今回は、福島区民センターを拠点に活動している仮称『モンキーポッド』をご紹介します。活動は2年目ということですが、“仮称”ということは、まだ名前が決まっていないということでしょうか。増田真由美(ますだ まゆみ)さんにお話を伺います。
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●ボランティアのみんなで集まろうよ
テレビCMに出てくる『この木なんの木気になる木』の木の名前が、“モンキーポッド”です。その大きな木の下に「ボランティアの仲間みんなで集まろうよ」という意味を込めて、ただ今検討中で、みんなで名前を考えています。
●パソコン教室の講師と生徒
メンバーは、福島区民センターで行っている初心者パソコン教室の講師や、講師の補助などをしています。『モンキーポッド』の“木の下”には、パソコン教室の生徒さんも「みなさんどんどん集まってね」という意味も込めています。
●1年目の取り組み
1年目の2006年度は、外部から講師を招いてパソコン教室を開催しました。講師の先生による教室は月2回、ボランティアによる教室が月1回の、合計3回で生徒さんは卒業になります。2ヶ月に一度の割合で生徒さんを募集して年6回の教室を開きました。
●2年目の取り組み
2年目の2007年度は、外部からの講師はお願いせずに、ボランティアだけでパソコン教室を開きました。2006年と違い、同じ生徒さんと一緒に、5月から10月の間(夏休みの8月だけお休みして)5ヶ月かけて、月2回ずつ開催しました。1回目は初心者講習、2回目はワード、3回目はエクセル、4回目はインターネットやメール、5回目は応用編で年賀状作りなどをしました。
●能力に合わせて教える難しさ
参加者は、初めてパソコンを触る方から少し触ったことがある方など、さまざまです。仕事をリタイヤされた方や主婦の方など、一人一人の年齢も能力も違いますので、その能力に合わせて教えるということが難しかったです。でも、卒業される生徒さんたちに「ありがとう」と言って喜んでいただけるような教育活動を今後も続けていきたいと思います。
●スキルアップのために
自分たちのスキルアップのために、いろいろなところに出掛けています。例えば、此花区や西区で行われた勉強会に参加したり、『福島区民まつり』のお手伝いをしたりしています。区民まつり当日、来場者に抽選券を配布し、会場で発表する当選番号をその場でパソコンに随時打ち込んでいく作業を担当しています。
●これからの目標
まずは、正式な名称を決めること。そして、自分たちの能力とスキルの向上を図り、中級レベルの教室も開催できるように努力しようと考えております。また、パソコン教室に参加された人たちのバックアップやフォローも必要だと思います。将来的には、区民センターの中にパソコン操作の相談窓口を置き、ボランティアのメンバーが交替で待機をして、曜日と時間を限定したうえで、訪れた人の質問に対して再指導を行うというサービスも検討中です。
<お問い合わせ> 福島区コミュニティ協会
TEL 06-6468-1771
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