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神戸空港から明石港へ、元気な兵庫をドライブ
2月16日、いよいよ神戸空港が開港します。ポートアイランドの南には、既に人工島が完成して橋で結ばれています。住所は神戸市中央区神戸空港1番。まさに、神戸空港のための島、新しい土地という感じがします。この神戸空港、一体、どんな空港になるのでしょうか。あと4日が待ちきれません。今回は関西の新しい元気、開港前の神戸空港へと向かいます。



  都市計画決定へ着々と     <阪神高速湾岸線の地図はこちら>
 

阪神高速湾岸線
 天保山から阪神高速湾岸線に乗って、快適にドライブしています。制限時速は80km、片側3車線・合計6車線で、橋も六甲山も素敵な姿を見せています。この湾岸線は快適ですが、一つだけ残念なのは六甲アイランドで途切れて、神戸市垂水区の名谷(みょうだに)ジャンクションまで、まだつながっていないこと。しかし、着々と建設に向かっています。計画決定されていなかった六甲アイランドから長田区までの区間も、計画づくりに市民の意見を取り入れる「PIプロセス」が実施され、平成17年に大阪湾岸道路有識者委員会の提言という形で計画への意見がまとめられました。現在、都市計画決定に向けて手続きが進んでいます。

  ストレスのない空港づくり
 

開港間近の神戸空港

 ポートアイランドの南端から空港島へとつながる橋に入り、一番高いところに差しかかると神戸空港が見えました。滑走路の向こうは海、巨大な船がゆったりとたたずんでいました。一方、空港ターミナルの中は、ブルーがアクセントになっているすっきりしたデザインになっています。神戸空港ターミナルの宮本一郎さんにお話を伺いました。まずは、このターミナルの“売り”から。
「ストレスなく飛行機に乗っていただける点です。三宮からポートライナーを使って最短16分で神戸空港駅まで来られますので、渋滞などを気にせず空港に来ていただけます。空港ターミナルの中も、搭乗口までの距離が短くなっている上、視認性も優れているため、ストレスなく動いていただけます」



アイランド式カウンター

 湾岸線がポートアイランドを経由してつながれば、さらに便利になります。
「将来の計画として、ポートアイランドに出入り口ができると聞いておりますので、さらに空港近くにまで来やすくなります。また、この夏ごろから、関空とポートアイランドを結んでおりました船が運航を再開し、神戸空港と関西空港を結びます」

  空港ターミナルは、1階が到着ロビー、2階が海外の空港を思わせるような出発ロビーです。周囲の土産物店にもそそられます。
「アイランド式のカウンターで、日本では関空と成田、中部空港しか取り入れていません。お店については、神戸の有名どころを一箇所に集めた『神戸スイーツコーナー』があるほか、神戸や兵庫の物産を扱っています」


ブリッジまでガラス張り

 3階がレストラン街、その上が展望デッキです。
「展望デッキは360度の視界が広がっておりますので、神戸の山、海、町と、神戸らしさを味わっていただけます。北側に立つと、180度のラインで大阪湾から明石海峡大橋まで見渡していただけますし、南側は大阪の南港や淡路島も見ていただけます。神戸にはいろんな夜景のポイントがありますが、海側から見ていただける夜景は数少ないと思います。空港ターミナルも、神戸の売りである景色をいろんな角度から見ていただけるよう、できる限りガラス張りにしています」