私の大好きなドライブ。そのドライブを一層快適にする方法があるんです。
前回、西名阪自動車道で見かけた「ETC」がそれ。
同じ料金所でも、ETC専用レーンの車は止まらずにスイスイとドライブ。うらやましい。
そこで私も、ETCを取り付けることにしました。
ETCとは、エレクトロニック・トール・コレクション・システムの略で、
「ノンストップ自動料金支払いシステム」と訳されています。
今回は、そのETCを使って、阪神高速4号湾岸線をドライブします。


 

 
稲野一美のETCカード


よし、これに決めた!


取付中の西浦さん


取り付けられたETC 車載器

 

りんくうタウンへの地図はこちら

 

まずは「ETCカード」をゲット

ETC利用には、クレジットカード会社発行の「ETCカード」と、
車載器が必要。まずは、ETCカードについて、
私が使ってるニコスカードに聞いたところ、申込用紙を
送ってもらって手続きをすれば、既にニコスカードを
持っている場合は2〜3週間、持っていない場合は
カードを一緒に申し込んで1カ月程度で発行されるとのこと。
このカード 会社の場合、ETCカードの年会費として500円必要
なものの、初年度は年会費無料キャンペーンをしていました。
注意は、「ETCカードはクレジットカードと同じようなものなので、
車から降りる際は必ず携帯すること。また、車載器へのカードの挿入は、
安全な場所で完全に停止した状態で行うこと」とのことでした。

ETC車載器は“おしゃべり”?

ジャーン、ETCカードが到着!サイズはクレジットカードと同じ。
違うのはチップが付いていて、これが機械に反応するとのこと。
さて、次はETC車載器ということで、大阪市西区のカー用品店
「コックピット21大阪」にやって来ました。
こちらの西浦和宏さんにお伺いします。
      

ETC車載器、いろいろ種類がありそうですね。
 「大きく分けてアンテナ分離タイプと一体型との2種類があります。
 サイズは、一体型で10センチ四方程度。
 ただ、ダッシュボードの上に設置するので、視界の点では邪魔になるかも
 しれません。分離型なら、アンテナだけダッシュボードの上、
 カードリーダーは見えないところに付けます。
 お薦めはアンテナ分離タイプですね」
お値段は3万円から4万5千円の間ぐらいとか。
 「あと、取付け工事費と、ORSE(道路システム高度化推進機構)登録の
 セットアップ料金がかかります。ORSEはETCを管理しているところで、
 車種や大きさといった車の情報などを登録します。普通車とトラックでは
 料金が違いますからね。登録は、通常なら1週間くらい。
 当店はオンラインショップですので、登録は5分くらいで、
 取付けとあわせて1時間くらいですね」
じゃあ、今日付けて、今日使えるんですね。では、さっそく取付けをお願いします。

(取付け作業を見ながら)これがアンテナですね。
テレビやラジオのアンテナのような大きなものじゃなく、マッチ箱くらいで、
ダッシュボード中央の奥に付けられようとしています。
そこから配線を延ばすところです。本体はどのあたりに付くのでしょうか。
 「はい、これで完了です」

本体は、ハンドルの左下あたり、ここなら全然邪魔になりません。
早速カードを入れましょう。点滅しています。スタンバイになって…
「ETCが利用可能です」
えっ、いま車載器がしゃべりましたね。
 「運転中に邪魔にならないように、全部声で案内します。
 料金も全部しゃべってくれます」
 はやく乗ってみたーい!

      

 

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