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   漁業と海洋レジャーの交流拠点             
 


田尻漁港

 今度は関空の対岸の町の一つ、田尻町にある田尻漁港に来ました。ここには「田尻漁業協同組合・田尻海洋交流センター」という、漁業と海洋レクリエーションが共存共栄するための交流拠点があります。ずらりと並ぶ奇麗なヨット、海、関空、漁船の様子をゆったり眺められるウッドデッキで、田尻漁業協同組合の森下耕治さんにお話をお伺いしました。まずは人気の漁業体験について。
「お陰さんで皆さんよく来てくれてます。我々が日ごろやっている漁業の一部を体験してもらおうということで、前日から網とかごを仕掛けておいて、それをお客さんに引き上げてもらうという体験です。網は磯建網(いそたてあみ)で、かごには主に冷凍のイワシを餌として仕掛けますので、タコ、カニ、アナゴなどが入ります。漁業体験の後は関空までクルージングし、飛行機の進入コースの真下へ行きます。頭の上をすごい迫力で飛行機が降りてくるので、これは人気があります」





ヨットハーバー
 船は現役の漁船を使い、女性も大歓迎とのこと。取れた魚はどうするのでしょう。
「バーベキューで食べていただけます。ちゃんとした調理台も用意してありますので、刺身にしたい場合はそちらでできます。今の時期はタコが多いんですが、有名な明石のタコ同様、泉のタコも柔らかくておいしいですよ」

 ヨットハーバーや釣り堀もあります。
「ヨットは約70隻係留しています。釣り堀のメインの魚はタイです。タイは食いつきがいいので、できるだけ“坊主”の人を少なくするため入れています。あと、カンパチ、ヒラメ、シマアジ、イサキ、ソイ。季節によって多少変わりますが、新鮮さを満喫してもらえます」

 大阪市港区弁天から1時間以内、アクセスもよくなりました。
「本当に恵まれたと思うのは、空港が出来て、それに伴うアクセスが良くなったんで、車で1時間圏内に400〜500万人の市場があるようになったという面ですね」


  
   田尻漁業協同組合
   田尻海洋交流センター
 
 ■営業時間/9:00〜17:00

 ■定休日/火曜日
 
■TEL /0724-65-0099

 

空港で空のロマン、漁港では海のロマンを感じることができました。なによりあこがれのものが目の前にあるというのは、大人にとっても子供にとっても嬉しいことです。