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今度は、天川村総合案内所の樋口貢さんに伺った。まずは、洞川地区の水の特徴から。 |
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「面不動鍾乳洞と五代松(ごよまつ)鍾乳洞です。ただ五代松鍾乳洞は今年は閉鎖中です」 名水「ごろごろ水」が湧き出ている所に来た。洞川湧水群の一つだ。 「『ごろごろ水』、『泉の森』、『神泉洞』の3カ所を総称して洞川湧水群といいます。神泉洞だけは今は飲めない状態ですが、ごろごろ水の『ごろごろ水』と神泉洞の『天の川』は、商品化され市販されています」 水をその場で飲め、ペットボトルやタンクでくめる場所が整備されている。 「2年ほど前から来る人が増えて渋滞がひどくなり、100 mほど下流に、駐車場と管理塔と水をくむ施設を、洞川財産区が設置しました。300円の協力金をいただいており、くめるのは午前9時から午後6時までです。多くの方に平等にくんでいただくのと、美化に努めていただくためえ、時間内には管理人さんに来ていただいて、順にくんでいただいています」 飲んでみると、すごく冷たく、のど越しがいい。夏も同じ約10℃の水温だそうだ。名水指定も受けている。 「昭和60年に(旧)環境庁の『名水百選』にごろごろ水、泉の森、神泉洞の三つが選ばれました。また、(旧)国土庁『水の郷百選』、奈良県の『やまとの水』にも選ばれています」 |
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“名水豆腐”を軒下でいただく。 | ||
![]() 朝来ても、もう売り切れている時もあるほどの人気という。 「今、皆さん電話予約してくれます。一丁270円で、持ち帰りパック入りが2丁で850円です」 |
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「大きいですやろ。7〜8人はいけますよ」 店の軒下でもいただける。「一皿150円」の看板もある。 「昔はしてなかったんですけど、立ち寄られるお客さんが食べてみたいということで始めました。しょうゆをかけて食べるだけやけどね」 作りたての豆腐を、自然の中でいただくと味が違うはず。早速、作りたての名水豆腐をいただく。ほどよい弾力で“つうっと”喉を通る。他では味わえない。 |
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名水豆腐「山口屋」 ■販売時間/8:00〜16:00 ■定休日/毎週水曜日 ■TEL/0747-64-0509 *購入はなるべく電話予約の上で |
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![]() 天川村洞川地区で、おいしい水と豆腐を味わった。最後に、御手洗渓谷の遊歩道を歩く。ごつごつした大きな岩が続き、山の間を縫うように川が流れている。さすがに九月末、岩の上に座っていると肌寒くなってきた。 |
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