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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2007年6月30(土)放送
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教育支援と健康維持で
みんなが元気になるさまざまな活動
〜NPO法人『大阪活性化推進総研』〜

今回は、NPO法人『大阪活性化推進総研』をご紹介します。いろいろな分野の専門家が集まって、専門知識や経験を大阪のみなさんにお話することで、聞く人を元気にして、自分も元気になろう、そして大阪を“活性化”しよう、と活動しています。NPO法人『大阪活性化推進総研』副理事長の神田三嗣(かんだ みつぐ)さんと理事・事務局長の柿木良昭(かきのき よしあき)さんにお話を伺います。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


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●いろいろな専門分野

会員は、定年退職した大阪大学の卒業生を中心にいろいろな専門分野の人たちが集まっています。それぞれのネットワークを活かして、若い人や大阪大学以外の人たちにも参加してもらっています。医療、法曹、エレクトロニクス、交通、マスコミ、音楽、製造、環境、教育、情報、ファッションデザイン、NGO活動など、あらゆる分野に及んでいます。


●きっかけ

2002年頃、日本では文化・経済など、あらゆる面で停滞が見られ、特に大阪を中心とした関西エリアは、その傾向が強く見られました。そんな中、第一線を退いた人たちが同窓会で集まって、「まだこれだけやれる人がいるのに、バラバラでいるのはもったいない。それぞれ顔も広いので、それを活かそう」と2002年9月にNPO法人を立ち上げました。“教育支援活動事業”と“高齢者のための健康維持活動”の二つを中心に活動しています。他にも、囲碁やゴルフなど趣味の会、ベンチャー企業の支援なども行っています。


●教育支援活動事業


小・中・高等学校に出向いて、総合的な学習の時間に出前授業を実施しています。いろいろな分野で活躍した人を講師として派遣し、豊かな経験と優れた専門知識で普段の授業では聞くことができないような話をします。私たちはただ単に経験や知識を伝えるのではなく、子どもたちがこれからの生き方や将来の職業を考える端緒(手掛かり)となるような授業を行っています。


●高齢者のための健康維持活動

主に会員を対象に、年間約5回、健康支援講演会や座談会を開催しています。講師は、内科医や外科医、ガン治療の専門医などです。


●会員と会費

現在、会員数は約80人で、そのうち法人が3社です。有名な方では『マツケンサンバII』を作詞した吉峯暁子(よしみね きょうこ)さんや『鬼平犯科帳』のシナリオを手がけた谷口喜羊司(たにぐち きよし)さんなども会員です。入会費が5千円、年会費が1万円ですが、“健康関連”のみの会員は、入会費が千円、年会費が5千円としています。


●自分たちが楽しむことで、みんなが元気になる活動

世の中の半分は女性で、特に大阪の女性は元気です。我々の会には女性が少ないので、“活性化”と言うからには、女性の会員をもっと増やして、活動したいと思っています。また、自分たちの好きな趣味の活動も行います。私は剣道をしていますので、海外に行くメンバーを集めて、いろいろなことを大々的にやっていきたいと考えています。自分たちが楽しくなければ、他の人にも楽しさが移っていかないと思いますので、楽しんで活動しています。




<お問い合わせ>
NPO法人『大阪活性化推進総研』
TEL 06-6351-0047
http://homepage2.nifty.com/Npo-Odi



副理事長
神田三嗣さん



理事・事務局長
柿木良昭さん


環境カウンセラー・石塚勝己
(いしづか かつみ)さんの出前授業

大阪センチュリー交響楽団の内藤謙一
(ないとう けんいち)さんの出前授業

『健康支援講演会』に集まった
会員のみなさん

剣道による日米交流も!
アメリカ遠征の様子



● 取材を終えて、感じたこと

過去には、スポーツ新聞社の元社長も講師として授業をされていたようですが、現役の若手スポーツ記者を派遣したところ、「現役の方だけに現場の様子がリアルに伝わる」「年齢も近いので、興味の対象も近い」と、生徒の反応がとても良く、それからはより一層バラエティに富んだ講師が揃ったようです。
時代のニーズに合わせた活動をされているので、今後ますます活性化につながる活動が期待されますね。



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