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国道168号「五條新宮道路」は夢のような “命の道”
夏休みに入って最初の日曜日、「近畿道ものがたり」は恒例になりました1泊ドライブ旅行に出ることにしました。今年は奈良県から和歌山県に向かって、南へ南へと走ります。山あり、谷あり、川あり、そして、青い海ありのロングドライブ。今年はどんな皆さんとの出会いがあるのか、とても楽しみです。


  期待される「五條新宮道路」          <国道168号の地図はこちら>
 

国道168号
は狭い箇所も多数ある

 奈良県十津川村、国道168号を南に走っています。国道168号は、大阪府枚方市と和歌山県新宮市を結ぶ南北の道で、奈良県から和歌山県にかけては山道で曲がりくねり、見通しが悪いところや狭いので対向車とすれ違いくいところも多くあります。これでは地元の方の日常生活も大変、とくに緊急車両が通る時は心配です。そこで、奈良県五條市から和歌山県新宮市にかけての約130km区間に、今、「五條新宮道路」が造られています。
  今年、奈良と和歌山の県境をまたぐ部分が開通しました。後で走るのが楽しみです。


  足湯のある道の駅
 
道の駅「十津川郷」
 最初にやって来たのは、国道168号沿いにある道の駅「十津川郷」です。入った瞬間、木の香りが漂います。駅長の川原昭人(あきと)さんに伺いました。
「ここは平成9年7月に開館しました。こんにゃくやキノコ類、アユやアマゴの甘露煮などの食品も、スギのはしやヒノキのまな板などの木工品も、全部地元のものを置いています。名産品の『ゆうべし』は、ユズの中身をくり抜き、そば粉や米粉、シイタケ粉などを詰めて蒸し上げ、寒風で干したものです。なお、明治22年に十津川村で大水害があり、多くの方が北海道へ移住して新十津川村、今の新十津川町をつくりました。そこで作ったアイスクリームなども販売しています」

「行仙」はそば好きの稲野もお薦め
 2階にそば店、地下に展示場があります。「2階では『ひきたて、打ちたて、ゆでたて』のを召し上がっていただいており、大変好評です。そば粉は十津川村と新十津川町産を使い、そば打ち体験もしていただけます」

  道の駅の表には源泉から直接引いた足湯があり、無料で利用できます。


 
   道の駅「十津川郷」

 ■営業時間/9:00〜17:00
          そば処「行仙」は11:00〜15:00
 ■休館日/年2回
 ■むかし館入館料/大人200円、
              小中学生100円
 ■TEL /07466-3-0003