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2007年4月7(土)放送
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地球にやさしい“自転車発電”で
身も心も癒されるライブを!
〜『ロハスサイクル実行委員会』〜

今回は、『ロハスサイクル実行委員会』をご紹介します。“ロハス(LOHAS)”とは、Lifestyles Of Health And Sustainabilityの頭文字をとった略語で、健康と持続可能な生活スタイルという意味です。自分の健康だけでなく、地球環境の“健康”も考えて、行動する生活スタイルとして、耳にする機会も増えてきました。『ロハスサイクル実行委員会』では、その“ロハス”をテーマに変わったコンサートを開いているそうですが、一体どんなコンサートなのでしょうか?代表で、ミュージシャンの山本公成(やまもと こうせい)さんにお話を伺います。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


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●ロハスサイクルエコライブとは

“自転車発電”による電力だけを使ったライブイベントです。“自転車発電”で紙風船を作るなど、子どもたちが楽しめるような企画も行っています。毎年4月22日のアースデイ(地球の日)に開催して、今年で3回目を迎えます。演奏中は、5〜6台の自転車を使います。大変な作業なので、ライブ中に電気が止まったりすることもあって、それが面白いところでもあります。


●きっかけ

1992年に、イギリスの『グラストンベリーフェスティバル』へ行った時に“グリーンフューチャーズ(緑の未来)”という小さなフィールドがありました。そこでは風力発電、太陽光(ソーラー)発電、風も太陽もない時には自転車で発電していました。すべてを自然の力で補い、地球にインパクトを与えないで、緑の未来を子どもたちに手渡そうというエネルギーを感じて感動しました。


●最初のライブ

“自転車発電”のライブを最初に行ったのは、2004年9月4日、『バイクサマー』というイベントで、中之島の中央公会堂の前で開催しました。桑名晴子(くわな はるこ)さん、ダンシング義隆(よしたか)さんら、知り合いのプロのミュージシャンが急な呼びかけにこたえて駆けつけてきてくれて、面白いイベントになりました。


●ロハスサイクルエコライブの楽しみ方

自転車は、普通に走っていると気持ちのいいものですが、固定されてエンジンとなると大変です。同じステージ上で、ミュージシャンも自転車のペダルを漕ぐ震動と息遣いを間近に聞きながら演奏するので、自然と気合いが入ります。また、たまに電気が止まるなど普通はブーイングを浴びるような時に、「頑張ってや」という声援が飛んだり、自転車乗りとミュージシャンの掛け合いや会場との一体感が生まれたりします。そのあたりも見どころです。「あなたの脂肪を音楽に!フィットネスクラブで汗を流すより、ここで汗を流して、一緒に音楽をしようよ!」という気持ちで来てほしいです。


●今年のロハスサイクルエコライブ

第3回を迎え、4月22日(日)扇町公園で開催されます。第1回から参加してもらっている桑名晴子、ダンシング義隆、バグースバンド、童子(わらび)、はい兄弟など、さまざまなミュージシャンが出演します。ぜひ、遊びに来てください!



<お問い合わせ>
『ロハスサイクル実行委員会』運営事務局
TEL 090-2386-0163
http://lohas.k-server.org



代表
山本公成さん


昨年のステージから
南(みなみ)ルミコバンド

童子

サカキマンゴーさん(イリンバ、左)と
ジョセフ ンコシさん(マリンバ、右)



● 取材を終えて、感じたこと

自転車発電だけでライブイベントなんてできるの!?と半信半疑でしたが、参加することで日頃の電力の貴重さを体感できるし、お互いに楽しく協力し合える素晴らしいイベントだと思いました。
汗をかいて膝や腰が痛くなって、翌日は確実に筋肉痛になると思いますが、不思議とニコニコ笑顔になる、連帯感を味わえるライブになるのでしょうね。
日本でも、もっとポピュラーになってほしいです!


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