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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年5月27日(土)放送

  旭区民合唱団『リリオ』

今回は、旭区民合唱団『リリオ』の活動をご紹介します。リリオって、どういう意味なのかについても併せて、『リリオ』の前の代表で、いつも元気に歌っていらっしゃる生駒 源太郎(いこまげんたろう)さんにお話を伺います。



生駒 源太郎
さん

ふれあいコンサート

旭区民まつりふれあいコンサート

大阪市民音楽祭

第1部 海鳥の詩

第2部 歌のバラエティーBOX

第3部 サウンド・オブ・ミュージック



松本:『リリオ』ってどういう意味ですか。
生駒さん(以下、生駒・敬称略):団員から募集して付けた名前です。旭区の花がハナショウブなんですが、ショウブのスペイン語です。

松本:スペイン語でハナショウブのことをリリオって言うのですか?
生駒:はい。簡潔で、凛々しいにもちょっとつながるし、イメージがいいので。

松本:合唱団の団員の数や、どんな方が多いのかなどをお教えください。
生駒:多少の出入りはありますが、結成当初から今まで、団員数は大体100名前後。そのうち4分の1が男性で、4分の3が女性です。

松本:どれぐらいの年齢の方が多いのでしょう?
生駒:結成当初は50代後半が多かったのですが、もう丸3年経ち、平均年齢は、今ちょうど満60歳ぐらいかなと思います。

松本:『リリオ』結成の経緯をお聞かせください。
生駒:一番最初のきっかけは、2000年に開催された、「城北人権フェスティバル」という人権の催しです。その年が人権に関する節目の年で、大々的に12月に開催されました。ちょうどその頃、旭区に「旭区民センター」というとても音響のいい立派な設備を備えたホールも完成したんです。そこで、たくさんの区民が参加できるような催しを、しかも人権の催しですから、それに関連したものをということで、ベートーベンの第九が取り上げられました。シラーの詩が、人権の精神に合致しているということからです。

松本:その時は何人ぐらい集まったのですか?
生駒:小さな合唱団が区内にいくつかありますが、そうした合唱団に呼びかけたり、まるっきり口コミで個人的に集めたりしました。その時は大体150人ぐらい集まったように思います。指揮者の先生は清原浩斗(ひろと)さんといって、「1万人の第九」でも大変活躍されている先生です。

松本:生駒さんご自身は、合唱の経験があったのですか?
生駒:今は千林商店街で商売していますが、実は私、大阪音大を出ているんですよ。

松本:何を専攻していらっしゃったのですか?
生駒:声楽です。

松本:じゃあ、専門家ですね。
生駒:大阪音大の1期生なんです。

松本:1期生!バリバリですね。
生駒:ただ、そんなんで、音楽で飯は食ってないので。

松本:千林商店街では、音楽とは関係のないことをなさっているのですか?
生駒:父親の商売を継いで、額縁屋をやっています。

松本:生駒さんが大阪音大卒だということをご存じの方が、周りにいらっしゃったわけですね。
生駒:そうですね。第九を旭区でやるということで、久し振りに歌ってみようかと、のこのこ出かけていったんです。そうすると、指揮者の清原先生とも先輩、後輩ということで・・・。私の方が先輩なんですけど(笑)。そこで、どうしても関わらないといけない状態になってしまい、旭区民合唱団『リリオ』の結成にも関わりました。指揮者の先生は代わりましたが、とても熱心な立派な先生で、中塚昌昭(なかつか まさあき)先生といいます。日本テレマン協会の会員です。この方も私とは同窓です。

松本:そういう意味では、人脈も活かしながら発展していっているという感じかもしれませんね。『リリオ』の結成は、いつですか?
生駒:2003年です。とにかくこの「第九コンサート」は2002年まで、3年続けて行われました。そして、2003年4月に「第九」だけでなくもっと幅広く、いろんな曲を歌い、年間を通じて活動したい・・・と、旭区役所やコミュニティ協会の後押しを得て、この「旭区民合唱団リリオ」は結成されたんです。

松本:練習は、どのくらいのペースでされているのですか?
生駒:毎週火曜日の夜7時から9時まで2時間。ほとんど毎週やっています。

松本:定期的な発表会というのはあるのですか?
生駒:年1回11月の後半におこなっていますが、2003年、2004年、2005年と、もう3回発表会をやっています。その他に、夏に旭区で催される「ふれあいコンサート」、去年からは「大阪市民音楽祭」にも出演しています。『リリオ』という名前も、この頃は、みなさんによく知っていただいています。

松本:『リリオ』が活躍されている地元・旭区の良さを最後にアピールしていただけますか。
生駒:ざっくばらんな、庶民的な町だと思います。私は千林商店街で商売をしていますが、通っている方を眺めていると、活気がある。みんな、やる気が満々というか、そういう方が集まっている町じゃないかと思います。

松本:そういう人たちが、自分たちの商売とかをやりながら、そしてまた歌にも取り組む。だから、みなさん充実した生活を送っていらっしゃる感じがしますね。
生駒:そう思います。

松本:その代表が生駒さん。音大1期生で声楽を専攻されて、それで今、一番やりたいことをやっていらっしゃるわけですね。本業の額縁屋も、合唱団『リリオ』も、ずっと頑張って続けてください。
生駒:ありがとうございます。

藤原:旭区民合唱団『リリオ』についてのお問い合わせなどは、旭区コミュニティ協会までお願いします。


お問い合わせ/
旭区コミュニティ協会
TEL:06-6955-1307

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