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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年12月23日(土)放送 放送を聴く
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  ゴスペルクワイア『響(ひびき)』※正式名は「郷」の下に「声」

西区を拠点に活動しているゴスペルクワイア『響』の活動をご紹介します。映画『天使にラブソングを』のヒットで、日本でも一気に人気が出たゴスペルですが、元々は、アフリカ系アメリカ人が、教会で賛美歌にジャズやロックなどの要素を取り入れつつ、ノリノリで歌っていた歌です。今では日本でも、教会を飛び出して、町のあちこちで愛されるようになっています。ゴスペルクワイア『響』代表の長妻るみ子(ながつま るみこ)さんにお話を伺います。

★上のボタンを押して、放送を聴いてくださいね!


代表
長妻るみ子さん

12月23日に開催された
『土曜サロンコンサート』
(西区民センター)にて




松本:ゴスペルクワイア『響』は、どんなみなさんの集まりなのですか?
長妻:ゴスペルシンガーで、ラジオのパーソナリティーもされている寺尾仁志(てらお ひとし)さんが、2005年の春に西区民センターでゴスペルワークショップを開催されました。それに参加したメンバーです。現在メンバー14人のうち男性は2人。主婦や会社員など、大体20代後半から30代の人が多いです。主婦の方は、夕食の用意や片付けなどを済まして、会社員の方は、残業が入らないようにして、練習にも急いで飛んで来てくれます。

松本:みなさん、かなり気持ちが入っているわけですね。
長妻:もう、楽しくて、という感じです。

松本:熱意が伝わってきますね。“ゴスペルワークショップ”という言葉が出てきましたが、どんなことをされたのですか?
長妻:51人も参加者がありました。まず「ゴスペルとは何か?」という話があり、3回の練習で3曲をマスターして、4回目に発表会をしました。その発表会がうまくいって楽しかったので、このまま解散してしまうのがもったいない!という話になって、クワイアを続けようということになって現在に至っています。


松本:最初に50人ぐらい集まって、最後の発表会にも全員が参加されたのですか?
長妻:発表会に出たのが20人程度で、その後残ったのは14人なので、段々少なくなったのですが(笑)。

松本:残った方は、やっぱりゴスペルが心に残ったのでしょうね。
長妻:そうですね。

松本:ゴスペルのワークショップに参加して、ゴスペルの魅力にとりつかれたということですが、その魅力とは何だと思いますか?
長妻:まず、先生の寺尾仁志さんが格好良かったのです(笑)。

藤原:そこ、大事ですよね!
長妻:大事ですよね(笑)。それと、お腹の底から声が出せて、リズムに乗って、自分なりに自由に体で表現できる、というところですね。

松本:そういう意味で、長妻さんにはぴったり合ったわけですね。今日歌う機会があるんですって?
長妻:実は今日、この後、西区民センターで『土曜サロンコンサート』に出演します。『Be in Voices』というプロのユニットの前座で、ちょっと歌わせてもらうことになっています。

松本:今後の予定を聞かせていただけますか?
長妻:1月に西区の成人式で、3曲歌わせてもらうことになっています。ゴスペルに興味を持って、この『響』に入っていただければという、あの…(笑)。

松本:勧誘の意味もあるのですね。
長妻:はい!

松本:やっぱり地元の若い人たちに、どんどん入ってもらいたいですよね。
長妻:そうなんです。興味を持っていただきたいです。

松本:これから、どんなクワイアをめざすのですか?
長妻:“歌える場所ならどこへでも”ということをモットーに、私たちもこれからもっと練習を積んで、もっともっと喜んで聞いてもらえる楽しいライブができるといいな、と思っています。

松本:長妻さんの人柄を考えると、堅苦しいところではなさそうですから、入りやすいかもしれません。この放送を聞いて、メンバーになりたいという方がいたら、どうしたらいいのでしょうか?
長妻:ゴスペルに興味を持ちました!歌いたい!」という方がいらっしゃれば、年齢、性別、経験、一切問いません。初心者も大歓迎です。

松本:会費はどうなっているのですか?
長妻:会費は先生への謝礼と会場費として、月に2000円いただいています。

松本:2000円で2回の練習ですか。いいですね。
長妻:寺尾さんは本当にいい先生で、「お金ではなくハートで」ということで、この金額でやっていけているのです。

松本:先生の好意もあるのですね。では最後に、地元・西区の自慢をお願いします。
長妻:西区はこの頃、堀江や新町などを中心に、大変おしゃれな町になりました。新しい建物もたくさん建って、若者がたくさん集まる町になりましたが、昔ながらの魅力ある建物もたくさん残っています。昔ながらの人情も残っている町です。例えば、区民まつりなどの行事があると、地域ごとにまとまって、大人から子どもまで楽しくやっています。

松本:連帯感もあるわけですね。
長妻:そんな古い良さも大切にしながら、若者の新しい価値観も受け入れられる。そんな土地柄が西区です。

松本:だから、ゴスペルも受け入れられるのですね。これからもゴスペルをどんどん広めて、深めていってくださいね。
長妻:はい!頑張ります。

松本:どうもありがとうございました。
長妻:こちらこそ、ありがとうございました。


<お問い合わせ>
西区コミュニティ協会
TEL 06-6531-1400

ゴスペルクワイア『響』ホームページ
http://www.yuki-room.com/hibiki/

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