●“伝統文化”とは
NPO法人『伝統文化このは会』では、詩吟、民謡、三味線、日本舞踊、尺八、琴、生け花、陶芸、書道などを“伝統文化”としています。7〜8人の各ジャンルの先生がいて、約180人〜200人の方が登録しています。
●きっかけ
5年程前、子ども会や『此花区民まつり』などのイベントで、尺八の先生と頻繁に顔を合わせていて、「いろいろなジャンルの人が集まって此花区でも伝統文化の会を立ち上げたらどうか」と話したことがきっかけでした。その後、此花区民ホールの前館長が他の地域で伝統文化に関するグループを作った経験があると聞いて話を持ちかけました。前館長の協力を得て、2006年10月17日には大阪府からNPO法人の認定を受けて、翌11月の『此花区民文化祭』では第1回の公演を行いました。
●2007年の『此花区民文化祭』
NPO法人として2回目となった2007年の『此花区民文化祭』では、約30分間、詩吟、民謡、日本舞踊のコラボレーションを行いました。源義経を題材に創作的な物語を展開し、作り物の雪を降らせたりドライアイスで煙を出すなどさまざまな演出を行いました。また、此花少年少女合唱団に入ってもらうなど、伝統文化以外のグループとも共演しました。
●子どもに伝える“伝統文化”
小学生を対象に月1回、此花区民ホールで伝統文化を教える『こども邦楽・邦舞教室』も開催しています。現在は、舞踊と生け花を教えています。まずは、「おはようございます」に始まって「お願いします」、「さようなら」といったあいさつなど基本的なことについて、伝統文化を通じて教えていきたいと思っています。
●活動の輪を広げて
区役所の要請などに応じて、ワークショップや講座、鑑賞会などを開催しています。2007年5月にはティータイム・コンサートも開催して好評でした。また、2008年からは、此花区以外の区にも出て行って、「此花区のNPOはこんなことをしている」ということを、知らせていきたいと考えています。
<お問い合わせ> 此花区コミュニティ協会
TEL 06-6463-1100
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