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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知って欲しい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2006年6月17日(土)放送
『大阪ひと・まち魅力発見事業推進会議』ホームページ作りについて〜第3回ラウンドテーブル〜

今回は、特定の団体ではなく、この番組に登場したみなさんによる話し合い「ラウンドテーブル」の様子をご紹介します。第3回のラウンドテーブルが、6月7日に、大阪市中央区にある中央会館で行われ、51の団体、80人の方がテーブルを囲み、『大阪 ひと・まち魅力発見事業推進会議』のホームページを作るための話し合いをしました。推進会議の議長である金井文宏さんの挨拶に続いて、18の団体が、自分たちの提供できる活動内容や、求めている活動などについて、それぞれアピールしていきました。自らの団体の活動に関するPRと、また、他の団体のみなさんに対して、「一緒に何かをしたいのでやりましょう!」という呼びかけをしたわけです。その後、ホームページに関する話し合いに入りました。みなさんの熱いアピールの後、議長の金井さんにお話を伺いました。




●金井さんにインタビュー

藤原:金井さん、今18の団体からそれぞれ2分ずつ、プレゼンテーションという形で、それぞれに提供できる内容などをPRしていただきましたが、その発表を伺っていかがでしたか。
金井さん(以下、金井・敬称略):NPOということで、私の中では、国際連合みたいなイメージがありましたね。金儲けではなく、本当に無償で、これだけいろんな活動をされている。なんか国連の旗が浮かんでいるような、そういう感じがしました。

藤原:大きいですよね。
金井:これがつながると、国際的な活動ができるのではという意欲を感じました。

藤原:今後、よりみなさんの意見を集めるためにも、ホームページなども作って、交流を図っていこうという案が出ていました。それについて、今から話し合いをされるわけですが、どうでしょうか。
金井:つながるということに関して、大阪というのは、すごくご縁ができやすい町だと思います。東京みたいに理屈とか、ええ格好で武装していないので、ご縁ができやすい。せっかく今できているご縁を、もっともっと深いご縁にしてもらう。全く違う二つの団体がコラボレーションすることによって、未知のものが生まれ出すということを期待しています。

藤原:それぞれの団体は、ある程度決まった活動をされていますが、それが集まることを、どういう思いで、ご覧になっていますか?
金井:大阪市も今、改革を掲げ、変わろうとしているし、大阪市のいろんな経済団体も大阪市を変えようとしていますね。でも、一番大事なのが、こういう地盤の市民が自分の思いとか、アイデアとか、続けていることから出てくる改革。これが50年、100年続くものだと思います。ここに基盤を置いた大阪づくりみたいなものをして欲しいと思いますね。



●スタジオ

藤原:本当にみなさんが、あまりにも熱い発表をされるものですから。

松本:でも、言ってみれば、話題としては、身近な活動ですからね。

藤原:そうですね。

松本:みなさん無償で一生懸命やっているから、その志を合わせていくと、国連のようだという。そのイメージは、なんとなく分かります。

藤原:みなさんの発言が大阪を動かすという意味につながってくるのでしょうね。さて、話し合いは、活動分野ごとに五つのテーブルに分かれて行われました。具体的に、どのようなホームページにしていったらよいかなど、しっかりと話し合いが行われた後、テーブルごとに発表がありました。それでは、その時の様子をご紹介します。



●発表

女性1:「子ども文化テーブル」の意見を発表します。トップページは、非常に大切なところなので、目を引くような、シンプルなものがいいという案が出ました。それから大きな意見として、この『大阪 ひと・まち魅力発見事業推進会議』のホームページの全体的なマスコットキャラクターなどがあれば、とても親しみやすく、クリックされるのではないかという意見が出ました。加えて、シンボルマークなどもあればいいのではないか。また、実際にみなさんがホームページを持たれている中で、動画とかも非常に好評だから、取り入れるといいのではという意見が出ました。ホームぺージについては、以上です。

