受賞者の皆さん

描いた、書いた、写した
そして見つけた、大和川の魅力
〜【絵・ポスター・作文・写真】コンクール〜
2008年2月23日放送

2月16日、奈良市の「なら100 年会館中ホール」で、第23回大和川クリーンキャンペーン【絵・ポスター・作文・写真】コンクール表彰式が行われ、幼稚園児から大人まで幅広い年齢の皆さんから応募のあった4641作品の中から、59の入賞作品が選ばれました。今回のテーマは「わたしが見つけた大和川」。表彰式の会場で、絵、ポスター、作文、写真部門での受賞者に喜びの声を聞きました。

喜びの5人にインタビュー
キッズリポーターも受賞!


田畑君の作品
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最初に、ポスター部門で大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞を受賞した田畑宥樹(ゆうき)(小4)君に聞きました。描かれている魚は?
田畑 アマゴです。本で見て知っていました。
 これが大和川のイメージなのでしょうか。
田畑 いや、奇麗になった大和川です。(奇麗になったら)釣りをしたり、泳いだりしたいと思います。
 受賞を知って、家族で話しをしたようです。
田畑・母 大和川が泳げるような川だったらいいなあ、近くで水遊びができるなあ、そんな話をしました。

 続いては、作文部門で大和川クリーンキャンペーン審査委員長賞に輝いた太田あすか(小5)さん。理科の自由研究を通じて、大和川のことを考えました。
太田 (コマツナは)皿で育て、育ったものは食べていません。大和川には、奇麗で、みんなが楽しく遊べるような川になってほしいと思います。
 これをきっかけに、お母さんも変わったようです。
太田・母 台所と洗濯の洗剤を、環境に優しい純石けんに替えました。少しでもと思いまして。

 太田さんの作文を読む→ここをクリックしてください

 もう1人、作文で大和川河川事務所長賞を受賞した小出健人(小4)君に聞きました。奈良県橿原市に住む小出君は、高取川で水質調査をしました。
小出 高取川の源流はどれぐらい奇麗なのか、調べたくなってやりました。(大和川の将来像としては)水遊びができるような、大きくて奇麗な川がいいです。
 お母さんにも伺いました。
小出・母 川には子供の時からよく遊びに連れていきました。なるべく川を汚さないように洗剤を控えるなど、少しずつできることから始めています。

 小出さんの作文を読む→ここをクリックしてください

 


仲川さんの作品
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写真と絵の部門に、この番組のキッズリポーター2人が入賞しました。写真部門は仲川佳那(小5)さん。昨年10月27日の放送の際に撮影した写真が、大和川河川事務所長賞を受賞しました。
 今回は、写真と絵に応募したんですよね?
仲川 はい。(絵を描くのは)楽しかったです。
 お母さんは、受賞にびっくりしたそうです。
仲川・母 写真を撮るのは、ラジオ大阪にお呼びいただいた時が初めて。絵は一生懸命に頑張って描いていましたが、写真は記念に応募してみようかという程度だったので、びっくりしました。


永井さんの作品
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 絵の部門で近畿地方整備局長賞を受賞したのは、永井あすか(小5)さん。描き方にも色にも特徴があります。
永井 桜井市の大和川の源流を上から見て、ちょっと想像も入れて描いています。紫色に見えたような気がしました。(大和川には)もっと奇麗になってほしい。泳げて、魚釣りもできる川がいいです。
 お母さんもこの絵には感心したようです。
永井・母 すごく細かく描いていたので、初めは描けるのかなあと思っていたんですが、色使いがこの子独特で、最後はどういうふうになるのか楽しみでした。

 

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受賞した皆さんが、それぞれに感じた大和川を表現していることを知り、改めて大和川の魅力を感じました。大和川や自然についてしっかりと感じていて、その思いを形で表現できている。そんな感性というのを、うらやましく思いました。皆さんも大和川に出かけ、感じたことを作品にしてはいかがでしょうか。