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    世界観が変わるほどの豆腐              
 

驚きのこの味!

 劔神社近くには、豆腐の名店「大年屋」があります。創業約50年で、商品は「きぬこし」と「もめん」のみ。「きぬこし」を一口頂くと、とろとろ溶けていきます。ご主人の広比成守(ひろべしげもり)さんに伺いました。
「これがうちの特徴なんです。食べると幸せな気持ちになれるでしょ。でも、この素直な豆腐の味を分からない人がほとんどなんですよ。最近はうまみ系の添加物が豆腐にも入っていて、大人の口はそれに慣れています。うちのは地下水100%使用、凝固剤以外は添加物一切なし。だから、口の敏感な離乳食期の子供さんには受けるんですよ」

  ちょっと世界観が変わるほどの味です。



  
  大年屋
 ■営業時間/8:00〜18:00
 ■定休日/夏季=ほぼ無休、
        10〜3月=日曜休
 ■TEL /0778-36-1066

 *写真はご主人が特別に作ってくれた厚揚げ。
   通常製品ではありません。
 

   シェア95%の秘密
 
戦前によく使われたフレーム
 越前町の東隣、鯖江市は、メガネフレームの生産が盛んで95%もの国内シェアを誇ります。今年は鯖江のメガネ産業発祥100周年とのこと。お話を「福井県眼鏡(がんきょう)協会」専務理事の坂野喜一(さかのきいち)さんにお伺いしました。
「当時の福井は雪が大変多く、11月から3月ぐらいまでの農閑期産業として考え出されました。増永五左衛門が大阪や東京からメガネ職人を招いて地元の人に習わせましたが、農家が家の片隅で仕事をしたため、メガネの全部を作るのではなく、分業体制にしました。それぞれ一部だけを作ればよかったので、研究して競い合い、大阪や東京のものに負けないような商品を作りだしました。今、日本で一番多く用いられるのがチタンですが、アメリカの宇宙工学から発達したこの素材を、いち早くメガネに持ち込んだのは鯖江です」



最新デザインのメガネ(プロトタイプ)

 100周年事業もあるようです。
「9月4日には『めがねマラソン』を開催します。全員にメガネをかけて走ってもらうマラソン大会で、サングラスでも結構です。全員メガネをかけるマラソンということで、ギネスブックにも申請しようと思っています」


初夏の越前海岸を堪能しました。今回訪ねたところの他にも、日本海を臨む温泉など行ってみたいところはまだまだいっぱい。夏も、越前海岸がお薦めです。