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ホームページでは、生粋の大阪人、ラジオ大阪アナウンサー松本恵治が、毎回、大阪のいろいろな地域で活躍している方やその地域をご紹介します。
2006年5月20日(土)放送

  『C.C.MINATOクワイヤ』

今回は、『C.C.MINATO(シーシー・ミナト)クワイヤ』の活動をご紹介します。大阪市港区を中心に活動しているゴスペルグループです。10年ほど前の映画で「ゴスペル」が日本でもすっかりお馴染みになりましたが、それ以前は「ゴスペル」自体を知らない人のほうが多かったですよね。でも、どんな音楽かとちゃんと説明できる人は少ないですよね。では、そのあたりも含めて早速『C.C.MINATOクワイヤ』の園山献一(そのやま けんいち)さんにお話を伺います。



園山献一さん

「天保山まつり」では
トリで歌わせていただきました

港キリスト教会の
「クリスマスチャペルライブ」にて

港区民センターの
「ミナト音サーカス」にて

神戸のポルトバザールの
「クリスマス・ゴスペル3DAYS」にて



松本:ゴスペルソングというと、アフリカ系アメリカ人の方が、教会でノリノリで歌っているというイメージがありますが、どういう音楽と説明できますか?
園山さん(以下、園山・敬称略):やはりアフリカ系アメリカ人による音楽でジャズ、ロック、ブルース、ポップス…なんでも入っている曲が多いですね。

松本:やはり迫害されてきた歴史が関係しているわけですね。
園山:そうですね、ぼくらが聞いていてもすごいパワーを感じますね。

松本:『C.C.MINATOクワイヤ』のメンバーは、どんな方々ですか?
園山:元々は、港キリスト教会で「港ゴスペル教室」というのを開いていたんです。今でも開いているのですが、その中の生徒で、外に出て活動しようじゃないかというメンバーです。

松本:グループを作ろうと言い出した方がいらっしゃるのですか?
園山:教会に来ているギタリストの金本直樹(かなもと なおき)さんがゴスペルをやってみようかと言い出して、先に練習とか教えてもらってから、進めていこうという感じで始まりました。

松本:ゴスペルを教える人は、なかなかいないと思いますが。
園山:偶然、金本さんの知り合いで、門馬綾子(もんま あやこ)さんというゴスペルの先生がいらっしゃって、その人にお話をしたところ、それだったらやりましょうかということで教えていただいています。

松本:キリスト教会には、ゴスペルって合いますよね。
園山:そうですね。僕からすると、当たり前のようなことなんですけどね。

松本:当たり前ということは、園山さんご自身はクリスチャンですか?
園山:そうなんです、ぼくはクリスチャンで、父親が港キリスト教会の牧師をしています。

松本:メンバーの方は、キリスト教とは関係ないのですか?
園山:はい、関係ないですね。

松本:純粋にゴスペルを学びたい、歌いたいという方たちですか?
園山:そうですね。歌を歌いたいっていう感じですかね。

松本:ゴスペル教室の月謝はいくらですか?
園山:入会金は無料で、レッスンは月に1回です。どの週になるかは、毎回変わりますが、2時間で3000円です。

松本:『C.C.MINATOクワイヤ』の結成は、いつごろですか?
園山:3年前です。3年前に大阪21世紀協会主催で「街角コンサート」が開かれました。今でも毎年、開催されていますが、それに参加させてもらう時に、「続きまして、港キリスト教会ゴスペル教室のみなさんです」と紹介をされるのではカッコ悪いので、名前を決めようかということになり、『C.C.MINATOクワイヤ』という名前を付けました。

松本:クワイヤというのは、どういう意味ですか?
園山:クワイヤは、聖歌隊という意味です。『C.C.MINATOクワイヤ』は、「Christ Church MINATO」で「港キリスト教会聖歌隊」というのをただ短くしただけなんです。

松本:その時は、何人で歌われたのですか?
園山:その時は、いろんなところから一緒に歌いたいということで、17〜18人ぐらいで歌わせてもらいました。

松本:現在、メンバーは何人ですか?
園山:今は、常時10〜14人ぐらいですかね。多い時には、また20人近くになりますけど。

松本:メンバーの年齢や職業などは、どういう構成ですか?
園山:バラバラです。主婦がいたり、学生がいたり、さまざまです。年齢も一番下で17歳。一番上で60歳を越えていますね。うちの父親も入っていますから。

松本:いろんな人たちが、一つのことで一緒になれるっていうのはいいですよね。
園山:気持ちいいですよ。

松本:最近は、どんなところで歌っていらっしゃるのですか?
園山:呼ばれたらどこでも行きたいとは思っています。去年は、天保山まつり、大阪船員保険病院でもクリスマスに歌わせてもらいました。遠くでは神戸市垂水区のポルトバザールというところにも呼んでいただき、歌わせてもらいました。

松本:クリスマスになると、いろんなところからひっぱりだこになるのでしょうね。
園山:そうですね。あと、うちの教会で、毎年恒例のクリスマスチャペルライブというのも12月に開催しています。

松本:近々のご予定をお聞かせください。
園山:5月21日(日)に、弁天町駅近くの港区民センターでミュージックウェーブ主催の「ミナト音サーカス」というイベントがありますが、夕方6時からステージで歌わせてもらいます。
(※“ミナト音サーカス”は、すでに開催済みです。)

松本:ということは、最後の方ですか?
園山:一番最後、ラストです。

松本:ステージを盛り上げる!
園山:ちょっとプレッシャーですが、でも、できるだけ楽しもうと思っています。

松本:こういう音楽は、特に自分たちが楽しくないとね。
園山:楽しんでいただきたいんでね。

松本:最後に、「大阪のこんなところがいい!」という点をお聞きしていますが、ゴスペルと大阪というのは、相性はあっているのでしょうか?
園山:僕はぴったりだと思います。大阪の人はすごくノリが良くて、勢いがあるけど、ただそこには、自分たちが好きじゃないとっていう、こだわりがあるじゃないですか。目は厳しいけど、ノってしまえば、すごい勢いが出るみたいなね。これはゴスペルに、すごく近い面があるなと思います。

松本:ゴスペルという範疇で考えると、敷居が高そうですが、ゴスペルの持っている勢いとか、そういうのを考えると、こんなに合っているのはないという感じかもしれませんね。
園山:そうですね。

松本:大阪で、もっともっと勢いよく、楽しい歌をいろんなところで歌い続けていただきたいと思います。
園山:分かりました。頑張ります。

藤原:『C.C.MINATOクワイヤ』の活動について、もっと知りたい方は、ホームページをご覧下さい。



お問い合わせ/
港キリスト教会
TEL・FAX:06-6574-7669
http://www.pbyk1.com/ccm


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