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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
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  お話サークル『くまの子』

都島区に拠点を置いて大阪市全域や西宮市で活動されている、お話サークル『くまの子』をご紹介します。メンバーは二人。 “お話サークル”は何をするグループなのでしょうか。また、“くまの子”という名前の由来は、何なのでしょうか。お話サークル『くまの子』の佐藤聡美(さとう さとみ)さんにお話を伺います。

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佐藤聡美さん

人形劇『パクパクさんの冒険』



松本:“お話サークル”というのはどういう意味なんですか?
佐藤:主な活動として、人形劇をしているのですが、“人形劇団”と名乗ると、すごく大掛かりなものを想像されてしまいます。メンバーはたった二人で、人形劇以外にも一人で演じるパネルシアターやエプロンシアター、紙芝居、絵本なども入れながら、子どもたちに見てもらっています。親しみを込めてあえて“お話サークル”と名乗っています。

松本:パネルシアターやエプロンシアターという話がありましたが、簡単に説明してもらえますか?
佐藤:大きなパネル板に専用の布が貼りつけてあって、不織布に絵を描いたものをそこにペタッと貼ると、摩擦で簡単に貼ったり剥がしたりすることができます。その絵を貼ったり剥がしたりしながらお話を進めていくのが、パネルシアターです。エプロンシアターは、エプロンそのものが舞台になっています。ポケットからフェルトで作った人形や小道具を取り出して、お話をしながらエプロンにペタペタとマジックテープで貼ったり剥がしたりしながらストーリーを進めていきます。

松本:“人形劇”というほど大掛かりなものではない、ということですね。
佐藤:そうですね。エプロンシアターやパネルシアターは一人でも演じることができるものなので、人形劇の合間に交代でやりながら、次の人形劇の準備をしていく、といった形でやっています。


松本:メインの人形劇では、どんなお人形を使っているのですか?
佐藤:脚本に合わせて人形は作り分けているのですが、手で何かを持ったり、素早い動きをする時には指人形を使い、お喋りをメインにした人形劇の場合は、口がパクパク動く“パペットマペット”のように口を開けたり表情が付けられたりできるパペット人形を使います。また一つの劇で何体も人形が出てくる場合には、二人でやっていますので扱いやすいように、棒に付けた棒人形を使ったりもします。

松本:お二人でたくさんの人形を操るのは大変でしょう?
佐藤:大変です。裏ではバタバタしているのですが、それをいかに表に見せないようにやるか、というのが大事です。

松本:人形を動かすだけではなくて、他にいろいろと、やることはありますからね。
佐藤:全部二人でやっているので、ラジカセを私たちの真ん中に置いて、どちらかが曲を流したり、止めたり、フェイドアウトしたりしています。また、照明を使う劇では手元で照明を点けたり消したりと、パニックになりながらやっています。これまでに、手が2本、4本じゃ足りないからもうこの劇はできないね、と言ってお蔵入りになった劇もいくつかあります。もう一人いてくれたら、と思う時もありますが…。

松本:メンバーの二人は、どんな関係なのですか?
佐藤:大学時代の友人です。大阪教育大学に二人が在籍していた時に『児童文化研究会 こぐま』というサークルがありました。子どもたちにどういう文化を伝えていくかを研究する会で、主な活動が人形劇でした。そこで知り合った友達なんです。

松本:『くまの子』という名前は、その『こぐま』からとったのですか?
佐藤:二人で話し合って、私たちは『こぐま』から始まったから、『くまの子』という名前にしようか、ということで、単にそれだけで決めました。

松本:元々、子どもと接する機会が多い活動をされていたわけですね。卒業してすぐに、お二人で『くまの子』を結成したのですか?
佐藤:いえ。大学を出てから二人とも幼稚園の先生になって、別々に仕事をしていました。それから二人とも結婚して、しばらく人形劇からは遠ざかっていました。私は結婚して埼玉県に行っていたのですが、子育てをしながら、お母さん仲間で、子どもたちに人形劇を見せてあげたいなーということでサークルを作りました。

松本:何がきっかけで、またお二人でやるようになったのですか?
佐藤:主人の転勤で、私はまた西宮に戻ってきたのですが、戻ってきて少し後に、阪神淡路大震災がありました。その時に、震災後ちょっと淋しい思いをしている幼稚園の子どもたちのために、人形劇か何かで楽しませてもらえないか、という話がありました。そんなことでお役に立てればと思って、もう一人のメンバーの池田さんに一緒にやらないかと声を掛けお願いしたところ、二人でできることをやってみようかということになり、やり始めたのがきっかけです。

松本:その時はどういうものをされたのですか?
佐藤:何も準備できていない状況でした。人形劇をやっている人だったら誰でも知っているような話に、『なかよし』という話があります。それは本当なら、一人で2体を使って掛け合いをしながら進めていく“一人遣い”という形でやるものですが、それを二人で1体ずつの人形を持ってやってみました。それと、子どもたちがよく知っている、『犬のおまわりさん』や『アイアイ』という童謡をつなげてお話を作って、子どもと一緒に歌いながら話を進めていくというものもしました。

松本:活動は大阪市をメインに、佐藤さんの地元の西宮市でも行っているということですが、大阪の子どもたちと西宮の子どもたちの違いというのは、感じられますか?
佐藤:それはすごく感じますね。西宮でやった時は、「うけるかな?」と思っていたところも静かに聞き流され、「もしかしたら面白くなかったかな?」と、思うことがあります。しかし大阪の子どもは、とにかくノリがいいんです。その場で反応を返してくれますね。一生懸命、その場で人形に対して声を掛けてくれます。

松本:ツッコミを入れたりね。その辺は、大阪の笑いのノリですかね。
佐藤:もうみんな、言いたくてしょうがない、というのがありますよね。二人でやっている人形劇なので、掛け合いが多くて漫才みたいなノリになるのですが、それを見て、吉本新喜劇を見た時の反応みたいに「ドテ」とか言いながら受けてくれたりします。笑いに対するノリが、やっぱり大阪の子は身に付いてるな、としみじみと感じさせられます。

松本:関西というくくりの中でも、大阪と西宮ではそれだけ違うのですね。
佐藤:違いますよねー。

松本:大阪だと、公演時間が延びませんか?脱線ばっかりして(笑)。
佐藤:延びます(笑)。でも本当に喜んでもらえて、こちらもすごく楽しい気持ちになって終われるのでうれしいです。

松本:これからもお二人で、息の合った人形劇を続けていただきたいと思います。
佐藤:分かりました。

松本:今日は、どうもありがとうございました。
佐藤:ありがとうございました。

藤原:お話サークル『くまの子』へのお問い合わせは、都島区コミュニティ協会までお願いします。


<お問い合わせ>
都島区コミュニティ協会
TEL 06-6352-6100

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