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毎回、大阪を拠点に活動しているNPO法人やNGO、ボランティア団体、そして大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域の活動内容を通して、大阪の「ひと」や「まち」の魅力を発見していきます。
たくさんの人に知って欲しい大阪を魅力いっぱい、情報満載でご紹介していきますので、みなさんご期待ください。

2006年1月28日(土)放送

今回は、平野区瓜破の地元町内会のみなさんが設立したNPO法人『コミュニティうりわり』の活動をご紹介します。地元の農家が作った農産物の直販を行う、日本で初めての大都市型ファーマーズマーケット『地産地消・遊菜館(ちさんちしょう・ゆうさいかん)』を運営しています。“地産地消”とは、地元で生産したものを、地元で消費するということ。広報担当の西川維一(にしかわ これかず)さんにお話を伺います。

収録写真メイン


●インタビュー前半

藤原:新鮮でみずみずしい野菜がたくさん並んでいますが、この『遊菜館』は、いつ頃、どういう経緯でできたのでしょうか?

西川さん(以下、西川・敬称略):大阪市平野区瓜破南の旧大阪市ゴミ焼却場の跡地を利用して、平成17年11月3日にオープンしました。新しいゴミ焼却場の余熱を利用して3階にプール、2階にお風呂、1階には無料で入れる足湯があります。この近辺には大阪市内では珍しく農地がたくさん残っています。農産物生産者は大阪市全体で二百数十人ぐらいいますが、そのおよそ半分を東住吉区や平野区の農家が占めています。また隣接する松原市にも非常にたくさん農地が残っています。それならば、大阪市内にもまだこれだけの農業力があるということを、ぜひアピールしたい。お風呂などの憩い、安らぎと一緒に、新鮮で、安心、安全な野菜を大阪市民や大阪府民の人たちに食べていただき、“地産地消”を推進したいというのが私たちの願いです。

藤原:NPO法人の組織を大きく2部門に分けられているそうですが。

西川:通常NPOというのは非営利法人を指しますが、私どもは、非営利の公益事業部門と、『遊菜館』という収益事業部門との二つに分けています。非営利の公益事業部門は、2年程前にここからすぐ近くの大和川の河川敷がテニスコートやグラウンド、バーベキュースペースなど公園として2km程整備されましたが、そこの管理を行っています。



●スタジオ

藤原:『地産地消・遊菜館』は、隣にある新しいゴミ焼却場の余熱を利用した大変画期的な施設です。旧ゴミ焼却場の跡地なので施設面積が広く、大きな駐車場も整備されていて、しかも無料。おいしくて新鮮な野菜をどっさり買いに来ていただきたいと思います。

松本:農業と温浴施設の融合というのは、なかなか面白い視点ですね。

藤原:1階には足湯もあります。足湯は無料なので、野菜をいろいろ見て、買い物をした後で、お湯に浸かってホッとするという楽しみ方もあります。野菜だけでなくて、肉や花、パン、調味料などもそろっています。ほとんどが地元のものですが、地元でまかないきれないものは、全国各地に代表が自ら行って納得したものだけを取りそろえているそうです。この冬高騰している野菜ですが、すごく安くてびっくりしました。特売の大根は、1本丸ごと葉付きで90円です。しかも手に取ると、パンッと弾けるようなみずみずしさ。野菜には、“ONE DAY ルール”というのがあり、毎朝必ず持ってきてもらって、売れ残ったら、必ず持って帰ってもらうという仕組みになっているそうです。ですから、とれとれの新鮮な野菜ばかり。朝市も毎朝10時まで行われています。後半部分は、買い物をしているお客さんにもお話を伺っています。



●買い物客にインタビュー

藤原:どちらからお越しですか?

女性:松原市田井城です。

藤原:お風呂のついでに、野菜を買って帰られるのですか?

女性:今日はその反対。先に野菜を買って、それからお風呂に。安いから先に野菜を確保します。新しいし、いろんなものがあります。ここへ来たら、おかずの材料が何でもそろいます。

藤原:生産者の顔が見えるという点については、どうですか?

女性:松原産のものなら自分たちの地域の中でできた野菜なので、運送に時間もかかってないだろうから新鮮ですしね。

藤原:生産者の方にお話を伺います。何を作っていらっしゃるのですか?

生産者:青ネギとか白菜などです。

藤原:こちらには、よく出荷されるのですか?

生産者:少量ずつですが、出荷しています。

藤原:お客さんと対面でお話する機会もあると思いますが、いかがですか?

生産者:今まで市場へ出していましたが、直売なので消費者の方にも新鮮さを喜んでいただいています。

藤原:消費者の目はなかなか厳しいので、ダイレクトな話もあるのではないですか?

生産者:今の若い方は、値段とかもよく研究していて、なかなか厳しいです。



● スタジオ

藤原:『遊菜館』のすぐ隣には畑があります。大阪市内に畑があるということに、まずびっくりしたのですが、そこから野菜が届くのですから本当に新鮮です。

松本:消費者の方が直に生産者の顔を見て買えるというのは、安心感もありますね。

藤原:安全で安心で新鮮なものですから、当然おいしいですよね。また、一番大切に考えられているのが、農家の方と地元の方との交流を図るということ。そこで対面販売だけでなく、イベントもされています。昨年11月にオープンしてから、「野菜直掘り体験」や12月には「しめ縄づくり体験」などもされたそうです。最近の子どもたちは、例えばニンジンにはどんな葉っぱが付いているか分からない。原形が分からない子どもがたくさんいるので、いい経験ができたとおっしゃっていました。『地産地消・遊菜館』の営業時間ですが、野菜などの物販コーナーは、午前9時から午後8時まで。ただし、あっという間に売り切れてしまいますので、お早めにお出かけください。レストラン「菜佳亭(さいかてい)」は午前11時から午後10時までとなっています。なお、マッサージやエステ、2階と3階の営業時間については、お問い合わせください。



お問い合わせ/
『地産地消・遊菜館』
TEL:06-6700-7600

〈定休日〉
毎月、第2・第4水曜日
(ただし、祝日の場合は開店、翌日休日)、1月1日



● 取材を終えて、感じたこと
地産地消は、生産者の顔が見えるから安心、農家の方が普段食べている商品なので安全、新鮮だから美味しいし、間に業者も挟んでいない分、適正価格で安い!それに、地元で消費されることで、地域の活性化に繋がりますよね。こだわりの仕入れをされている遊菜館は、野菜や他の食品だけでなく無料の足湯もあり、良いことづくしの施設だと思います。買い物後に足湯に浸かって、知らない人同士のコミュニケーションもオススメですよ。


出演者写真 広報担当 
西川 維一さん

遊菜館のすぐ隣にある、温浴施設入口

大人気の「足湯」は、
買い物客の社交の場にもなっています

店内は「根付き、葉付き、土付き」の
新鮮野菜が並んでいます

野菜には、一つ一つに
生産者の名前がついていて、
誰がつくったか分かるようになっています

店内のPOPには、生産者の
思いなどが書き込まれています

産地や生産者が明確なので、
消費者は安心して購入できます

店内には、西川さんが、自信を持って
薦められる商品しか販売していません

「新鮮な野菜を買ってから、
お風呂に入って帰ります」(お客さん)

「食事は毎日のことなので、ここでは
安心して買い物ができます」(お客さん)

「新鮮な野菜の本当のおいしさを
分かってもらいたいですね」(生産者)

「お客様は、よく勉強しているので
厳しい意見もありますよ」(生産者)




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