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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年7月29日(土)放送

  港区コミュニティ合唱団『シーカナリ』

今回は、港区コミュニティ合唱団『シーカナリ』の活動をご紹介します。4月の放送で紹介した港区の田中地区の合唱団『スイートピー』は、男女混声合唱団でしたが、『シーカナリ』は女声合唱団です。しかも、『スイートピー』のみなさんとも、大いに関係のある合唱団だそうです。一体、どんな関係かも含め、代表の鎌田敦子(かまだ あつこ)さんにお話を伺います。

代表
鎌田敦子さん

スペインの情熱的な曲『祭と花と娘』
では、赤いスカーフと赤い楽譜で
曲を表現しました。

念願だった
メルパルクホールでの出演では、
“女性合唱組曲”に
初挑戦しました。
出陣前の記念撮影。

今年の『大阪市民音楽祭』に参加。
初めての港区以外での発表でしたが、
大きなステージで気持ちよく歌いました。

『春一番ふれあいコンサート』にて。
合同コーラスでは舞台には収まりきれず、
舞台前も使っての大合唱でした。




松本:グループ名の『シーカナリ』とは、どういう意味ですか?
鎌田さん(以下、鎌田・敬称略):“シーカナリ”というのはクジラの一種で、白イルカと言われ、高く奇麗な歌のような声を発するそうです。そこから海のカナリアとも呼ばれています。港区は海に近いということと、カナリアのような歌声を目ざしてこの名前になりました。

松本:現在、メンバーは何人ですか?
鎌田:今は30人です。

松本:どんな年齢の方が多いのでしょう?
鎌田:40代後半のお母さん現役世代から、60代のお母さんを終えた世代までの方が中心で、70代前半の方もいらっしゃいます。

松本:さて地域のコーラスといいますと、PTAのコーラスや学校の生涯学習ルームのコーラスが多いのですが、『シーカナリ』は港区コミュニティ合唱団と伺っています。これは、やはり港区全域にわたっているということですか?
鎌田:ええ。もうそういう垣根はなく、全域にわたっています。

松本:田中小学校の『スイートピー』からも参加があるのですか?
鎌田:ええ、たくさん参加して頂いています。

松本:『シーカナリ』が結成された経緯をお教えください。
鎌田:私は市岡東中学校PTAのママさんコーラスで歌っていましたが、年に1度、2月に、『大阪市PTAママさんコーラス交歓会』というのがあって、それに参加していました。港区からもたくさんのPTAコーラスが参加していたんですが、交歓会は2日間にわたって開催され、しかも午前と午後に分かれているために、港区のコーラス同士、顔を合わせたり、お互いの歌を聞くことができませんでした。

松本:それはもったいないですね、せっかくの機会なのにね。
鎌田:そうなんです。そこで港区役所にかけあって、港区内のコーラスが交流できるようになりました。

松本:もう何年ぐらいになるのですか?
鎌田:9年です。

松本:その時、港区ではどれぐらいの人が集まったのでしょう?
鎌田:7〜8チームぐらい。それぞれ小中学校に合唱団がありましたので、そうした全員のグループが集まって『春一番ふれあいコンサート』と称して始まったんです。その時、最後に50〜60人ほどの方で合同コーラスをして大勢で歌ったのですが、その大勢で歌うコーラスの醍醐味、気持ち良さがとても良くて。単独PTAでは人数的にできない歌が歌えますので、本格的な大きい曲を歌いたいと、合同で歌った有志27〜28名が練習を始めました。

松本:多くなればなるほど、可能性も広がるわけですね。
鎌田:いろいろな幅も広くなります。

松本:逆に、集まりにくいということもあるのではないですか?
鎌田:そうなんです。だから50〜60人いた中で27〜28人ぐらいしか、最初は集まれなかったんです。当時は、『有志合同コーラス』というグループ名だったのですが、それではあまりにも…ということで付いたのが、『シーカナリ』です。

