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〜インタビュー後半〜
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●階段スペース取材

・ファッションショー
・上海太郎舞踏公司&J‐CLICK

松本:さて、ブース取材から戻り、再び藤原さんと合流いたしました。今度は、大阪市立科学館と国立国際美術館前にあります階段スペースにやってまいりました。階段を特設の会場にしています。

藤原:ちょうど見上げる感じの舞台になっていますね。

松本:今、ファッションショーが繰り広げられています。ファッションショーといっても、東洋きもの専門学校と東洋ファッションデザイン専門学校の生徒のみなさんが自分たちでデザインして作った服を、自らがモデルになってショーを開いているというものです。着物あり、ドレスありです。みなさん作ったり、デザインするのは慣れているでしょうけど、モデルとしてもなかなかで、モデルになりきっている子もいます。

藤原:最初、本当のモデルさんかと思いました。

松本:本当に、みなさんすごいですね。




●大阪弁のクラシック音楽

松本:先ほどのファッションショーが終わりまして、今度は、「上海太郎舞踏公司(Bravissimo)&J‐CLICK」のみなさんによります、コラボレーションが始まっています。一体、何だかよくわかりませんが、大阪弁で歌うクラシック音楽とタップダンスのコラボレーションということです。かっこいいのか、よく分からないですね。タップダンスはかっこいいのですが。

藤原:かっこいいですよ。

松本:さあ、果たしてこれが観客にどういう反応があるか、我々も見ながら、ゆっくりしてみたいと思います。




●交流フォーラム 1

松本:ところで、私たち2人の出番が迫っていますよ。まもなく、特設ステージでは、交流フォーラムが始まります。今年、この番組でご紹介した団体が2回にわたって集まり、ラウンドテーブルを行いました。「大阪をもっと盛り上げるためにはどうしたらいいか」について話し合いを行い、大阪を盛り上げる企画のコンペが行われました。

藤原:ラウンドテーブルの様子は、番組の中でもご紹介しました。2回目のラウンドテーブルで、優秀なアイデア六つが選ばれましたが、これから始まる交流フォーラムでは、その表彰とともに、優秀企画賞に輝いた6団体を中心に話し合いも行われます。

松本:交流フォーラムの進行役を、私たち2人がします。それでは藤原さん、そろそろステージへと向かいましょう。




●交流フォーラム 2

松本:では早速、コンペの優秀企画賞の発表と表彰を行います。ご紹介します。表彰をしていただく、「大阪ひと・まち魅力発見事業推進会議」議長の金井文宏(かない ふみひろ)さんです。どうぞみなさん拍手をもってお迎えください。今回のコンペ、分野別で選ばれたということですが、入賞された事業の分野を聞かせてください。

金井さん(以下、金井・敬称略):20の団体からの応募がありましたが、いろんな分野がありました。ホタル、金魚など、もうさまざまです。一応それを眺め渡し、私たちで分野を六つに分けました。一つは、「芸術、アート」。二つめが、「子ども」。子どもの健全育成をひとつの柱にしました。三つめは、「文化」、文化の振興ですね、四つめは、「福祉、交流の推進」。最後は、あと全部ひっくるめて「まちづくり」に分けました。

松本:さまざまな分野から入賞されており、このあとの話も楽しみです。それでは入賞されましたみなさんをご紹介いたします。

●芸術の振興の分野
“ビューマスターズ大阪メルボルン事業”
『NPO法人大阪アーツアポリア』小島剛(こじま たかし)さん。
●子どもの健全育成の分野
“浪花ふれあい人形劇まつり
 大阪国際人形劇フェスティバル2008に向かってプレプレ企画事業”
『ぐるーぷ ぬ!』坂口真子(さかぐち まさこ)さん。
●文化の振興(観光の分野)
“紙芝居を通じた大阪観光自慢とわが町自慢事業”
『九条下町ツアー事務局』高居千登勢(たかい ちとせ)さん。
●福祉・交流の推進分野
“東住吉区金魚すくい選手権ハートフレンドカップ事業”
『NPO法人ハートフレンド』徳谷章子(とくたに あきこ)さん。

●まちづくりの推進分野
“上町台地アート・ツーリズム2006 「アートなまちの探検隊」事業”
『上町台地からまちを考える会』山口洋典(やまぐち ひろのり)さん。
●まちづくりの推進分野
“河川浄化プロジェクト「大阪ジョウカ物語」事業”
『NPO法人 大阪・水かいどう808』理事長 須知裕曠(すち やすひろ)さん
です。

