トップページピピッと大発見!大阪の元気!過去の放送分番組へのご意見・ご感想
出演者プロフィール大阪市コミュニティ協会リンク
ピピッと大発見!
ロゴ トップページへ

毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知ってほしい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2007年6月9(土)放送
放送を聴く

“すまいづくり”から“まちづくり”まで
活気あふれる上町台地をめざして
〜NPO法人『まち・すまいづくり』〜

今回は、NPO法人『まち・すまいづくり』をご紹介します。大阪の上町台地を中心に、すまいづくりの相談や、地域情報紙の月刊『うえまち』を発行するなど、町の活性化をめざして活動している団体です。NPO法人『まち・すまいづくり』事業部長で『うえまち』編集局長の竹村伍郎(たけむら ごろう)さんにお話を伺います。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


放送をお聴きになるには、Microsoft®Windows Media®Player が必要です。
お持ちでない方は右のバナーをクリックしてダウンロードしてください。※Internet Explorer 5.0以上推奨


●三つの事業

活動の概要としては、大きく分けて、住宅建築のコンサルティング、所在地(天王寺区と中央区)である上町台地の地域情報紙『うえまち』の発行、それぞれに関するイベント開催の三つの事業があります。


●住宅建築のコンサルティング

“すまいづくり”のための事業です。実際に住まれている住宅で不便に感じておられることや、リフォームの悪質商法に関すること、耐震や防犯に対することなど、住宅についての相談をお受けしています。いろいろなコーディネート事業については、経費だけで行っています。また、都心で増えている“コーポラティブマンション”(参加者がお金を出し合って土地を買い、共同で建設するマンション。自由な間取りが可能になり、広告費が削られることから経費も抑えられる)の建設にも、参加させてもらっています。


●上町台地の地域情報紙『うえまち』の発行

“まちづくり”のための事業です。『うえまち』は毎月20日に発行している月刊のミニコミ紙(タブロイド判・8ページ・オールカラー)で、発行3年目を迎えます。地域世帯へ無料配布されている他、一心寺、四天王寺、生国魂神社など地元の神社仏閣や、近鉄上本町駅や大阪市立天王寺図書館にも置いてもらっています。地域の情報や歴史紹介などが主な内容です。


●イベント

市民を対象にした住宅に関する無料のセミナーや、大阪歴史博物館の学芸員の方の案内で歴史的な場所をウォーキングする『上町台地歴史講座』などを行っています。


●活動のきっかけ

もともとは、建築士や施工者である工務店の人など住宅関係の仕事をしている人たちが集まって、実際の仕事のことや、もっといい家を作りたいが金銭的な問題があることについて、話し合う勉強会を始めたのがきっかけでした。2004年4月にNPO法人になり、一般市民の方を対象にいろいろな切り口から住宅というものを見直しましょうという、住宅セミナーを始めました。地域情報紙『うえまち』は、セミナーを開催するうえで不安要素だった広報について、顧問になっていただいた吉本興業の元常務・木村政雄(きむら まさお)さんや、会場をご提供いただいた一心寺長老・高口恭行(たかぐち やすゆき)さんに相談した時に、広報の延長線上に生まれました。“すまいづくり”だけではなく、“まちづくり”という側面も考えていましたので、いろいろな方に応援していただきました。


●人と人との交流

子どものいる家庭では子どもを通じた人付き合いができると思いますが、大人だけの世帯となると、なかなか交流は難しいと思われます。でも、きっかけがあり、“まち”を知り、“まち”に出て行くと、自然に交流が進んでいくと考えています。




<お問い合わせ>
NPO法人『まち・すまいづくり』
TEL 06-6779-7222
www.machi-sumai.com



NPO法人『まち・すまいづくり』事業部長
『うえまち』編集局長
竹村伍郎さん


地域の情報が満載の『うえまち』

『うえまち』最新号の1面

『上町台地歴史講座』の様子



● 取材を終えて、感じたこと

もともと、建築のスペシャリストが集まって活動を始めた団体ということもあり、快適な住空間を提供するのはお手のもの。
ミニコミ紙『うえまち』には、元気な地域の話題が盛りだくさん。季節のイベント情報などもあり、お出掛けの参考にもなりますよ!
人が“まち”に出て、そこに人が集まると、地域はますます活気にあふれます。住みやすい“まち”、住み続けたい“まち
であるためにも『うえまち』の存在は大きいですね。


ページトップへ

copyright(c)2005 OSAKA BROADCASTING CORPORATION