松本:『シーカナリ』としての活動は、具体的に何年前からですか?
鎌田:9年前に『有志合同コーラス』が始まって、その2年後ぐらいに『シーカナリ』というグループ名が付いたと思います。それで、3年前に港区コミュニティ協会が私たちを受け入れて下さって、『港区コミュニティ合唱団』という名前になって、練習も区民センターの方でできるようになりました。

松本:練習は、どれぐらいのペースでされているのですか?
鎌田:月2回、第1火曜日と第3火曜日の夜7時から9時までの2時間ずつです。

松本:区民センターで?
鎌田:そうです。

松本:指導者の方についてもらっているのですか?
鎌田:港区にお住まいの片峯弘子(かたみね ひろこ)先生に、ずっとお世話になっています。

松本:合唱の発表の場、活動の場っていうのは、主にどういうところが多いのでしょう?
鎌田:発表の場は、毎年11月3日の『文化のつどい』、それから2月の最終日曜日にある『生涯学習 ふれあいフェスティバル』。今年は初めて『大阪市民音楽祭』にも参加させて頂きました。

松本:みんな出られるんですか?
鎌田:いいえ。これは応募して、必ずしも出られるとは限らないんです。

松本:何らかの形で出られないグループもあるということですね?
鎌田:そうですね。何チームっていうのが決まっていますので、出られない場合もあります。

松本:どういうジャンルの曲を歌われているのですか?
鎌田:童謡からポップス、それから合唱組曲はもちろんのこと、クラシック。いろいろ幅広く、できる範囲でお稽古しています。

松本:新たにレパートリーに加えようとしている曲があるそうですね。
鎌田:今『なにわの祭り』という曲を稽古しています。

松本:どんな曲ですか?
鎌田:1月のえべっさんから始まり、愛染さん、天神祭り、その情景をテンポよく歌っていくという、とても難しい曲なんです。

松本:なにわの祭りをぐるっと全部、歌に織り込んでいくって感じですね。
鎌田:そうです。もう聞いて頂いたら順番に、目や頭に浮かんで来るような、すごくいい曲ですが、これが難しくて。だから、今は特別に月3回のお稽古に増やして頑張っています。来年には絶対これを披露したいという意気込みで取り組んでいます。

松本:普段からメンバーの方の雰囲気は和やかな感じなんですか?
鎌田:そうですね。指導して頂いてます片峯弘子先生がとっても奇麗な声で、それで良い例、悪い例を先生自身が歌いながらテンポよく指導して下さいますので、全員、笑いあり、落ち込みあり、女学生気分で第二の青春を楽しんでいます。

松本:今後、目ざしていらっしゃることをお教えください。
鎌田:もっと若い方、それから学生さんたちにも入って頂いて、100 人ぐらいにしたいということ。男性の方にも入って頂いて、「混声合唱ができたらいいね」と、いつも話しています。

松本:メンバーの方は若い気持ちでやっているけれども、ほんとに若い人にも入ってきてほしいということですね。
鎌田:そうです。それで『シーカナリ』だけのコンサートができればもう最高です。それが夢であり、目標です。

松本:最後に、地元・港区の良さをお教えください。
鎌田:私はラジオ大阪に近い市岡元町に住んでいます。地域のつながりがしっかりできていて、お祭り、盆踊り、運動会などの行事を地域の大人が中心に、子どもからお年寄りまで全員で毎年楽しんでいます。地域の力を実感しています。

松本:ご近所さんですから、ラジオ大阪もよろしくお願いします。それから早くメンバー100人を達成して混声合唱団になることも期待しています。
鎌田:そうですね。またラジオ大阪さんに出させて頂いて、みなさんに聞いて頂けたらと思います。その時はまたよろしくお願いいたします

松本:こちらの方も楽しみにしています。
鎌田:頑張ります。

松本・藤原:今日は、どうも、ありがとうございました。
鎌田:ありがとうございました。

藤原:港区コミュニティ合唱団『シーカナリ』について、詳しくは、港区コミュニティ協会へお問い合わせください。


お問い合わせ/
港区コミュニティ協会

TEL:06-6572-0020

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