男性1:「地域活動テーブル」の発表を行わせていただきます。「やはりトップページの食いつきというのは一番大事だよね」というところに、みなさんの意見がかなり熱く出てきました。シンプルでいいのですが、文字は読みづらいといった問題もあるので、やはり視覚に訴える、聴覚に訴える、音が出て動きがある、そういうつかみが、トップページには大事だという意見が出ました。続いて、一番最初にも出てきましたように、みなさんに分かりやすくアクセスしてもらうために、キャッチコピーも大事ですが、簡単な言葉で容易に見つけてもらうキーワードが必要なのではという意見が出ました。「URLをどういう形にされるのかな」というのは逆に質問として出てきました。たどりやすさを意図しながら、いろんな分野の方々がいらっしゃるので、トップページから続くところもやはりできるだけシンプルに。ただし、文楽を紹介されるところとかは、あまり重くならない程度にやはり動画にしたり、文楽の音楽を流して、興味を持ってもらう、引きつける、というような形でホームページを作っていただきたいと思います。続いて出てきた話の中では、カレンダー形式でのイベント紹介。これを逆引きで、カレンダーの日にちをクリックすれば、ここにいる方々が、これから催されるイベントの情報を発信できるようにする。これには、日時と場所が大切になってくるという意見が出ました。



●スタジオ

藤原:五つのテーブルに分かれたうちのごく一部を聞いていただきましたが、みなさん大体同じようなことをおっしゃっていました。

松本:五つのテーブルというのは、具体的にはどういうふうに分かれたのですか?

藤原:今、聞いていただきましたのが、「子ども文化テーブル」。

松本:「地域活動テーブル」というのもありましたよね。

藤原:その他には、「芸術文化テーブル」、「まちづくり(観光)テーブル」、「まちづくり(企画)テーブル」。テーマごとに分かれましたが、似たような意見がどのテーブルからも出ました。

松本:ホームページをパッと開いたら、トップページが奇麗だったり、面白かったりすると興味を引きます。そこからいろいろクリックして、見ようかなと思いますからね。

藤原:まずは、つかみが肝心でしょ。

松本:目を引くとか、食いつきとかいう話をされていましたけど。

藤原:細かい部分ですが、例えば、「まちづくり(観光)テーブル」からは、FAXで送った投稿データをそのままアップするシステムを利用したらどうだろうかといった話も出ていました。また、似たようなホームページがいろいろありますから、ここにしかないような、そういう差別化も大事だとか。あと「芸術文化テーブル」からは、ブログの管理を一体誰がするのかという、今後のテーマなどもあったり。ホームページは簡単に作れますが、作るからには、内容を充実していかないとっていう思いがあふれていました。

松本:継続性がありますからね、「作った」で終わるものではありませんからね。

藤原:また、どういう団体がホームページに関わるかということ。話し合いを行われている方々が、参加するのはもちろんですが、一般の方も書き込みができるようにするのか、それとも団体の方だけしか書き込みができないようにするのか。でも閲覧は、たくさんの方に見てもらいたい、とかね。あと「日本語だけを考えていますか?」という、そんな意見も出てましたね。外国語のものもできたら面白いとか。

松本:韓国語とか中国語とかね。

藤原:それも大事だと思いました。

松本:また、それは誰がするのだという問題がありますけどね。

藤原:今後の課題も増えたわけですが、ラウンドテーブルの様子などは番組で随時紹介していきたいと思っています。なお、第4回ラウンドテーブルは、6月24日に開催されることが決まっています。ホームページは、見やすく、分かりやすく作っていただきたいと思います。楽しみです。
各団体のPR後、議長の
金井文宏(かない ふみひろ)さんに
お話を伺いました

会場入り口
この中で、大阪の魅力アップのために
様々な意見交換が行われました

司会進行はラジオ大阪のアナウンサー、
和田麻実子が務めました

議長の金井文宏さんの
挨拶からスタートしました

各分野別に分かれて、
テーブルを囲みます

18の団体が、
それぞれのPRを行いました

ホームページについての原案が
発表されました

原案を元に、各テーブルごとに、
よりよいホームページを
制作するための
意見交換が行われました

各テーブルごとの意見を
発表しました

各テーブルの発表後に総評をいただき、
みなさんの意見を反映した、
素晴らしいホームページを
制作することが約束されました




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