『直売所』をしています。農家の名前を出しているのは、安全性をお客様に伝えるためです」

 JAブランドのものはないんだろうか。
「あります。JA紀の里から全国に発信する農作物は、『地場産ファーマーズ』と書かれたもので、この地域の方々にもJA紀の里ブランドを知ってもらうため、この店で並行して販売しています。店の売り上げは月2億ほどですが、店の目的として農業振興があるため、まだまだ伸ばせる数字だと思っています」



売上実績は目標の4倍の月2億円!
 遠方からも来るんだろうか。
「山を越えるとすぐ大阪の泉南ですが、よく買いに来てくれます。また、和歌山市も車で30分の圏内で、今、お客様が非常に増えています」

 新鮮な農作物が並び、生産者の顔が分かる店。オープンはいつだろう。
「平成12年11月3日です。オープン当初は月の売り上げが5000万から1億円ほどでしたが、段々お客樣が増え、売れると農家はそれがやりがいになってまた作る。すると品数が増えて、お客樣がまた来る。売り上げはどんどん伸びています」

 農作物は紀の川の恵みに違いない。
「紀の川は年間通して水量が豊富で、水が奇麗です。流域は、飲み水などすべてを紀の川の水でまかない、農作物も紀の川の水。紀の川あってこその農業です。農作物には消毒など農薬が必要ですが、奇麗な水ほど効果が高く回数を減らせます。奇麗な水で作るのが重要です。“我々の水”という意識で、水路なども常に奇麗にすることを心がけています」


   JA紀の里ファーマーズマーケット「めっけもん広場」
  ■営業時間/9:00〜17:00
  ■定休日/毎週火曜日、盆、年始
  ■TEL/0736-78-3715
   

和歌山県打田町で紀の川の恵みに触れた。百合山の山頂からの夕日は見事。県の夕日百選にも選ばれているそうだ。