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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2007年3月10日(土)放送 放送を聴く
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  野田校下社会福祉協議会『野田のびっこくらぶ』

今回は、福島区で活動をしている育児サークル『野田のびっこくらぶ』をご紹介します。都会では、多くの世帯が核家族化して、子育てに不安を感じている方、負担が大変な方も少なくありません。そんな中、育児サークル、子育てサークルが、とてもいい具合に機能しているようです。子育ての先輩からアドバイスをもらえて、困った時は助け合え、貴重な存在になってきています。『野田のびっこくらぶ』は、そんな育児サークルとして、既に10年の歴史を歩んできているそうです。代表の川島由美子(かわしま ゆみこ)さんにお話を伺います。

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松本:今、『野田のびっこくらぶ』に来ている方は、何人いらっしゃるのですか?
川島:子どもが31人で、大人が26人です。

松本:活動の時間帯、場所はどうなっているのですか?
川島:福島区の野田コミュニティセンターで、毎週金曜日の午前10時半からお昼の12時頃までやっております。

松本:どういう内容のことをされているのですか?
川島:お母さんたちの自主的な運営になっています。3人のお母さんが当番になり、絵本の読み聞かせや、手遊び、ダンス、工作など、いろいろなことを考え、企画してやっております。

松本:なるほど。イベントのようなことをされることもあるのですか?
川島:はい。近くの公園や天王寺動物園などへ遠足に行ったり、春は、お花見、夏はコミュニティセンターのお庭で、ビニールプールをしたりしております。

松本:子どもたちも、楽しみにしているでしょう。『野田のびっこくらぶ』は川島さんが作られたそうですが、きっかけはどういうことだったのですか?
川島:当時、公園に親御さんたちが10組ほど集まっていましたが、雨が続いたり、風の強い日が続いたりすると、めっきり来なくなるのです。そんな日は、当時はメールもありませんし、誰ともしゃべらず、親と子どもだけで1日を過ごしてしまうことになります。子育ての最中には、自分の子どもと帰ってきたご主人ぐらいしかしゃべる相手がいない、という状況の時があるのですね。だから、大人も子どももお友達を作りましょうという目的で、もっと集える場所を作りたい、と思ったのがきっかけでした。

松本:では、川島さんが声を掛けて、その時、公園に集まっていたみなさんで「そうしようか」という話になったのですか?
川島:そうです。

松本:でも、子どもさんを預かるとなると、いろいろと気を使う面もありませんか?
川島:親御さんも一緒ですので、心配ありません。

松本:それからは、どのように作っていかれたのですか?
川島:本当に仲の良かった3人のお母さんと一緒に、野田コミュニティセンターの部屋を借りに行ったのが最初でした。その時に、当時の野田校下社会福祉協議会の会長さんのところへ相談に行くと、社協として子どものことも考えてくださることになり、無償で貸していただけることになったのです。

代表
川島由美子さん


春はみんなで楽しくお花見!

クリスマス会の様子

友達の輪がどんどん広がります



藤原:良かったですね。

松本:やはり会場っていうのは大事ですもんね。
川島:そうですね。本来は、2〜3時間で何千円を払って借りなければならない会場なのです。そこを無償で貸していただけた、そのご好意が、『野田のびっこくらぶ』の出発点だったのかなと思います。

松本:理解のある方がいらっしゃって、良かったですね。いつスタートされたんですか?
川島:平成8年です。

松本:最初は、毎日というわけにはいかなかったのではないですか?
川島:月2回、水曜日に行っていました。

松本:その頃は、何組ぐらいの方が参加していたのですか?
川島:7組でした。

松本:その後、会員の方は順調に集まってきたのですか?
川島:はい。口コミで広がっていきまして、11年間で延べ120〜130人ぐらいになりました。

松本:集まるのは、すぐに集まってきたのですか?
川島:徐々に、ですね。野田の地域自体が、子どもが少ない地区なのです。

松本:『野田のびっこくらぶ』は、子どもたちに「どうなってほしい」という思いで運営されているのでしょうか?
川島:私自身の考えでは、幼稚園教諭をしている中で、子どもたちが“かわりばんこ”とか“じゅんばん”とか、そういう気持ちが段々と少なくなってきていると思います。入園するまでに、子どもたちが他のたくさんの子どもと遊んだ経験が少ないのだろう、ということを感じるようになってきました。入園前に、“練習”と言ったらおかしいですが、そういう経験をさせてあげたいな、という思いがあります。

