
再び雪の播但連絡道路を通って香住町へ

香住町・柴漁港

民宿「まる屋」

右がまる屋ご主人の藤原孝治さん
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<香住町の地図はこちら>
カニの街、香住町
生野北インターから再び播但連絡道路に入り、和田山から
国道9号を西へ。村岡町から県道で香住に来ました。
いよいよカニ、日本海です。柴山漁港で、
柴山港漁業協同組合の山本孝司さんに伺いました。

「香住での漁期は11月6日から3月20日で、
その間ならカニを食べていただけます。
柴山のカニが評判なのは選別が厳しいからです」
一番高いカニって、いくらするんでしょうか。
「時期的には12月20日すぎが一番高くて、
いいものは浜で2万円ぐらい。デパートや高級料亭では、
倍か2.5 倍ぐらいになるのでは」
カニの上手な選び方も聞きました。
「身がたくさん入っているカニは、小さくても重くて
甲羅が硬い。こちらでワカマツバと呼ぶミズガニは
脱皮直後で、食べ方によってはおいしいんですが、
身の入りが良くなく、甲羅が軟らかで軽く、値段も安い。
カニは大きさだけでは判断できません」
最後に、香住の道路事情について伺いました。
「非常に道路事情が悪いと、但馬に住んでいる皆さんが
思っています。せめて豊岡まで高速がつけば便利に
なります。早くつけて欲しい」
今、舞鶴若狭自動車道・春日インターから豊岡まで、
「北近畿豊岡自動車道」が計画されています。
柴山港漁協直営店「かに一番館」
*4月は白エビ、6月中旬から活イカを販売
■営業時間/8:00〜15:00
■定休日/火曜日
■TEL /0796-37-0301
カニをいただきます!
目の前に豪華なカニが並んでいます。
鍋や香ばしい匂いの炭火焼きもあります。
香住町には民宿・旅館が約190軒あるそうですが、
柴山漁港から車で2分、
民宿「まる屋」ご主人の藤原孝治さんに伺いました。
「これは最も人気が高い、カニ刺しを含む『しぐれコース』
です。カニ刺し、炭火焼きのカニやカニ味噌、
鍋をお召し上がりください。焼きガニは塩味が一番ですが、
カニ味噌も付けて味を比べてみてください」
藤原さんは仲買の資格をお持ちだそうです。
「柴山港で私が直接仕入れます。違いが分かるカニを
食べていただきたくて民宿をしていますが、
カニはみんな同じじゃないことを感じてほしいですね」
それでは、いただきます!
民宿「まる屋」
■宿泊コース(平日)16,000円〜
昼食と天然温泉コース7,000 円〜
■TEL /0796-37-0325
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