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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2007年3月3日(土)放送 放送を聴く
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  『浪速子供鉄道倶楽部』

今回は、浪速区に拠点を置いて活動している『浪速子供鉄道倶楽部』をご紹介します。『浪速区こども連合協議会』に所属するクラブで、子どもたちにミニSLなどに乗ってもらうというボランティア活動をしている団体です。『浪速子供鉄道倶楽部』の広瀬武男(ひろせ たけお)さんにお話を伺います。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!



松本:ミニSLというのは、イベントなどで見掛けるような、小さいSLのことですか?
広瀬:そうです。レールの幅が5インチくらいで、大きなイベントなら台車を多くして、20人くらいの子どもを乗せて走ります。

松本:いつも、ポッポッポーと蒸気が出ていますが、本当のSLなのですか?
広瀬:そうです。本物のSLの縮小版です。

松本:へぇー。僕なんて、どうしても疑って見てしまうので、「中に電動で仕掛けがあって、蒸気じゃなくて湯気や煙を出しているんじゃないか」と思っていました。
広瀬:本物のSLと同じで、石炭を焚いて高圧蒸気で蒸気エンジンを回して、ピストンを動かすという仕組みです。

松本:では、燃料は本当に石炭なのですね?
広瀬:そうです。以前は太平洋炭(昔の家庭用ストーブなどに使っていた黒い石炭)を使っていたのですが、最近の子どもたちは、そうした煙に慣れていなくて、煤(すす)や硫黄分でアレルギーが出る方もおられるということで、備長炭を使ったこともありました。現在では、模型用のボイラーに使える、英国やベトナムの良質な煙も少ない石炭がありますので、それを使って走らせています。

松本:その燃料の歴史だけでもすごい話ですね。いろいろと気を使っているのですね。
広瀬:煙の出る石炭を使うと、子どもたちは後ろに乗っていますので、どうしても風にあおられて、咳き込む子も出てきますから。

松本:「本当のSLなんですか?」なんて馬鹿なこと言いまして、申し訳ございません。そこまで気を使っておられるのですね。元々は、どういうきっかけで始められたのですか?
広瀬:私は子供会活動を始めて大体30年くらいになりますが、15年程前、浪速区役所の社会教育係に、個人的にミニSLを持っている方がおられたのです。ミニSLをたくさん所有して、イベントなどを行うクラブもされていました。その方が8年程前に、人事異動で子供会担当を抜けられたのです。イベントも2回ぐらいしかしていなかったので、子供会で続けられたらいいのにな、と思って、私たちが引き受けることになったのです。そしてレールや電車だけを買って始めました。

松本:その機関車ですが、おいくらぐらいするのですか?
広瀬:初代の機関車は、個人で持っておられたものですが、大体100万円くらいでした。現在使っているものは、改良して形も変わって、200万円ぐらいです。初代の機関車は、とにかく走るだけ走って10年ぐらいで車輪をすり減らしました。

松本:頑張ってくれたのですね。後ろに人を乗せるので、客車も必要ですよね?客車はどれくらいするのですか?
広瀬:客車は、10万円前後はします。古くなれば台車をばらして新しく作り直したりして、車輪だけは上手く再利用しています。

松本:機関車も永遠に走ってくれるわけではないので、大変ですね。
広瀬:はい。毎月、管理が大変です。

松本:ミニSL以外の活動は何があるのですか?
広瀬:車のバッテリーを使って、電動力で走る機関車もあります。大きな電流が流れますので、本物の車両と同じようにコントロールして、安全に乗れるように、動力部分は作業用の高い部品を使っています。車のバッテリー24ボルトを2台乗せて、走っています。

松本:外観は?
広瀬:発泡スチロールやベニヤ板などで作っています。新幹線のレールスターや南海ラピート、機関車トーマスなども、外観だけ作りました。

広瀬武男さん


校庭を走る広瀬さんの列車

『浪速区民まつり』にて

蒸気機関車の運転

レールスターに乗る子どもたち

楽しそうな子どもたちと広瀬さん



松本:作るのが得意な人がいるのですか?
広瀬:はい。私も大工仕事が好きなので。子供会の役員さんにも、ペンキ塗りが得意な方とか、いろいろな分野の方がおられます。みなさんの協力をいただいて、みんな手づくりでやっています。市販されているものを買うよりも、手づくりのほうが臨場感がありますね。

松本:思い入れも違いますしね。
広瀬:そうですね。

松本:広さなど、SLを走らせることができる会場の条件は、何ですか?
広瀬:大体25m×20mくらいの広さのグラウンドで、平坦地であればできます。ただ、蒸気機関車は、水を絶えず補給しないと走れないので、水道も必要です。電気関係の機関車でも、たまに電源が必要な時がありますので、そういう設備があれば、できます。レールはたくさん持っていますので、グラウンドの広さによって敷くという形を取っています。1周100mくらい走らせる場合もあります。

松本:1周100mもあると、子どもたちも乗りごたえがあるでしょうね。
広瀬:はい。楽しいですね。

松本:どんなところで開催されているのですか?
広瀬:今のところは、子供会や青少年の団体、学校や幼稚園、また、『大阪市こどもカーニバル』や区民まつりなどのイベントでも協力させていただいています。『大阪市こどもカーニバル』には24区全部が集まりますので、その時に見られて、他区の区民まつりなどに呼ばれて出ることもあります。

松本:「これは面白い。うちにも来てください」というふうになるわけですか?
広瀬:そうですね。

松本:去年は何区くらい?
広瀬:去年は4区ですね。他にも問い合わせはあるのですが、浪速区の行事もたくさんありますので、私自身が動けなくて、お断りする場合もあります。

松本:それだけ人気があるということですよね。最後になりましたけども、浪速区のPRをお願いします。
広瀬:浪速区は小さい地域で、少子化で子どもも少なくなっていますが、いろいろな団体が子どもたちを喜ばせるようなイベントを行っています。他の区の方も遊びに来ていただけたらいいなぁと思います。

松本:これからも浪速区の子どもたちの夢を、どんどん広げていくような活動を続けていっていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。
広瀬:こちらこそありがとうございました。

藤原:『浪速子供鉄道倶楽部』の活動について、詳しくは、ホームページをご覧ください。


<お問い合わせ>
浪速子供鉄道倶楽部
http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Oak/4423/index.html
浪速区コミュニティ協会

TEL 06-6568-2171

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