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おーっ、ゲートが開いた
ついにETCが付きました。イェーイ、パチパチパチ。
いま阪神高速4号湾岸線を走っています。
ETC専用レーンを格好よく駆け抜けてみたい。
どこへ行けばあるんでしょうか。ナビゲーターとして、
阪神高速道路公団の岸田孝治さんに横に乗っていただいています。

阪神高速には、ETC専用レーンはどれくらいあるんですか?
「阪神高速では、現在66の料金所でETCを運用しています。
全部で125の料金所がありますので、約半分ですね。
このなかで、16の料金所にETC専用レーンを設けています。
また、23の料金所では、一部の時間帯を専用レーンとしています。
その他の料金所については、現在のところ、
ETC車も一般車も両方通す混在運用です」
関空方面に行きたいんですが、料金所はありますか。
「泉大津本線料金所に、ETC専用レーンを設けています」
じゃあ、しばらくは湾岸線らしい景色を楽しみましょう。
たくさんの橋があります。
南港の赤い鉄骨の橋「港大橋」も渡りました。
今は大きな吊り橋を通って堺市に入るところ。
いろんな種類の橋を見るのも楽しみです。
道路の舗装もきれいで快適に走っています。
ところで、ETC、あっという間に増えましたね。
「阪神高速では昨年7月にサービスを開始して、11月に16料金所まで増やし、
今年3月に49料金所を、4月にまたひとつオープンして、現在、66の料金所で
ETCを運用しています。1日あたり6200台のETC車が利用しています」
利用するときの注意点は何ですか。
「一番注意していただきたい点は、カードの差し込みの確認と、
ETCレーンを通るスピードです。ETCレーンでは、料金所の手前で減速して、
開閉バーが開くのを確認出来る、時速20H程度での安全な通行をお願いしています。
また、ETCカードが車載器にしっかり差し込まれていなくてバーが開かない
場合もありますので、きちんと確認していただきたいですね」
ETCのメリットはなんですか。
「いろいろありますが、まず非常に利便性が高いということ。
料金所の通過時間が短縮され、小銭を用意する煩わしさもない。
寒い日や雨の日にウインドーをおろす必要もない。
ドライバーにとって非常に便利ということです。
二つめは、ETCで料金所の処理能力が上がり、料金所渋滞の緩和・解消が
見込まれるということ。三つめのメリットは、無停車で通過するので、
料金所周辺での騒音、排気ガスの低減が見込まれるということです」
お話を伺っているうちに、料金所に近づいてきました。
「ETC車レーンは左」という表示も出ました。今までは横目で見てたけど、
きょうは通れます。速度を20Hまで落とします。レーンがいくつもあるうち、
一番左に水色の舗装のレーンがあります。これがETC専用です。
分かりやすいですね。初めて入ります、ちょっとドキドキ。
「料金は500円です」
おーっ、バーが開きました。今の「料金は500円です」は、
ETC車載器がしゃべったんですよ。今までなら、小銭を探して、窓を開け、
領収書をもらってたのが、ハンドル握ったままでした。
感激!未来の世界が目の前っていう感じです。
ところで、何か割引プランがあるとか。
「今年の夏をめどに、前納割引を準備しています。
ETCの普及促進と定着を目的に、阪神高速道路公団、首都高速道路公団、
日本道路公団の3公団で実施します」
泉佐野北出口を過ぎて、もうすぐ「りんくうタウン」です。関西空港まで10キロ、
佐野南まで2キロ。りんくうタウンには、最近話題のアウトレットモールがあって、
泉佐野南出口が渋滞するそうです。では、私たちも、
これれからりんくうタウンに 行きましょう。
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