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冬本番、高速道路網を駆使して北へドライブ
寒くなるとなぜか北へ行きたくなります。やはり日本海の味は魅力です。今回は、海の幸がおいしい道の駅を目指し、丹後半島まで出掛けることにしました。昨年は大雪の中をドライブし、兵庫県で但馬牛とカニを堪能しました。あれからはや１年、着実に年を重ねましたが、またも皮下脂肪を重ねることを恐れず、おいしものを求めてハンドルを北へ向けます。



　　「京都府の背骨」を走る　　　　　＜京都縦貫自動車道の地図はこちら＞
 


京都縦貫自動車道
　阪神高速から中国自動車道、舞鶴若狭自動車道、そして京都縦貫自動車道へと入り、青空に稜線が映える美しさを見ながら、終点の宮津天橋立インターに向けて快適ドライブ中です。この京都縦貫自動車道は、第二京阪道路とつながっている京都府久御山町から宮津天橋立インターまで、「京都府の背骨」とも表現される重要な道です。大山崎から沓掛（くつかけ）までと丹波から綾部安国寺まではまだ開通していませんが、大阪からは中国池田より１時間半もかからずに宮津天橋立インターまで行けます。

　　　冬に大人気の黒豆ソフト 　　　
　

道の駅「てんきてんき丹後」
　丹後半島の付け根あたりを突き抜け、西側の海岸地域にやって来ました。京丹後市丹後町竹野（たかの）にある道の駅「てんきてんき丹後」は、竜宮城のような変わった屋根で、中には大きな吹き抜け空間が広がっています。駅長の片西賀四郎（かしろう）さんにお話を伺いました。
「兵庫県の西から丹波あたりまでの商品があります。人気は、黒豆のきな粉を混ぜたソフトクリームです。とくに冬は、京阪神からカニを食べに来られたお客さんが、翌日のどが乾くため、冷たいソフトクリームを召し上がります。野菜は、土、日、月曜の週３日、地元の農家６〜７名が、午前中のみ販売しています。加工品は、田舎独特の素朴な味の商品が多いんです」


海鮮丼だけではなく
カニ鍋定食も食べる稲野
　レストラン「ら・めーる」では、どんなメニューがお勧めでしょうか。
「魚介類、なかでも海鮮丼なんかが人気です。時期によって多少違いますが、イクラ、アマダイ、タイ、カンパチ、イカが基本ベースとして乗っております。２500円でカニ鍋定食もあります」

　竜宮城のような建物、「てんきてんき」という駅名が独特です。
「10月にこの地方の秋祭りがあり、そのはやし言葉の中に、『天候が良くて豊作で、ありがとうございました』という意味の『てんきてんき』というのがあり、それから付けています。建物は、隣の伊根町に浦島神社があるため、竜宮城をイメージして造られています」

　レストランで海鮮丼をいただきました。カンパチ、イカ、タコ、エビ、タイ、イクラが乗り、ご飯が見えない状態。新鮮で、さすがの味でした。

　　道の駅「てんきてんき丹後」
■営業時間／物産館9:00〜18:00
　　　　　　　　　レストラン 10:00〜18:00
■定休日／物産館　２月、６月、10月の第２・４火曜日、
　　　　　　　　　　　　　12月31日
　　　　　 レストラン　火曜日、12月31日
■TEL ／０７７２−７５−２５２５