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丹波から城崎へ、出来立ての道を使って快適ドライブ!
中国自動車道から舞鶴若狭自動車道へ入り、兵庫県丹波市を北上中。まもなく、北近畿豊岡自動車道の一部「春日和田山道路」につながる春日ジャンクションです。昨年4月に春日から氷上まで開通した春日和田山道路が、今月22日に全線開通しました。さらに、ここ丹波市には新しい道の駅が今年4月に誕生しました。今回は、新しい道と道の駅を楽しみつつ、老舗温泉地を目指します。



    丹波の味覚が山盛り     <丹波おばあちゃんの里の地図はこちら>
 

丹波自慢の農産物
 春日和田山道路を走る前に春日インターで降り、降りたところにある道の駅「丹波おばあちゃんの里」に来ました。広い駐車場、銀色に光る瓦ぶきで、趣のある3棟の建物のうちの一つ、丹波の特産品が販売されている建物で、駅長の横山保史さんにお話を伺いました。おいしそうな野菜が軒下に並んでいます。
「ここは農産物の産地として非常に優れた地域ですので、朝取れた野菜をできるだけ新鮮な状態で召し上がっていただきたいと思って販売しています。今はトマト、キュウリ、地元の特産物であるスイートコーンなどの夏野菜が人気です。スイートコーンは、10本、15本とまとめて買われる都会の方が多くいらっしゃいますね」

 

パンが大人気!

 販売所に入ると、パンのいい香りがしてきます。
「地元の食材を使ったパンを中心に、ここで作った手作りの焼き立てパンを召し上がっていただいております。一番人気はやはり丹波の黒豆を使ったパンで、びん詰めギフトに使う大粒の黒豆をじっくり煮込み、パンのあっさりした風味とよく合うように仕上げています。パン以外には、人気の氷上低温殺菌牛乳と地元の食材を使って、イタリアンジェラートを作っております。今の時期は2種類のモモを使ったものが非常に人気ですね」


 

ジェラートも絶品
 夏が過ぎれば、丹波の本領が発揮される実りの秋です。
「丹波黒豆も有名ですし、大納言小豆の発祥地でもありますから、そういったものを中心にどんどん商品展開していきます。また、周辺農場に協力をいただいてサツマイモを植えており、秋には農業体験もご案内していきたいと考えています。春日和田山道路の開通で兵庫県北部の西と東がつながりましたので、この道の駅を通じて、北近畿を楽しんでいただければと思います」

 

  道の駅「丹波おばあちゃんの里」
 
 ■営業時間/9:00〜19:00
 ■定休日/年末年始
 ■TEL /0795−70−3001

  無料で走れる春日和田山道路
 


春日和田山道路

 春日インターから春日和田山道路に入りました。氷上から先はピカピカ、ツヤツヤです。春日から豊岡まで計画されている北近畿豊岡自動車道のうち、遠阪(とおさか)トンネル有料道路部分を除く朝来市の和田山までの31.7kmを春日和田山道路といいます。和田山では播但連絡道路とつながっていて、近畿の高速道路ネットワークがまた一歩前進しました。
  また、山東SAを兼ねる道の駅「但馬のまほろば」が同時にオープンし、楽しみも増えました。西日本最大級の円墳「茶すり山古墳」に近いため、出土品の展示や土器や勾玉(まがたま)づくりの体験コーナーがあるなど、古代ロマンが感じられる道の駅になっているそうです。
 なお、この春日和田山道路は、遠阪トンネル有料道路を除いて通行料金が無料です。便利でうれしい道路です。