今回は、よさこいソーラン踊りのチーム『ザ・ちはや』をご紹介します。代表の木村武史(きむら たけふみ)さんは、『榎本社会福祉協議会』の会長でもあり、以前ご紹介した、大阪府の“青パト”(青色防犯パトロール)第1号となった団体『榎本安全なまちづくり推進委員会』(2006/4/15放送)の代表でもあります。“防犯活動”とは違った側面から、“健全育成”への取り組みについてお話を伺います。
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●大人と子どもが一体にとなって
『ザ・ちはや』は、2004年2月に結成しました。その2年前に、たまたまOBPのツインビルで、“よさこいソーラン”という踊りを初めて見て、素晴らしい踊りに大感動しました。翌年も見に行ったところ、大人と子どもが一体となって踊っている姿に感動!感動!感動!でした。そこで、「ぜひ、私たちの地域の子どもたちにも踊ってほしい」と思ったのが大きなきっかけです。
●励ましの言葉
『大阪メチャハピー祭実行委員会』事務局へ踊りを教えてほしいとお願いしたところ、「いろいろな団体に教えていますが、社会福祉協議会に教えるのは初めてです。ぜひ頑張ってください」と逆に励まされて、事務局から大学生の指導者が毎週来てくれることになりました。最初のメンバーは小学生主体で、中学生4〜5人、高校生7人の約25人のグループができました。
●地域の連携としつけ
練習は榎本福祉会館で、毎週日曜の9時から12時まで行っています。青少年の健全育成が一番の目的ですが、地域の連携を深めること、礼儀、あいさつなどしつけの面も大事にしました。具体的には「練習場の入口では履物を整頓する」、「練習場に入る時や練習を始める時には必ずあいさつする」など、厳しく言いました。
●盆踊りでデビュー
デビューは2004年6月、榎本地区の盆踊りでした。盆踊りでソーラン踊りをすることは珍しいので、地域の人たちも新鮮だったようです。人前で踊るのは初めてでしたが、「笑顔で踊れた」と喜んでいました。その後、よさこいソーランのチームの多くがオリジナル曲で踊っているのを見ていましたので、『ザ・ちはや』もオリジナル曲を作りました。また、『ザ・ちはや』という名前は、子どもたちが地元の『阿遅速雄(あちはやお)神社』にちなんで付けました。オリジナル曲で挑んだ結成2年目、2005年10月の『大阪メチャハピー祭』では審査員特別賞を受賞しました。現在は、約40人のメンバーで活動しています。全員が女の子なので、男の子にも入ってもらいたいと思っています。
●ファイナルステージが大きな目標
勝負にこだわっているというわけではありませんが、最近2年間の『大阪メチャハピー祭』では、上位20チームに与えられるファイナルステージに進んでいませんので、それを大きな目標にして、次回こそクリアしたいと思っています。今、子どもたちが日本舞踊を習っていますので、扇子を使った舞踊も取り入れていこうと思っています。
<お問い合わせ>
榎本社会福祉協議会 TEL 06-6963-0104
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