小島さん(以下、小島・敬称略):私たちは『NPO法人大阪アーツアポリア』といいます。大阪の築港というところに赤レンガ倉庫があります。築港は、大阪港の駅を降りて、天保山や海遊館の方に行くのではなく、反対側に行ったところです。そこに赤いレンガ倉庫群があります。そこを大阪市の芸術文化事業の拠点とし、倉庫を活用、活性化しようという大阪市の事業を受け、活動しているNPO法人でした。「でした」というのは、実は3月の31日をもって、私たちはそこから事業を終え、出て行くことになります。これまでは主に赤レンガ倉庫を使った、例えば美術の展覧会やコンサートなどをたくさん企画してきましたが、去年ぐらいから、場所を決めてその中で展開していくのではなく、様々な社会の中で交わりながら、その中にアートの種を落としていこうという活動をはじめています。では、CDを聴いてもらいましょう。

(♪音♪)

小島:これは、2年ほど前にビューマスターズをやった時に、仙台に住んでいる方が送ってくれた作品です。駅から美術館へ行くまでに発見した自販機の音をひたすら録っています。

松本:これ、自動販売機の音ですか。

小島:実はこれ、音だけだけではなく、写真データとそれに対する言葉の三つがセットになって、一つの作品になっています。町の音と合わせると非常にゴミゴミした中で聞こえてくる音です。「自販機って、こんなに種類があるの?」ということが発見できます。では、3曲目お願いします。

(♪音♪)

小島:これは、大阪南港の貯水槽の音です。中にマイク突っ込んで録りました。

松本:ただマイクを突っ込んだだけですか?

小島:はい。これは時間が短いのであまり聞かせることはできないのですが、ダイナミックで、水場の音とは聞こえない、他の生き物のような音がしますでしょう。こういうふうなものをいろいろリサーチしています。

松本:なかなか聞けない音ですよね。

小島:そうですね。その場その場にしかない音です。
「上海太郎舞踏公司&J-CLICK」
による、お笑い&クールな舞台は、
見る人を楽しませました

「公開トークライブ」は、
“おもろい大阪の将来”が
語られました

「交流フォーラム」の司会進行は、
松本恵治と藤原宏美で行いました

「ピピッとおおさか大発見!!」に
出演していただいた方たちによる、
企画コンペ表彰式が行われた
「交流フォーラム」

『ぐるーぷ ぬ!』による
人形劇の一部が行われました

生野区の「スリーアイズ」も
楽しみました

「夢乱舞」による
よさこいは、迫力満点

「アゼリア大正BI-JO連」は、
素敵な笑顔を振りまいて
よさこいを踊ってくれました






徳谷さん(以下、徳谷・敬称略):昨年は第一回目の「金魚すくい選手権ハートフレンドカップ」を地域の小学校をお借りして実施しました。小中学生200名、一般の方100名、団体戦は3名一組で約30組ぐらい、だいたい400名の方が参加。体育館に10槽の水槽を置き、1槽に4人ずつ入り、40名で3分間の匹数を競います。団体戦は3名の合計匹数を競います。この無心の3分間は、素晴らしい時間です。ここでちょっと金魚すくいの模範演技を見せたいと思います。うちのスタッフが来ております。金魚は本物ではありません。張り子の金魚です。子どもたちが去年作りました。

松本:会場のみなさんの方から、ステージの前に出て来られました。

徳谷:では、3秒でいきたいと思います。ポイは凧作りの残りで作っていただきました。では、用意スタート!
・・・金魚が逃げております。ポイが追いかけます。どんぶらこではありませんね、スイスイです、スイスイです。ちょっと失敗しました。すくえません、また金魚が逃げます、金魚が逃げます。すくいました〜!ピーッ!1匹すくいました。以上です。
18年度はできるだけ地域の多くの方に参加していただきたく、8月6日に区民ホールで“東住吉区金魚すくい選手権大会ハートフレンドカップ”を行います。東住吉区ですけれども、たくさんのみなさん参加してください。また応援に来ていただきたいと思います。金魚すくいを通じて、小さい子どもたちから高齢者の方までの世代間交流をはかり、自分たちの住んでいる地域を、もっと大好きになっていきたいと思います。またそうできると信じております。どうも今日はありがとうございました。

松本:ありがとうございました。



●エンディング

松本:今日は、今月21日に行われました『花もだんごも。中之島WEST』の様子をご紹介しました。天気にも恵まれ、一日本当に楽しめましたね。

藤原:もう楽しすぎて、あっという間でした。

松本:ステージもなかなか面白かったですね。こういう一日を、またどこかで設けたいと思います。



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