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険しさの先に癒しが待つ街道を行く 滋賀県草津市。大きな道標があり、「右 東海道いせみち」「左 中仙道美のぢ」と刻まれています。ここは東海道と中山道の分岐点で、お地蔵さんや高札場跡もあってまさに宿場の雰囲気。今回は、ここから岐阜県に近い柏原(かしわばら)宿まで、中山道の旅を楽しみます。中山道は、木曽路を通る険しい山道でしたが、皇女和宮(かずのみや)が十四代将軍徳川家茂(いえもち)へと降嫁した道としても有名です。 |
宿場に残る古い旅籠 | |
次の武佐(むさ)宿(近江八幡市)では、江戸時代の面影を残す旅籠(はたご)の「中村屋」が今も営業し、その向かいには本陣の門が残っていました。虫籠窓(むしこまど)のある街並みも、少しだけ見ることができます。 |
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「鳥居」に関わる彦根の二宿 | |
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「『鳥居本の三つの赤』と言われています。油紙に柿渋を塗って作った茶色っぽいかっぱの赤。一時期、大変盛んに出荷されておった『鳥居本スイカ』の赤。そして、古くから商われております有川製薬さんの『赤玉神教丸』の赤です。有川製薬さんの建物は築200年で、明治天皇が北陸行幸の際に小休憩された部屋もあります」 |
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「赤玉神教丸は腹痛のお薬で、中山道の道中薬として、旅人が買い求めて旅を続けられたと聞いています。2008年で350年の歴史を迎えさせていただきます」 彦根ボランティアガイド協会 ■ガイド料/無料 *ガイド1人につき交通費1000円 ■申し込み/彦根市観光案内所 0749−22−2954 |
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