今回は、天王寺区民センターを拠点に活動している室内楽アンサンブル(小オーケストラ)『ウイークディアンサンブル』をご紹介します。代表の小川博之(おがわ ひろゆき)さんにお話を伺います。
★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!
●いつでも生演奏を!
基本的には平日、高齢者の福祉施設やディサービスセンターを中心に「生演奏の出前を、いつでも行います」ということで、『ウイークディアンサンブル』と名づけました。
●メンバー
男性18人、女性5人の合計23人の小さなオーケストラとして活動しています。弦楽器が中心で、バイオリン、ビオラ、チェロ、コントラバスが17人、管楽器はフルート2人とクラリネット1人、他にピアノが1人、司会とボーカル担当が1人、指揮者が1人です。
●福祉施設の要望に応えて
『ウイークディアンサンブル』は、福祉施設などを中心に活動する『福祉の管弦楽団まごころ』(2005/08/13放送)を母体としています。『まごころ』は、現役のサラリーマンやOL、学生、主婦などが中心メンバーで、土日に活動しています。福祉施設からは「平日に来てほしい」という要望が多いので、仕事をリタイヤした人や子育ての終わった主婦などが集まって、平成9年の秋に『ウイークディアンサンブル』を結成しました。
●レパートリー
聴いていただく方が70〜80歳代中心ですので、そういう方にとって懐かしい曲や、幼い頃に歌った童謡、唱歌、叙情歌を中心に演奏していますが、特に女性の方が女学生時代に歌った愛唱歌、外来曲、ワルツやタンゴなど、レパートリーを広げています。
●天王寺区を活動拠点にした理由
音楽活動をするうえで一番問題になるのは音量です。音を出すので会議室は使えません。また、メンバーが吹田、大阪、京都、奈良、神戸、八尾、東大阪など、広域から集まっていますので、交通の便が良いところを探していたところ、天王寺区民センターが見つかりました。
●毎週の練習
毎週木曜日の午後1時から5時まで、天王寺区民センターの多目的室で練習しています。また、年間約40回のコンサートを行っています。
<お問い合わせ>
天王寺区コミュニティ協会
TEL 06-6771-9981
|
|
|