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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2008年1月26(土)放送
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“大阪の玄関口”の多彩な魅力を活かして
連帯感あふれるまちづくりを!
〜北区と財団法人『北区コミュニティ協会』〜

今回は、大阪24区の一つ一つの区にスポットを当て、その区の魅力を紹介するシリーズ“藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)”第22弾、北区と財団法人『北区コミュニティ協会』をご紹介します。北区は、JR大阪駅や阪急、阪神の梅田駅というビッグターミナルがある大都会・大阪の都心です。『北区コミュニティ協会』事務局長の吉村實(よしむら みのる)さんにお話を伺い、まちの魅力をたっぷり紹介していただきます。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


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●“大阪の玄関口”として

北区には現在、JR西日本、阪急、阪神の私鉄3社と大阪市営地下鉄を合わせて12路線が走っています。2008年の秋に開通予定の京阪・中之島線を加えると、実に13路線が区内を走ることになります。これらの鉄道によって、区外から北区に通勤・通学される方を含めると、昼間の人口は延約42万人と夜間の4倍強になり、文字通り“大阪の玄関口”と言えます。


●ショッピングの町、ビジネスの町

梅田周辺は、ショッピングでも大阪を代表する地域です。建替えて、売り場面積を拡大する百貨店や、新しく進出する店もあるようです。西日本最大級と言われる大阪“キタ”の地下街は、知っていても迷ってしまうほどの広さです。天神橋筋商店街は、区内の南の端から北の端まで長さが2.6kmあり、600店舗がひしめく“日本一長い商店街”とされています。また、梅田、西梅田、堂島、中之島と続く地域では、超高層ビルが建ち並ぶ大ビジネス街です。


●『北区民カーニバル』

毎年10月の日曜日に扇町公園で開催している『北区民カーニバル』は、幼児からお年寄りまで4万人を超える方が参加する大イベントです。午前の第1部『区民体育祭』では、小学生から中学生、高校生、大人までがバトンを引き継ぐ800mリレーや綱引きなど12種目を地域対抗戦で行います。午後の第2部『区民まつり』では、小学生の和太鼓やジュニアバンドの演奏がある他、地域のみなさんが数ヶ月かけて作った手づくりみこしや天神祭りでお馴染みの“ギャルみこし”のパレード、民踊総踊り、抽選会などを行います。誰でも気軽に参加できて、連帯感を育み、コミュニティの輪を広げる、町の人が誇れる祭典です。


●気軽に参加できる講習会

『北区コミュニティ協会』が管理している北区民センターと大淀コミュニティセンターの2館を会場に、1年間の長期講習会20種類と、約1週間の短期講習会5種類を行い、1年間で合計約1万8千人の方に参加していただいています。長期講習会には、華道、茶道、書道、ペン習字、水墨画、健康体操、バドミントン、ヨガ、健康太極拳、詩吟などがあり、短期講習会には、卓球、着物の着付け、手編み、ちぎり絵、民踊などがあります。最近の健康ブームを反映して、健康体操やヨガ、健康太極拳などが定員を大幅に上回る人気講座となっています。


●連携を大切に開催する催し

地域の各種団体や行政、NPO法人、ボランティアの方などと積極的に連携した事業を進めています。例えば、観光ガイドボランティアの協力を得て実施する事業として、夏休みに親子ペアで北区の名所旧跡を案内する『親子に北区いいとこ 昔のこと もっと話してや 聞かせてや』や、名所旧跡とおいしいお店をセットで案内する『北区 いいとこ グルメ めぐる』を予定しています。他にも、『人形劇団クラルテ』と共催の人形劇公演や『日本ヨーヨー連盟』主催によるヨーヨーの全国大会『ジャパン・ナショナル・ヨーヨーコンテスト』、新しい講習会として『幼児リトミックダンス教室』なども開催予定です。


●『北区コミュニティ協会』のPR

『北区コミュニティ協会』は、町の人との信頼関係を築きながら地域に密着したコミュニティづくりの担い手として活動してきました。今後も、北区民センターと大淀コミュニティセンターを“北区におけるコミュニティ活動の拠点施設”として提供し、これまで蓄積してきたノウハウを有効に活用しながら、人々の交流を図り、学習や文化活動などを支援していきたいと思っています。町の人々やNPO法人、行政などと連携を図りながら、地域コミュニティの輪を広げ、心の通い合う、連帯感あふれるまちづくりをめざします。


●『キッズプラザ大阪』

“藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)”では、各区の魅力的なスポットを実際に案内していただきます。今回は、北区民センターのすぐ隣にある『キッズプラザ大阪』を案内していただきました。


●遊びながら学べる!子どものための博物館

『キッズプラザ大阪』は、日本で初めて誕生した本格的な子どものための博物館です。『キッズプラザ大阪』営業係長の至田勝祐(しだ かつひろ)さんにお話を伺います。

至田さん「年間で42万〜43万人のお客様をお迎えしています。開館10周年を迎えた2007年7月に2回目のリニューアルを行いました。1階の入口からエレベーターで上がったメインフロアの5階と、4階、3階が『キッズプラザ大阪』です。
メインフロアの5階には、世界のいろいろな音楽、遊び、衣装など文化を体験できる“文化コーナー”や、テレビ番組の制作を疑似体験できる“わいわいスタジオ”などがあります。
4階と5階の吹き抜け空間に展開しているお城のような構造物は、オーストリアの芸術家・フンデルトヴァッサーさんがデザインした“こどもの街”で、当館のシンボルです。
4階には、いろいろな“ごっこ遊び”ができる“キッズストリート”を中心に、お料理体験ができる“パーティーキッチン”、“ライブラリー”、小さな子どもさん専用の“ピーカーブー”、お弁当を食べたり休憩ができる“多目的ルーム”などがあります。
当館の基本的な運営方針は“遊びながら学んでいただく”です。実際にいろいろな展示物を触って、遊んで、その中から何か学んでいただけたらと思って運営しています」





<お問い合わせ>
北区コミュニティ協会
TEL  06-6315-1500
http://www.osakacommunity.jp/kita/index2.html



『北区コミュニティ協会』事務局長
吉村實さん



北区民センター


子どものための博物館
『キッズプラザ大阪』




『キッズプラザ大阪』営業係長
至田勝祐さん



『キッズプラザ大阪』のシンボル
“こどもの街”


いろいろな楽器や衣装が並ぶ
“文化コーナー”


映像のいろいろな体験ができる
“わいわいスタジオ”


料理を体験できる
“パーティーキッチン”


父娘の来場者へインタビュー!




● 取材を終えて、感じたこと

北区はビジネス街であり、商業施設も豊富。大都心で便利なところですが、「住むにはどうかな?」という疑問もありました。
でも、日本一長い商店街・天神橋筋商店街には常に活気があり、その“下町ぶり”もみなさんご存知の通り。私も安くて良いものに出会えるこの商店街には、よく買い物に出掛けます。お店の方との会話も楽しいのです!
『キッズプラザ大阪』では、親子の絆を考えたイベントも多くあり、子育て環境も整っているようです。



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