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保津川で広がる、遊びと環境美化の輪。 桂川は、京都府亀岡市で保津川と呼ばれるようになります。その亀岡市と京都市を隔てる山地では、急に幅を狭め、蛇行し、流れを急にします。保津峡です。そこでは迫力ある保津川下りが楽しめますが、昔は船が行き来できる状況にはなく、400年前の1606年、角倉了以(すみのくらりょうい)が開削して以降、いかだや船が下れるようになりました。それが、丹波から京都への物資の輸送を飛躍的に発展させました。 |
「子ども村」、メインステージは川。 <保津川の地図はこちら> | |
JR亀岡駅近くにある保津川下りの乗り場から10kmほど上流へ行き、保津川から西へ山を上がると、新緑の中に「亀岡市地球環境子ども村役場」があり、「亀岡市地球環境子ども村課」というユニークな部署が置かれています。どんなことをしているのでしょう。同課の垣見昌克さんにお話を伺いました。 ![]() |
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川を舞台にした活動には、どんなものがあるのでしょう。 「小学4年生から中学3年生までとその保護者を対象にした『水辺と森の学校』を、今年度は5回予定していますが、そのうち3回は川が舞台です。1回目は保津川と曽我谷川との合流地点でアユモドキの生態観察と『バスバスターズ』に参加し、ブラックバスなど外来魚の駆除活動を行います。2回目は保津川支流の犬飼川でホタルウオッチングを、3回目は同じく支流の音羽川で渓谷に入り、沢登り『シャワークライミング』を実施します」 |
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「『川ガキ大将復活プロジェクト』です。保津大橋の周辺で行うイベント型の体験学習で、小学4年生から中学3年生までを対象に、ラフティング、カヌー、川漁師体験、シャワークライミングの四つをメインに行います。事前応募の参加者のほか、当日でも参加できる河原遊びコーナーがあり、『ゴリ』取り、水鉄砲、ストーンペインティング、川の浮輪渡りなど、約10種類のプログラムを準備しています。佃煮にするとおいしい魚のヨシノボリを亀岡では『ゴリ』と呼びますが、みんなで竹のザルを使って捕まえ、唐揚げにして食べます。一方、その都度の募集ではなく、年間を通じた活動としては『キッズクラブ』があり、毎月1回、子供たちだけで自然体験や生活体験をしてもらう活動をしています」 |
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平成14年度からの「地球環境子ども村」事業により、市民が保津川を見る目も変わったようです。 「少しでも気持ち良く活動しようと、川での清掃活動なんかも広がっていて、『川ガキ大将』では『エコパスポート』を昨年から始めました。河原に来たらまず二つのごみを拾ってもらい、分別ボックスに入れてもらったら、エコパスポートという参加証を配ります。その参加証によって、約10種類のプログラムに参加できるというわけです。週末の保津川には、バーベキューやキャンプのごみを持って帰ってくれない方がいるため、川が汚れを心配しています」 地球環境子ども村ホームページ |
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