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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2007年11月17(土)放送
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藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)第16回

花と緑で、心にゆとりと潤いを!
音楽が奏でる地域文化を育てて
〜城東区と財団法人『城東区コミュニティ協会』〜

今回は、大阪24区の一つ一つの区にスポットを当て、その区の魅力を紹介するシリーズ“藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)”第16弾、城東区と財団法人『城東区コミュニティ協会』をご紹介します。『城東区コミュニティ協会』事務局長の高祖和生(こうそ かずお)さんにお話を伺い、まちの魅力をたっぷり紹介していただきます。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


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●城東区の歴史

大昔、城東区一帯は海でした。その後、沼地になり、淀川と旧大和川が合流する土地に運び込まれた土砂によって、次第に陸地化したとされています。江戸時代初期には、現在の地名の元となる村々ができましたが、約300年前に大和川の付け替え工事があり、かつて大和川だった一帯では、新喜多(しぎた)、左専道(させんどう)、布屋(ぬのや)など新田の開発が行われ、良質の綿花が採れたそうです。


●近年の城東区

城東区はもともと「住・商・工」のバランスがとれた町でした。近年は、工場の移転が進み、その跡地に高層マンションが建設され、住民が増えて“住の町”へと変わってきています。現在の城東区は、大阪市内で4番目に人口の多い区で、約16万3千人が生活しています。人口密度は大阪市で1番、日本全国では東京の中野区、豊島区に次いで3番目です。また、「門灯をつけて、まちを明るくしよう!」という“一軒一灯”運動を行っているため、人口千人あたりの犯罪発生件数が4年連続市内で一番低い地域になっています。


●音楽が奏でる地域文化

現在、『城東区コミュニティ協会』では、“心にゆとりと潤いを!”という気持ちをこめて、音楽文化を町の中に広めていこうと、“音楽が奏でる地域文化”をキャッチフレーズに取り組みを行っています。区内すべての中学校に吹奏楽部があり、吹奏楽が盛んなことから、中学生を対象とした『区民音楽祭 吹奏楽フェスティバル』を森ノ宮ピロティホールで毎年開催して、千人以上の人が参加しています。また、区役所庁舎の開放事業の一環として、2ヶ月に1回、区役所で“ロビーコンサート”を開催しています。古くて狭い建物にもかかわらず、“立ち聴き”の人も含め毎回100〜150人が訪れる人気イベントになっています。他に、年末のクリスマスコンサートなどを開催しています。


●フルオーケストラ公開リハーサル

少し変わった催しとして、城東区を拠点に活動している『関西シティフィルハーモニー交響楽団』が年2回開催している定期演奏会の公開リハーサルを行っています。フルオーケストラ(約100人)のメンバー全員が集まって音合わせをする時に、城東区民ホールを使っていただき、その代わりに「区民のみなさんに聴かせてあげて!」とお願いしたところ、気持ちよく受けてくださいました。普段目にすることができない、一味違った音楽を体感できると好評です。


●『城東まつり』

年に1度の区民まつり『城東まつり』を、蒲生公園で開催しています。区民のみなさんの協力がなければできない大きなイベントです。34回目を迎えた今年は8月18日に開催し、千人以上のボランティアスタッフ、のべ4万人の参加がありました。


●その他の事業

コミュニティスタッフのみなさんの力強い協力のもと、親子を対象とした『いきいきサマー元気フェスタ』、世代間交流を目的とした『ふれあい交流区民文化のつどい』も開催しています。


●城東区の未来へ向けて

区民のみなさんに、親しまれるコミュニティ協会をめざして、事業を進めていきたいと思っています。現在は区役所主導で行っている『ゆめ〜まち〜未来会議』など、地域の方が積極的に参加して「城東区をもっと良くしていこう!」という取り組みがありますので、地域コミュニティをさらに育成して、もっと「住んでよかった城東区」「住みつづけたい城東区」と思える町づくりをしていきたいと思っています。


●花と緑が豊かな城東区

“藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)”では、各区の魅力的なスポットを実際に案内していただきます。城東区では現在、花を育てて緑あふれる地域づくりを行う“種・花事業”を行っていますが、今回は、その“種・花事業”に関する2つのスポットを案内していただきました。


●『城東区花づくり広場』

区民によるボランティアグループ『城東区はなびとコスモスタッフの会』のみなさんが、種から花を育てようと、苗づくりを行っています。育てた苗を区内のいろいろなところにお配りし、城東区内を花や緑でいっぱいにしようと頑張って活動されています。スタッフの方にお話を聞いてみましょう。

スタッフ「この活動は、今年の3月から始めました。今、以前種を蒔き成長した苗を、大きいポットに植え替えているところです。ハボタン、ナデシコ、パンジー、ビオラ、デルフィニウム、サクラソウ、ストックなどがあります。お花屋さんみたいにはできませんが、頑張って育てています。奇麗に咲かせて、公園や福祉施設、病院などに持って行きます」


●『城東区ふれあいガーデン』

放出(はなてん)下水処理場に来ました。ここでは、屋上の広い空間を『市民農園』やオープンスペースとして整備し、活用しています。オープンスペースの一角には、『はなびとコスモスタッフの会』のみなさんが育てている『城東区ふれあいガーデン』もあります。スタッフのみなさんにお話を伺いましょう。『はなびとコスモスタッフの会』には、現在約120人の方が登録され、ボランティア活動を行っています。

スタッフ「花の種類はシーズンによって変わり数えきれないほどありますが、今は少ないほうです。これからお正月に向けて、白と赤のハボタンが入ってきますので、今日は植え替えの準備をしています。ここは“種・花事業”が始まる前からある花壇で、デザインは私たちが考えています。現在のデザインは“ウェーブ”をイメージして作っています。花は少しずつ変えて、シーズンごとに楽しんでもらえるようにしています」




<お問い合わせ>
城東区コミュニティ協会
TEL 06-6932-2000
http://www.osakacommunity.jp/joto/




『城東区コミュニティ協会』事務局長 
高祖和生さん




城東区民ホール


『城東区花づくり広場』を訪ねました!


『城東区花づくり広場』に
ズラリと並んだ苗


『はなびとコスモスタッフの会』の
みなさんにインタビュー


放出下水処理場


放出下水処理場屋上の様子


『城東区ふれあいガーデン』




● 取材を終えて、感じたこと

“音楽が奏でる地域文化”がキャッチフレーズの城東区。音楽教室や民謡教室などが盛んで、ジャズバンドも多いようです。
クラシック音楽をLPレコードで気軽に楽しめる喫茶店もあるそうですよ!レトロな雰囲気のお店を想像しますね。そこにはなんと!カフェオレの上にト音記号を描いてくれる素敵なバリスタがいらっしゃるそうです。あぁ、お店の名前を聞いておけば良かった〜!!




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