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あくあぴあ芥川から芥川を上流へ1kmほど、摂津峡公園は南北1kmほどある公園で、美しい「白滝」や「八畳岩」などがあり、紅葉が最後の美しさを見せている。春には3000本の桜の木が花をつけ、全国47都道府県の木を植えた「樹木教材園」もある。茨木市から来た釣り人に話を聞いた。ニジマスなどが釣れ、今まで最高15匹ほど釣ったそうだ。この川にはそれだけ魚が居る。芥川は気軽に自然を楽しめる場所だという。 |
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「フクロウを見ました。夜、川沿いを歩いていたら丸い顔が飛んで来て、見上げるとフクロウでした。4月の8時ごろだったと思います。フクロウは夜活動します。“今から出勤”だったんでしょう。びっくりしました」 ユリカモメはいつ来るのだろう。 「11月ごろから4月下旬まで日本にいます。今年芥川で初めて見たのは、11月第1週。電車からです。数は淀川の近くが多いと思います。私の観察ポイントは国道171号とJR京都線の架線の間で、20羽ほど見られます。淀川は餌の条件がいいんでしょう。ユリカモメは、沿岸地域はもちろん、少し内陸にまで入り込んだ小さな川や湖沼などでも越冬します。川の合流など環境が多様な方が、雑食性のユリカモメにとって餌がいいのでしょう。4月下旬には、繁殖のためユーラシア大陸の中央部に帰って行きます」 |
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「ユリカモメには夏羽と冬羽があり、私たちが見るのは冬羽で、顔が白く目の横に墨で書いたような斑があります。4月に北へ戻っていく時は夏羽(繁殖羽)になり、顔全体を墨で塗りつぶしたような黒褐色になります。ただ、時々、5月の連休ごろまで帰らない個体がいて、日本に居る時から黒くなっています」 野鳥の会に入って、鳥だけでなく川や山、天候も見るようになり、自然に敏感になったそうだ。 「そういうことは、野鳥にとっては生死の問題で、繁殖の時期はとくに気にします。私は鳥を通じて、植物好きな方は植物を通じて、こうしてほしいということはあります。犬の散歩を通じて道をこうしてほしいと感じる方も居るでしょう。上手に折り合いをつけて、清濁併せのむ雅量のある強い芥川であってほしいですね」 |
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高槻市を流れる芥川を散策した。都市河川の芥川に、これほど多くの魚や動物、昆虫、植物が息づいていることに、本当に驚いた。 | ||
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