松本:なるほどね。昔だったら、兄弟がたくさんいたりして、家庭の中でもそうしたことを学ぶことはあったでしょう。でも、一人っ子の子どもが多くなると、やはり“かわりばんこ”という感覚は少なくなるのでしょうね。
川島:それと、外で遊ぶことが段々と少なくなってきていますね。体を動かして遊ぶという経験をさせたいと思って、遠足などを行っています。

松本:今は公園で、子どもたちだけで遊ばせるのも、怖い部分がありますしね。できてから10年以上経ったということは、最初の頃の子どもさんたちは、もう大きくなって、小学校に上がられているわけですね。
川島:11年ですので、中学2年生です。

松本:川島さんのお子さんも含めて、子どもたちに『野田のびっこくらぶ』の体験が活きているな、と感じられることはありますか?
川島:子どもたちはみんな知り合いで、親もよく知っている仲間が、この野田の地域にたくさんいるということですね。幼稚園はそれぞれ別のところへ行っても、小学校は野田小学校に行きます。その時に、親同士も知っていて、子ども同士も知っている人がたくさんいる、ということで安心感が生まれました。

松本:そういう横のつながりが、最近はなかなかないですから、良いですね。小さい頃から横のつながりがあって、小学校になっても活きてくるのですね。現在の活動に話を戻しますが、お年寄りの方たちとの交流もされているそうですね。
川島:老人会に呼んでいただいたことがあります。舞台で歌ったり踊ったりすると、大きな拍手をいただいて、子どももお年寄りの方もすごく喜んでいただきました。

松本:お祭りもされるのですか?
川島:福島区社会福祉協議会の『あいあいまつり』というお祭りにも参加させていただいています。工作コーナーで、牛乳パックやラップの芯などの廃品を利用してできるおもちゃを提案しています。

松本:最近は、身の回りの物で工作をするという機会もなかなかないですから、子どもたちも喜びますよ。こういう素朴な体験がうれしいんですね。さて、『野田のびっこくらぶ』には、どんな子どもでも入れるのですか?
川島:申し訳ないのですが、野田に住んでいる人に限定しています。

松本:何歳ぐらいから入れるのですか?
川島:1歳半から、幼稚園に入るまでの子どもです。

松本:会費などは、どうなっていますか?
川島:材料費として、月に100円をいただいています。それから、保険にも入っていただいていておりますが、1年を通じて500円です。

松本:最後に、地元・福島区、特に野田の自慢をお願いします。
川島:野田には大阪市中央卸売市場がありますので、そこで働いている人がたくさんいます。『野田のびっこくらぶ』に所属しているお子さんの親御さんや、おじいちゃんおばあちゃんの中にも多いですね。つまり、ずっと地元に住んでおられる方が多いので、安心して、みなさん仲良く暮らしております。

松本:職場でのつながりがあり、子どもたちのつながりもあり、それが地域のつながりにもなるということで、安心して暮らせるわけですね。そうした環境が、子どもたちにも、いい影響が出てくるのだと思いますね。これからも頑張っていただきたいと思います。

松本・藤原:今日はどうもありがとうございました。
川島:ありがとうございました。

藤原:『野田のびっこくらぶ』についてのお問い合わせは、野田コミュニティセンターまでお願いします。


<お問い合わせ>
野田コミュニティセンター
TEL 06-6468-9610

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