五輪塔がたたずむ清滝峠 <清滝峠の地図はこちら> | ||
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清滝トンネルを東に抜けてUターンし、今度は山越えの旧国道163号を西へ。途中、逢阪地区で車を止め、昔の清滝街道を復活させた「四條畷市歴史散策道」を歩くと、大阪府指定文化財の石造りの五輪塔がたたずんでいました。1336年に鎌倉時代の様式で建てられたもので、ここが元々の清滝峠。「逢坂千軒」と呼ばれた往時の様子がしのばれます。 |
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氷を運んだ街道 | ||
「江戸時代初期の絵地図などを見ますと、東西は5本の街道があったようです。一番北にあたるのが清滝街道で、他と比べるとあまり標高が高くなく行き来しやすい道だったようです。四條畷市の一番西端の蔀屋(ひとみや)に自然石の道標が今もあり、そこが清滝街道の起点のようです。東は奈良県の竜田あたりまでが清滝街道だったようですが、今は県境までを清滝街道と呼んでいます」 |
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四條畷市立歴史民俗資料館の展示は、展示物が使われていた様子などを楽しいイラストで紹介してあり、子供たちにも好評のようです。 「夏休みは1カ月にわたり『資料館探検隊』と題してクイズなどをしています。参加者にスタンプを押し、集めると考古学の博士ですというような賞状をお渡しします。また、遺跡から出てきた粘土で焼き物を作ったり、その作品のミニ展示会を開いたり、石で勾玉を作ったり、そんなイベントも2カ月に1回しています」 |
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四條畷市立歴史民俗資料館 |
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大阪と奈良を結ぶ2本の重要な道、そして、そこにある峠を訪ねました。暗峠といい、清滝越えといい、道の古代から現代までの様々な顔を見たような気がしました。足に自信のある方、一度歩いてみてはいかがでしょうか。 |
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