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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2007年9月22(土)放送
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藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)第9回

災害に備えた総合施設と自然の宝庫を背景に
文化とスポーツのコミュニティ活動
〜旭区と財団法人『旭区コミュニティ協会』〜

今回は、大阪24区の一つ一つの区にスポットを当て、その区の魅力を紹介するシリーズ“藤原宏美の大阪知りつくし24(トゥエンティフォー)”第9弾、旭区と財団法人『旭区コミュニティ協会』をご紹介します。『旭区コミュニティ協会』事務局長の小畑弘(おばた ひろし)さんにお話を伺い、まちの魅力をたっぷり紹介していただきます。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


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●旭区の自慢

旭区は、菖蒲園で有名な城北公園や淀川の河川敷などの自然が自慢です。菖蒲園のハナショウブは毎年5月末からの1ヶ月が見頃で、約10万人が来られます。淀川の “ワンド”には、魚も多く、天然記念物の“イタセンパラ”も生息していますが、最近は外来魚が増えてあまり見ることができません。区民センターのエレベーター前にある、淀川にいる魚が泳ぐ“ミニ水族館”は、子どもたちに人気です。また、“ダイエー発祥の地”でもある千林商店街は、約230の店舗があり空き店舗も少なく、元気で活気がある商店街です。


●旭区民センター

旭区民センターは平成12年1月に、大阪市内で初めての大・小のホールをもつ区民センターとして共用開始。噴水や水辺があり、建物は船をイメージした形になっています。同じ建物の中に大阪市立芸術創造館、大阪市立旭図書館が併設されている他、地下には備蓄倉庫があり、四つの複合施設になっています。備蓄倉庫には、災害時に5万人が1日をしのげるくらいのカンパンや米、水など備蓄物品が備えられています。


●旭区民合唱団『リリオ』と音楽の夕べ

以前この番組に出演しました旭区民合唱団『リリオ』(2006/5/27放送)が、平成15年に結成されました。(“リリオ”とはスペイン語で“ハナショウブ”の意)現在団員は約100人で、毎週火曜日の夜に区民センターの小ホールで練習しています。11月11日(日)には、第5回記念コンサートを予定しています。また、11月3日(土・祝)には、第2回『旭区民音楽祭』が開催されます。ポップスやジャズなど、軽音楽を中心としたグループ約45組が出演予定です。


●のど自慢大会

『区民文化のつどい』として、毎年1月末にカラオケによる『旭区民のど自慢大会』を開催しています(来年は1月26日に開催予定)。区民からの応募で、25組が出場できます。勝者は決めませんが、審査員をしていただいている作詞家・もず唱平(しょうへい)さんの軽妙なコメントが大好評で、大ホールが満員になるくらいの方が来場されます。


●『笑(わ)ろう亭あさひ寄席』

『上方落語協会』にご協力いただき、若手の落語家さんたち中心の『笑ろう亭あさひ寄席』を、年に3回小ホールで開催しています。入場料500円で、毎回、ほぼ満席の状態です。


●『旭区民まつり』

公称4万人が訪れる『旭区民まつり』は、例年8月末に開催しています。旭区出身のタージンさんが司会をされるジャンボクイズには、約1000人の方が参加。また、盆踊りでは約35の『民踊教室』のみなさんにもご協力いただいて盛り上がります。


●秋のイベント

9月24日(月・祝)には、月や秋にちなんだ邦楽、フォーク、クラシックなどジャンルを問わない音楽会『宵待月(よいまちづき)音楽の夕べ』を開催。11月11日(日)には、毎年約3千人が参加する『旭区スポーツフェスティバル』を開催します。日頃から『旭区体育厚生協会』では、野球、バレーボール、剣道など16種目のスポーツレクリエーションの大会を開催していますが、『旭区スポーツフェスティバル』は、その集大成となります。他にも、『琵琶湖と淀川を結ぶ自然観察教室』や、区民センターの資料室に展示されている森小路遺跡の遺物を通じて弥生文化を学ぶ教室も予定されています。


●『旭昼市』

毎月第2日曜日の11時半ぐらいから、『旭昼市』を開催。同じ“旭”の字がつく地名というご縁で、滋賀県高島市新旭町と地域間交流事業を行っています。もともとは約10年前、新旭町へ旭区の子ども会が田植えや稲刈りなど農業体験に行ったことが縁で、『旭区民まつり』に出店していただきました。それから毎月、環境にこだわった米や新鮮な野菜類をはじめ、琵琶湖の特産品を持ってきてもらい販売するようになりました。出発が9時過ぎで到着が11時半ぐらいになりますので、“昼市”とさせていただいています。毎回約200人が訪れ、大変好評です。


●『旭昼市たきだしまつり』

今年は9月9日が第2日曜日で救急の日だったことから、区民の方に災害への備えを知ってもらおうと、区民センターと芸術創造館、図書館、備蓄倉庫の4施設と地元の方々の協力を得て、『旭昼市たきだしまつり』を開催することになりました。


●新鮮でおいしい!湖西の恵みを食卓へ

開始から5分しかたっていませんが、すでに新鮮な野菜や卵を買い求める約50人のお客さんが並んでいます。毎回、新旭町から来てくださっているNPO法人『クマノヤマネット』の堀久好(ほり ひさよし)さんにお話を伺いましょう。

堀さん「私たちは琵琶湖のほとりの高島市新旭町に住んでいますが、今日は琵琶湖で取れた湖魚の佃煮を待ってきています。他に高島市の朽木(くつき)のお餅“栃餅(とちもち)”や、この朽木は小浜から京都へ抜ける道“鯖街道”も通っているので鯖寿司などもあります。そして、何と言っても今日一番のおすすめは、3日前に収穫したコシヒカリです。限りなく農薬を控えた5キロ入りのコシヒカリを格安の2千円でお売りしています。ぜひみなさんに買っていただきたいと思っています!」


●アルファ米とカレーの炊き出し

カレーの炊き出しが行われていて、地域の女性部の方々が振舞っておられます。新潟県中越地震の義援金として、100円以上寄付していただき、カレーを食べていただいています。米には災害時に活躍する非常食のアルファ米を使い、カレーの材料は、近所のスーパーから協力を得て、安く仕入れさせてもらっています。また、他に備蓄倉庫の特別公開なども行っています。




<お問い合わせ>
旭区コミュニティ協会
TEL 06-6955-1307
http://www.osakacommunity.jp/asahi



『旭区コミュニティ協会』事務局長
小畑弘さん



旭区民センター


エレベーター前の“ミニ水族館”


『旭昼市』に並ぶ区民のみなさん


NPO法人『クマノヤマネット』
堀久好さんと


カレー試食コーナーと女性部のみなさん


藤原も試食させていただきました。
おいしい!


備蓄倉庫の特別公開の様子



● 取材を終えて、感じたこと

備蓄倉庫を見せてもらったのは初めてです。5万食分の非常食の他、生活関連物資が分かりやすく陳列されていました。
また、“たきだしまつり”といっても単なる祭りではなく、日頃の危機管理を考える良い1日になりました。
我が家でも飲料水や食料など防災グッズをいざという時のために備えていますが、缶詰などには賞味期限切れの物もありました。みなさんのお宅は大丈夫ですか?一度チェックされると良いですよ!



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